気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

宙玉(そらたま)レンズ

2015年09月30日 | その他

2週間ほど前の暇な午後でした。長い間使うこともなかった宙玉レンズを出してみました。

数年前にネット通販で買ったプラスチック製の宙玉レンズ。レンズというよりもフィルターのようなものです。

鏡胴を自作し、ステップアップリングでタムロン SP AF90mm MACRO 1:1に取り付けて使用します。

魚眼レンズのような写りで、ゆる〜い描写がなかなか面白いです。

最近はヨドバシでも店頭に並んでいますね。

自分のカメラとレンズに合わせてチップスターの空箱の長さを調節して鏡胴を作ります。

宙玉レンズの概要です。

D700とタムロン SP AF90mm MACRO 1:1に宙玉レンズ

D700を使うのは久しぶりです。

チップスターの空箱は67mm径、タムロン SP AF90mm MACRO 1:1のフィルター径は55mmです。

ケンコーの55mm→67mmのステップアップリングで簡単装着。



こうして見るとD700も風格ががありますね。

何回か草津の水生植物公園みずの森などへ持って出かけましたが、見た目が面白くて注目の的でした。

Nikonのカメラを持った方にはタムロン SP AF90mm MACRO 1:1も一緒に貸して使ってもらったりしてました。


プラスチックの玉が真ん中に着いた宙玉レンズ。これだけのものです。

宙玉レンズの通販先のHPにチップスターの空き箱での作り方のページがあり、それを参考にして作っています。

(D700と宙玉レンズの撮影はD810 AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED)

逆さまに写りますから、現像時に180度回転させています。

もっとスッキリした円に撮れていたが、なんか歪ですね。

チップスターの蓋につけた宙玉レンズが傾いているか、筒の部分が歪んでいるのか?

一度新しい空箱で作り直してみてもいいですね。



トリミングして見ると




魚眼レンズのような写りで、電柱が湾曲して見えます



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隣の家をバックに入れて


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正方形にトリミング


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オートフォーカスで撮影ができ、通常の撮り方と全く同じです。

でもファインダーには天地が逆に見えるので、構図を決める時カメラを逆に動かさなければなりません。


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久しぶりに遊んでみました。こんな撮影もたまには面白いです。


撮影日 9月16日

宙玉レンズで撮影した機材

D700とタムロン SP AF90mm MACRO 1:1 

D700は4月にD810を購入して以来あまり使う機会がないです。

 


田上平野の彼岸花4(D810 Ai Nikkor ED 180mm F2.8S)

2015年09月29日 | 彼岸花

古いレンズを楽しんだ彼岸花の撮影。すでに畦道の彼岸花はほとんどが終わりを告げました。

今回は田上(たなかみ)平野の彼岸花の最後のアップ、Nikon D810とAi Nikkor ED 180mm F2.8Sの組み合わせです。このレンズの写りも好みです。

AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)を持ち出すのが苦になるときは、このレンズを持って出掛けるのも良いかも?と思ったりしますが、どうしてもズームレンズの便利さに負けてしまいます

しかし最近は重さが気になり、少しでも軽い機材をチョイスしたくなります。今のNikonのF1.8シリーズとF4.0シリーズは軽そうですね。

Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sも35年ほど前のレンズです。カメラを始めて間もない頃、ペンタックス2台を1年使いNikonにマウント替え。

ボディ2台と28mm、50mm、85mm、135mm、180mmと単焦点で揃え、その後AI Zoom Nikkor ED 50-300mm  f4.5Sなど。

30歳を過ぎた頃でしたが、あの頃も機材に沢山投資しました。未だにその癖が治っていないtakayanです(笑)


今年の彼岸花の最後は、Nikon D810とAi Nikkor ED 180mm F2.8Sでの撮影です。





このレンズのボケ味も素晴らしい



イナゴが判りますか?




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このような構図の場合


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ピンの位置を変えて両方撮影することが多い


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バックの白い花はニラの花


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もう見頃を少し過ぎています


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Nikon D810とAi Nikkor ED 180mm F2.8S

このレンズとAi Nikkor 135mm F2.0Sのフードは、レンズに組み込まれています。(スライドしてフードを出します)

アルミ製でねじ込み式のレンズの前蓋が良いですね。

今のプラスチック製とは質感が違います。

以前に自宅のガレージのコンクリートの床に、ウエストバッグに入れたまま落としています。

フードの一部が凹みましたが、他は異常なく今も普通うに使えてます。

ガラスのレンズと金属の鏡筒、絞りとフォーカスリングだけのシンプルな造りなればこそですね。

現在の電子部品が詰まったレンズなら致命的な損傷になるでしょうね。

 

撮影日 9月22日


これで田上(たなかみ)平野の彼岸花を終わります。

同じような写真ばかりでしたが見ていただいてありがとうございます。


田上平野の彼岸花3(D4S Ai Nikkor 85mm F1.4S)

2015年09月28日 | 彼岸花

自宅近くの彼岸花の3回目です。

今回はNikon D4SとAi Nikkor 85mm F1.4Sの組み合わせで撮影しています。

ポートレートレンズと言われる、85mm F1.4の明るいレンズです。

昔はこのレンズよりも今回は持ち出さなかった、Ai Nikkor 135mm F2.0Sのボケ味が好みで、お気に入りでした。

しかしこのレンズも開放近くでのボケ味が綺麗で、当時としては135mmF2.0と共に中望遠の最高峰でした。

ずっしりと重く、モータードライブ付きのF3とのバランスも最高でした。

35年ほど前のNikonF3はもちろんの事、現在のD4Sにもよく似合うレンズです。

同じ場所での撮影ですが、レンズやカメラによる描写の違いなどを見ていただければ嬉しいです。











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Nikon D4SとAi Nikkor 85mm F1.4S

 

撮影日 9月22日


田上平野の彼岸花2(D4S Ai Nikkor 28mm F2.8S)

2015年09月27日 | 彼岸花

前回と同じレンズのAi Nikkor 28mm F2.8Sを、カメラをD4S変えて使ってみました。

軽いこのレンズを使ってみると、何時ものズームレンズが如何に重いのかを再認識させられるようです。

少し被写体までの距離がある場合、f8位まで絞れば被写体までの距離をレンズの距離計で合わせてやればノーファインダーでOKでしょうね。

軽くて使いやすくて、最短撮影距離も短くて使い勝手が良いレンズです。


田上(たなかみ)平野の彼岸花の2回目を

今回はD4SとAi Nikkor 28mm F2.8Sの組み合わせです。









思い切りハイキーに


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D4SとAi Nikkor 28mm F2.8S

 

撮影日 9月22日

 


田上平野の彼岸花1(D810 Ai Nikkor 28mm F2.8S)

2015年09月26日 | 彼岸花

彼岸花の季節も終わりましたが、今年は桂浜園地へも出かけられませんでした。

先日の午後、自宅近くの田んぼへで撮影したものをアップします。

この日は35年くらいも前に、F3と一緒に使っていたマニュアルレンズ3本のみを持ち出しました。

今のAFレンズでも、マニュアルでピントを合わせることはよくあるのですが、絞りをレンズの絞り環で合わせる操作は久しぶり、やっぱり良いですね。

現在は絞り環のないレンズも多いので、この時代のレンズを使うのも楽しいです。

この時代のレンズも何本もあるのですが、防湿庫保管で綺麗なものです。

オートフォーカスや手振れ補正機構など、複雑な仕組みが何もないレンズですから、故障など一度もしたことがないです。

レンズ自体の剛性も高く、フードはどのレンズも金属製、プラスチックの部品など一切ありません。

少々手荒に扱っても壊れる心配はないですね。

最新のカメラにアダプターも無しでセットできて、普通に撮影できることが素晴らしい。

当然現在のデジタル専用のレンズとは画質の違いは有りますが、十分使用に耐える性能もあり今でも大切にしています。

今回持ち出したのは、Ai Nikkor 28mm F2.8S、Ai Nikkor 85mm F1.4S、Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sの3本です。



田上平野の彼岸花を機材別にアップします。

初回はD810 Ai Nikkor 28mm F2.8Sの組み合わせです。

撮影日は9月22日



このレンズの最短撮影距離は20cm、マクロレンズのようにも使えます。





錫杖さん、バックが一緒に登った笹間ヶ岳です。



右が笹間ヶ岳


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D810とAi Nikkor 28mm F2.8S

 

 


初秋の伊吹山 8(ドライブウエイ)

2015年09月24日 | 伊吹山

伊吹山の山頂や遊歩道ではほとんどススキは見かけませんが、ドライブウエイを少し下り標高が下がってくると両側にススキが目立ち始めます。

風になびくススキと、どこまでも続く青空。伊吹山ドライブウエイの秋を見つけました。

斜面の左下にススキが見えますが、この辺りでは若芽の頃に鹿等の食害にあったのか?穂の殆どがなくなっていました。


風が強くてブレていますね。

これならもっとシャッター速度を落としてみても面白かったかな。




パープルフリンジが出てますね






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ススキを撮りながら・・・ススキと夕日の名所「曽爾高原」へ久しぶりに行ってみたくなりました。

(母が夕方に帰るデイサービスでは無理、ショートステイのスケジュールとお天気次第ですね)


初秋の伊吹山シリーズを終わります。


撮影日 9月14日

カメラ D4S、D810

レンズ AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    TC-17E2


初秋の伊吹山 7(東遊歩道)

2015年09月23日 | 伊吹山

何かとバタバタして撮影に出かけられません。各地の彼岸花ももう見頃を過ぎようとしていますが、今年はどこも出かけられませんでした。

昨日の午後、近くの田んぼの彼岸花を撮りに行ってきました。

伊吹山の続きです。

前回は、東遊歩道で多く見られるサラシナショウマをまとめてアップしましたが、今日は同じ東遊歩道に咲く花々をアップします。

 

 

シロヨメナ

 

キンミズヒキ

 

ミツバフウロ

 

 


フジテンニンソウ

花の終わりが近づきハチたちも忙しく飛び回ります。




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オオマムシグサの実

もうしばらくすれば真っ赤になりますね


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ヤマアジサイが残ってました


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これもシロヨメナですね


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D300と AFS DX VR ZOOM NIKKOR 18-200mm は少し家内には重すぎるか?


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ミツバフウロ


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アキノキリンソウ

 

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シシウド


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最後はやっぱりイブキトリカブト


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撮影日 9月11日

機 材 Nikon D4S AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED+TC-17E2(1番を除くすべて)

    Nikon D810  AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED(一番のみ)

    

次回に続きます


初秋の伊吹山 6(東遊歩道)

2015年09月22日 | 蕎麦

近くを走っていると、車窓には畦道を赤く染める彼岸花が目立ちます。

昨日も良いお天気で、散歩がてらに彼岸花の撮影にでも出ようと思ってました。

しかしお昼前に娘と孫が敬老の日と言うことで、お婆ちゃんへのプレゼントを持ってやって来ました。

昼食に出かけたり、買い物に出かけたりしてあっという間に1日が終わる事に。

彼岸花の見頃は長くは続きませんが、今日ならまだ見頃が続いているかも?午後からでも散歩に出てみようか?


伊吹山の続きです。

今日は東遊歩道のサラシナショウマを集めてアップします。



この時期のサラシナショウマは色々な姿を見せてくれます。





半逆光で見るのが綺麗です




 


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撮影日 9月14日

機 材 Nikon D4S

    Nikon 810

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    TC-17E2


次回に続きます


初秋の伊吹山 5(東遊歩道)

2015年09月21日 | 伊吹山

今年になって伊吹山は3回目です。4月と7月に来た時には東遊歩道へ回らず、中央遊歩道から降りました。

夏以降の東遊歩道は、サラシナショウマとイブキトリカブトが多く見られるので今回は東遊歩道から駐車場へ戻ります。

東遊歩道での撮影枚数が一番多かったので何回かに分けてアップします。


最高のハイキング日和でした


イブキトリカブトは東遊歩道が一番多く咲いてます






稲刈りが始まり、田んぼのパッチワーク模様がきれいです



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岐阜県側。下に広がるのは農園のようですが?ずいぶん高いところを開いたようですね。


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伊吹山の上にススキは少ないです。


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眼下には伊吹山ドライブウエイが見えます


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ゴマナでしょうか?ここもアカソガ勢力を伸ばしています。


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真上からシオガマギクを撮ってみる

昨日の記事にも同じような構図がありましたね。

構図に対して固定観念が脳裏に染み付いてるのかな?

考えなしにシャッター押してると言うことか・・・


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撮影日 9月14日

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    TC-17E2


次回に続きます。



初秋の伊吹山 4(山頂付近)

2015年09月20日 | 伊吹山

西遊歩道から山頂へ登り、いつものようにここで昼食です。

伊吹山へ来る際は、名神高速の多賀SAでおにぎりやお弁当などを買ってきます。

青空と爽やかな風に吹かれながらの昼食は最高でした。ベンチに座ると汗ばんだ背中が冷たく感じるほどでした。

山頂の気温は15度くらいです。

山頂の手前


山頂に到着です


空の青が深い



ベンチに座って撮影。右側が滋賀県、左側が岐阜県です。

夏の花が咲く頃、この斜面にはオオバギボウシがたくさん咲きます。


今日は琵琶湖がよく見えます。

比良山系、沖島あたりもよく見えます。

3月にセツブンソウの撮影に来た、米原市の大久保地区はちょうどこの下あたりか?


シオガマギク


山頂ののお花畑にはシシウドが少し残るくらい


駐車場付近ではまだ見頃が続いていたイブキコアザミモも山頂ではもう枯れ始めています。


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ワレモコウ


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AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDとTC-17E2(1.7倍テレコン)の相性は良いですね。180mm になります。

ニコンはこの組み合わせではAFは不可としていますが、少し遅くなりますがAFでの撮影はできます。



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ツリガネニンジンはほとんど見かけませんでした


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リンドウ


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頂上にも害獣除けのネットフェンスが設置されています。


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いくらナノクリスタルコートのAFS NIKKOR 14-24mm F2.8G EDといえども

太陽をまともに入れればゴースト発生。これもまた良いか?

この後は東遊歩道から駐車場へ向かいます。


撮影日 9月14日

カメラ Nikon D4S・Nikon D810

レンズ AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    TC-17E2


次回に続きます