昨日の朝、夜には強い雨が降っていたのに、窓からカーテン越しに空を見上げると一面の青空でした。
こんなに良い天気なら、高島市朽木の小入(おにゅう)峠へ紅葉の様子を見に行こうと思いついた。
母をデイサービスに送り出し、9時半過ぎに出発。琵琶湖大橋から鯖街道を走り、小入峠へ向かいます。
北へ行くに従い山の上には黒い雲が広がり始める。
小入谷辺りから雨が降り始め、峠の頂上に着いた頃には、傘がなくては外へ出られないほどの雨になりました。
仕方なく車の中でおにぎりを食べ、しばらく天気の回復を待つことに・・・すると家内のスマホに着信が。
ほとんど圏外の山の中でよく繋がりました。
母のケアマネージャーさんからで、母の調子が悪いとの連絡です。
急遽予定変更、自宅に戻ることにし、細い山道を下ります。
2時間かけて自宅に着けば、空は真っ青な秋晴れ。母の具合を問い合わせすると少し良くなったとの事。
往復4時間かけて、小入峠までおにぎりを食べに行っただけの1日でした。
紅葉の見頃は近いようでした。出来ればまた来週にでもリベンジしたいと思っています。
それにしても山奥で良く電話が繋がったものです。
私のススマホは全くの圏外、同じdocomoでも機種によって違いますね。
徐々に遠出がしにくい状況になりつつあります。
大台ケ原の3回目です。今回は日出ヶ岳を後にし木道の続く正木峠の景色です。
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見頃の時期ならこの階段は真っ赤に染まったシロヤシオの紅葉トンネルです。
今回はほとんど散ってました。
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この立ち枯れの白骨木、何時まで立っている事でしょう。何時かは朽ち果てて土に戻るのでしょうね。
根元の窪みにシロヤシオが育ってます。何年か前の6月には白い花を咲かせてました。
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振り返ると先ほど登った日出ヶ岳が見えます。
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立ち枯れの数が年々少なくなっています。何年か先には笹だけの高原になるのか?
自然再生プログラムにより、新しく芽吹いた若木をネットで大切に保護しています。
笹の中に細い道が幾筋もありますが、野生の鹿が通る獣道です。
今回は珍しく野生の鹿に一度も出会いませんでした。
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かつてこの辺りはトウヒ(マツ科の常緑樹)の原生林が広がっていたそうです。
昭和36年9月26日に、紀伊半島に上陸した伊勢湾台風により、この辺りの大木はことごとく倒れてしまったそうです。
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枯れてから何年くらい経っているのでしょうね?
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今ではこの立ち枯れの白骨木も大台ケ原の見所になっていますが、殺伐とした風景はどこか物哀しいですね。
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正木峠を越え正木ケ原まではあと少し。続きは次回です。
撮影日 10月20日
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED