気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

初秋の平池 (ビラデスト今津)

2023年09月12日 | 里山散策

 

9月9日(土)、久しぶりに湖西の里山「ビラデスト今津」へ行ってきました。

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを予約した時からレンズが届いたら酒波林道から湖西線の撮り鉄をしてみたいと思ってました。

いつもの酒波林道を上って撮影場所の四阿に着くと先客が・・・バードウオッチングの方二人が三脚と立てて待機中でした。

やはり土日はバードウオッチングやキャンプに来る人が多くて、林道を通る車も多かったです。

何度も通っている場所なので、撮り鉄はまたの機会にすることにして上の平池へ行ってみることにしました。

5月末の杜若の季節には多くの人で賑わう平池も、この季節は寂しすぎるくらいの静けさで、時どき鳥の鳴き声するくらいでした。

(今年5月31日撮影の杜若の記事はこちらから)

 

キタヤマブシ(トリカブトの一種です)

1番の見頃かと思ってましたがもう終わりで、ほとんどが枯れてました。平池そばに群生してますが花が付くのが少ないです。

 

5月末頃の杜若の見頃の時期は多くのカメラマンで賑わいますが、この季節は誰一人居なくて静かな佇まいです。

肉眼では遠くてピンクの花は何か分かりませんでしたが、撮影してモニターで見るとミソハギでした。

 

 

今までここでミソハギ(禊萩)を見たことがなかったのですが、この時期には来ていなかったのかな?

以前にもキタヤマブシが咲く頃に来ているのですが。

こんな時600mmは役に立ちます。

 

 

この日は風がなくて映り込みが綺麗でした。

 

 

 

浮島が秋色に染まる頃にまた来ます。

 

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本当に風が無い日で、水鏡の風景が素晴らしかったです。

次回は箱館山の麓、酒波集落付近の蕎麦の花です。

 

撮影日 2023年9月9日

撮影地 ビラデスト今津・平池(高島市今津町深清水)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR


新緑のおにゅう峠へ 3(小入〜上根来〜遠敷)

2023年05月21日 | 里山散策

 

おにゅう峠のブナ林を散策し、今回も1昨年と同様に福井県側へ下ることにしました。

おにゅう峠の滋賀県側は小入(おにゅう)で、福井県側には遠敷(おにゅう)と漢字表記は違いますが、

読みは同じで、両方ともに「おにゅう」という地名があります。

 

1昨年に林道の途中でモミジチャルメルソウの群落を見つけたので、今回も見に行くことにしました。

その先の上根来(かみねごり)の集落の入り口には、苔むした岩がきれいな渓谷があり、

今回はそこでヒメレンゲ(マンネングサの仲間)の群落を見つけました。

 

 

中央分水嶺のブナ林で緑のシャワーをいっぱい浴びました。

 

 

1昨年と同じようにおにゅう峠から若狭小浜方面へ降ります。

 

前回に見つけたモミジチャルメルソウの群落の近くで車を止めてしばらく撮影。

谷水が流れ落ちる湿地帯に群生しています。

すご横の水が流れない場所にはモミジチャルメルソウは自生していません。

酒波林道や瓜割の滝でも自生していますが、見られるのは水際の湿地帯です。

 

 

今年もたくさん咲いてました。

 

 

 

もっと近くからマクロで撮りたかったのですが、間には谷川が流れていて向こう岸には行けない所です。

 

小浜市の上根来(かみねごり)集落の近くまで降りてきました。

 

藤がきれいに咲いています。

 

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これは桂の葉っぱかな?

 

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タニウツギは蕾でした。

 

この辺りの渓谷は苔むした岩がきれいで、少し奥まで行ってみることに。

散策路はなくて苔むした岩の上は歩き辛く、うっかりしていると滑るので注意が必要です。

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岩の上に黄色い花が群生しています。

 

マンネングサの仲間ですね。

ヒメレンゲではないかと思いますが、マンネングサとヒメレンゲの違いが分かりません??

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ヒメレンゲ (ベンケイソウ科 マンネングサ属)

ヒメレンゲはコマンネンソウともいい、関東以西の本州~九州に分布する多年草。

沢沿いの岩上などに群落を形成して生育する。

花は4月の終わり頃から5月にかけてであり、群生して開花し、渓谷を彩る。

花弁は5枚。花茎の下部から走出枝を形成し、地面に広がる。

 

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三脚を立ててスローシャッターで撮影すればよかったです。

車から岩場へ少し歩かなければならず、全て手持ちで撮影。

 

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おにゅう峠から福井県経由で帰る時には、よく若狭町の瓜割の滝へ寄るのですが、

今回はGW中でもあったので帰りの渋滞を心配し、寄らずに自宅へ向かいました。

途中で熊川宿の道の駅に寄りましたが、流石に大混雑で駐車場ではしばらく待ちました。

R303号線〜R367号線の朽木経由でしたが流れはスムーズで、渋滞に嵌ったのは琵琶湖大橋だけでした。

 

次回は古知谷阿弥陀寺の新緑と山野草です。

 

撮影日 2023年5月4日

撮影地 おにゅう峠(高島市朽木小入谷)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


新緑のおにゅう峠へ 2

2023年05月20日 | 里山散策

 

朽木能家地区で九輪草の撮影をし、おにゅう峠へ向かう途中で車を止めて昼食のおにぎりを食べながら少し休憩。

その後に林道小入谷線の針畑ルネッサンスセンター工場でいつものようにトレ休憩。

この日はお店が開いてなくて、地域の特産品を購入きませんでした。

昨年は通行止めで行けなかったおにゅう峠も、今年は道路も整備されていて走りやすかったです。

 

 

一気におにゅう峠の一番の撮影ポイントまできました。

初めてきた時にはこの場所がどこなのか迷いました。

 

ここから雲海の景色を撮ってみたいのですが、夜中から待機が必要です。

この辺りには熊もいるのでしょうね。

「三脚を立てて長時間場所を占有しないように」との注意書きがありました。

 

秋と違って通過する車は少ないです。

 

 

この撮影ポイントには2〜3台駐車できます。

2020年の秋、はりさんと一緒に来た時にはここに車が駐車できず、峠の頂上からここまで歩いてきました。

車ならすぐの所ですが、歩くとそこそこ距離があります。

帰りに車のある峠までの上りはしんどかったです。当然奥様方はこの場でお待ちでした(笑)

 

峠の頂上はもう少し先です。

 

林道のそばには鯖街道の古道が続いています。

少し昔の峠道を歩いてみました。

 

 

優しい色合いのイワカガミです。

 

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コアジサイの若葉が綺麗でした。

 

 

おにゅう峠の駐車場へ来ました。(滋賀県と福井県の県境です)

おにゅう峠の石碑があるのですが、何度も来ているので撮影するのを忘れてました(笑)

何時ものように峠の中央分水嶺に上がります。

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雨や雪解け水は、右に流れれば太平洋、左なら日本海ですね。

 

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毎回このブナに会いに来るのが楽しみです。

 

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豪雪に耐えてきた姿は逞しいです。

 

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これはハウチワカエデかな?

 

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眩しいくらいの新緑に包まれて気分爽快でした。

 

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この日は霞んでいて、若狭湾はよく見えませんでした。

 

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福井県側へ降りることにしました。

 

次回に続きます。

 

撮影日 2023年5月4日

撮影地 おにゅう峠(高島市朽木小入谷)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


新緑のおにゅう峠へ 1 (能家の九輪草)

2023年05月19日 | 里山散策

 

ゴールデンウイーク中の5月4日、今年も新緑のおにゅう峠へ出かけました。

今年は数年ぶりにコロナの規制も無くなり、ゴールデンウイークの観光地では大混雑でしたが、

高島市朽木の山奥、爽やかな新緑に包まれた鯖街道、おにゅう峠は、

数人の人に出会っただけの寂しいくらいで、ゆっくり里山の散策を楽しんで来ました。

昨年は5月7日に出かけましたが、林道小入谷線が通行止め(豪雪による倒木等による支障)で

おにゅう峠へは行けずに、生杉地区のブナの原生林の散策を楽しみました。

今年は道路状況も良くて、能家(のうげ)地区で九輪草の撮影をし、

その後おにゅう峠から福井県へ抜けるコースでドライブを楽しんできました。

 

 

 

ほとんどが空き家の過疎の集落です。

 

今年も能家地区のバス停の前のお家の九輪草を撮影させてもらいました。

毎年この家で一人暮らしのおばあちゃんに庭を見せてもらって、楽しいひと時を過ごします。

 

花が何段にも咲く九輪草ですが、咲き始めたばかりで一段目が咲いていただけでした。

 

 

 

 

 

家の近くの山裾の空き地にも咲いています。

 

山からの湧き水が流れ出て湿地になっている場所です。

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バス停横のおばあちゃんの家に咲くセイヨウジュウニヒトエ

この花も毎年撮らせてもらっています。

 

家からおばあちゃんが出てこられて、1年ぶりの再開でした。

世間話などで楽しい一時でしたが、昨年のことはすっかり忘れておられるようでした(笑)

 

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今年も綺麗に手入れされたお庭を見せてもらいました。

 

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お庭の新緑が爽やかでした。

今日の午後に息子が来て、家の雪囲いを外してくれるのだと仰ってました。

 

 

手入れされた庭にも自生の九輪草があちこちに咲いています。

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芝桜が綺麗でした。

また来年も来ますので、お元気にしていて下さいねと言ってお別れし、その後おにゅう峠へ向かいました。

 

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もう一度セイヨウジュウニヒトエを撮影。

毎年増えてきています。

 

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次回は新緑のおにゅう峠です。

 

撮影日 2023年5月4日

撮影地 高島市朽木能家地区

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖西の里山散策 (アケビの花・チゴユリ・シャガほか)

2023年05月12日 | 里山散策

 

先日発表されたNikon Z8が今日から予約開始となりました。

Nikonダイレクトで599500円、カメラのキタムラからの案内メールでは539550円でした。

実売価格が50万円切ればなんて甘い考えをしてましたが・・・・そんなに安くはなかったです(笑)

Z9の値上げが18日に実施されるので、同じ性能で小型軽量のZ8は人気機種になりそうです。

takayanには買えませんが、昔からのニコンファンとしては新しい機種、Z8での巻き返しに期待をしています。

 

今日も湖西の里山散策の続きです。

4月20日と27日に、酒波の林道からビラデスト今津で撮影した山野草や風景などを紹介します。

 

 

アケビの花

 

林道の途中で小さな花を探している時に家内が見つけてくれました。

今までは毎年酒波寺の前の川沿いのアケビを撮影してましたが、今年は別の場所で見つけました。

 

場所を忘れないようにしなければ・・・来年も楽しみです。

雄花と雌花は全く違う形です。

 

 

この季節酒波の林道沿いはシャガの花で華やかです。

 

 

じっくり見ると綺麗な色合いですね。

 

 

酒波寺の近くでは宝鐸草が咲いてました。

 

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苔の上に杉の若木が育っています。

平池への林の中で撮影。

 

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朽ちて苔むした切り株に育った杉の木。

 

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切り株の上の苔。これは花か?胞子を飛ばすためのものでしょうかね。

 

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今回の一番の目的はチゴユリの撮影でした。

 

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AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRとTC-17E2で500mmでの撮影ですが、実際にはこんなに大きな花ではないです。

 

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チゴユリも下を向いて咲くので撮りにくい花ですが、

ここでは土手の斜面に咲いているので、下から見上げるスタイルでの撮影ができ楽でした。

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道端にイチリンソウが咲いていました。

蕾の頃に家内が見つけて、来るたびに開花を楽しみにしてました。

 

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コアジサイの蕾です。

もうすぐかわいい花を咲かせてくれますね。

 

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ウスギヨウラク

ツツジの仲間ですね。これも家内が見つけてくれました。

 

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フッキソウ(富貴草)

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車で通過しようとした時に家内が「白い花が一面い咲いている」と言うので、近くに車を停めて林のなかへ。

平池近くの林の中に一面に咲いてました。

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フッキソウはツゲ科の常緑小低木。日本を含む東アジアに分布する。

山地の林内に生える植物で、以前に伊吹山で撮影したことがあり、名前はすぐに分かりました。

毎年この季節に何度も来ているのですが、今回初めて見つけました。

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ビラデスト今津から琵琶湖の風景

海津大崎、伊吹山、竹生島が一望できます。

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撮影日 2023年4月20日・27日

撮影地 酒波林道〜ビラデスト今津

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    TC-17EⅡ

    GITZO  GT2542T

 

 


湖西の里山散策 (新緑の酒波寺ともみじ池)

2023年05月10日 | 里山散策

 

先日からNikon Z9の価格改定が噂されてましたが、本日ニコンから正式に発表がありました。

ZマウントおよびFマウントのボディおよびレンズが一斉に値上げされて、Z9は10%以上の値上げでした。

希望小売価格が772,200円で、実売価格は70万円を気持ち下回り69万円後半でしょうか?

Z7ⅡやZ6Ⅱももちろん改定され、ちなみにD6は917,400円となってました!

今夜21時に発表があると思われるZ8ですが、希望売価格は?実売価格は??

Zマウントのレンズも全て値上げとなり、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sも

昨年秋に続いて2回目の値上げとなりましたが、今からZ9と大三元レンズを揃えると相当な金額ですね。

今から思うと昨年の10月に購入しておいたのは正解だったと思います。

 

さて湖西の里山散策ですが、今回は酒波寺とその近くのもみじ池の新緑です。

つい先日酒波寺の桜の撮影に行ったような気がしてますが、季節は移ろいで周囲は一面緑の世界です。

目にも優しい青モミジの風景は、爽やかで、清々しい気分にてくれますね。

 

駐車場から境内への青モミジの風景です。

 

 

紅葉も良いですが、この季節の緑一色の風景も素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

この時はもみじの花がいっぱい付いてましたが、今頃は竹トンボのような種が出来ているのでしょうね。

 

朱色の大門が緑に映えて綺麗です。

 

本堂への石段も緑に包まれています。

 

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江戸彼岸の古木「行基桜」も緑一色です。

 

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石段から振り向けばこの風景。

 

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マツバウンランがあちこちに咲いています。

 

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駐車場へ戻る際にもう一度青モミジを撮影。

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駐車場のそばにある桐の大木は花の見頃でした。

 

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酒波寺から少し林道を上ったところにあるモミジ池です。

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紅葉の季節にはカメラマンに人気のもみじ池ですが、緑のリフレクションも素晴らしいです。

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今はこの木道は老朽化して歩くことはできません。

 

記事を書いているうちにニコンからZ8の正式発表がありました。26日発売のようです。

Z9とほぼ同じ性能で実売価格が50万円切れば??それなら人気が出るでしょうね。

 

 

撮影日 2023年4月27日

撮影地 酒波寺・もみじ池(滋賀県高島市今津町酒波)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖西の里山散策 トキワイカリソウ・オオイワカガミ

2023年05月09日 | 里山散策

 

長いGWも終わり、各地の観光地も少しは静かになったことでしょうね。

5月4日には観光地を避け福井県境のおにゅう峠へ新緑ドライブ、帰りは小浜を回って来ました。

また先月の28日に沙沙貴神社のなんじゃもんじゃを見に行きましたが、少し見頃には早すぎて、

昨日(5月8日)の午後に再訪しましたが、今度は少し遅すぎました(笑)

少し散り始めてましたがまだまだ見頃は続いていて、雪を被ったような真っ白な姿を楽しむことができました。

それらの様子はまた後日に紹介しようと思います。

 

今日も湖西の里山の山野草などの紹介で、4月11日と20日に撮影したトキワイカリソウとオオイワカガミなどです。

イカリソウやオオイワカガミも湖西の里山で楽しみにしている山野草です。

 

 

まず最初はトキワイカリソウです。

 

 

今年はトキワイカリソウの花が少なくて、毎年撮影している酒波林道周辺の群生地でも数が少なかったです。

 

葉っぱが出ているのに花がついていないイカリソウも多かったです。

 

 

イカリソウの花も不思議な姿をしています。

 

ユンケル黄帝液にもイカリソウの成分が含まれているそうです。

昔から手足の冷え症や、冷えから来る腰痛症、精力増強等の効能が知られている生薬です。

 

 

 

 

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ここからはオオイワカガミです。

イワウチワよりも少し見ごろが遅くて、10日くらい見ごろが遅れます。

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酒波林道沿いやビラデスト今津のあちこちに多く群生しています。

この花も毎年湖西の里山で楽しみにしている花の一つです。

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色の濃い個体や淡いピンク色などがあり、シロバナもあるそうですが、まだ見たことがありません。

一度白いイワカガミを撮影してみたいものです。

 

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この花もユニークな姿で、本当に可愛いです。

俯いて咲くので、少し高いところに咲いている花を下から撮影するのが一番撮りやすいです。

 

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この花を初めて撮影したのは、日野の石楠花渓を散策した時でした。

あの頃はまだ里山を歩くことも余りなかった頃で、もう随分昔のことです。

 

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この花の撮影もAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを使いますが、

どちらかと言うと、少し離れた位置から見上げたスタイルで撮影することが多くて、

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの方が使い勝手が良いです。

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ウリハダカエデ

樹皮が瓜の表面によく似ていることから付けられた名前です。

「瓜肌楓」 漢字で書くと良く分かりますね。

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花の根元に赤い部分があり、この時期は緑の葉との対比が綺麗でよく目立ちます。

 

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秋にははが真っ赤に紅葉します。

 

撮影日 2023年4月11日・20日

撮影地 酒波林道〜ビラデスト今津周辺(高島市今津町酒波〜今津町深清水)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖西の里山散策 (4月11日) キケマン・エンレイソウほか

2023年05月07日 | 里山散策

 

4月5日に続いて11日にも湖西(高島市今津)の里山、酒波の集落からビラデスト今津周辺へ出かけました。

今年は特に頻繁に通っていて3月末から4月にかけて6〜7回出かけました。

この季節は1週間経過すると木々の芽吹きや咲く花々など、里山の景観は大きく変化し、

その度に新しい発見ができて撮影も楽しいです。

毎回相当な枚数を撮影し、全て現像と編集と整理をして保存しているのでPCでの作業も捗らず、

ブログで紹介するのが撮影日から相当遅れてしまっています。

速報的な記事にはならないことが多いのですが、これからも撮りためた写真の中から順に紹介して行こうと思います。

今回は4月11日の酒波林道からビラデスト今津の平池周辺で撮影した山野草です。

 

平池の杜若群生地の様子です。

毎年通っていますが、近年は開花が少しずつ早くなり、今月末くらいから見頃を迎えると思います。

 

 

平池周辺の林の中にはミヤマカタバミが多く咲きます。

白が多いのですが淡いピンク色も咲いています。

 

 

 

 

 

 

林の中にエンレイソウが咲いてました。

 

 

 

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バイケイソウが瑞々しいです。

 

平池の奥にある淡海湖あたりで工事が行われていて、数年間行っていなかったのですが、

この春から通行止めもなくなっていたので、久しぶりに車で淡海湖まで行こうとしたのですが・・・

大きな山桜が倒れて道路を塞いでいて通ることができず、Uターンする場所もなくて広いところまで延々バック(汗)

淡海湖の紅葉風景は綺麗ですので、またこの秋には行ってみようかと思っています。

 

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キケマン

平池から淡海湖への途中に咲いてました。

 

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平池の奥側の山裾にもイワウチワが咲きます

初めてイワウチワを撮影した場所で、あの頃は撮影のために急な斜面を登ってましたが今はもう無理です。

元気なつもりでもやっぱり足腰も弱ってきているので、怪我をするような無茶はできません。

 

このイワウチワは山裾の近いところに咲いてました。

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キクザキイチゲ

ビラデスト今津の管理事務所の近くで見つけました。

 

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帰りに酒波寺の近くで撮影。

 

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ハルトラノオ

 

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これは??ホクリクネコノメソウでしょうか?

 

サンインシロガネソウ

いつもの林道脇でこの日も可愛い花を咲かせてました。

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これはクレソンの花ですね。

この周辺の水辺にはクレソン(オランダガラシ)も多く見かけます。

 

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クロモジの花。

この季節はビラデスト今津周辺で多く見かけます。

 

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撮影日 2023年4月11日

撮影地 酒波林道〜ビラデスト今津

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    ZFⅡ(マウントアダプター)


湖西の里山散策 (4月5日)イワウチワ・バイカオウレンほか

2023年05月06日 | 里山散策

 

すでに今年も湖西の里山に何度も通って、酒波の林道脇やビラデスト今津周辺で山野草などの撮影をしています。

今日の山野草は、5月1日にアップした石楠花と同じ4月5日に撮影した花々です。

今年は石楠花も本当にに早い開花でしたが、イワウチワなどの小さな花々も例年よりもは早かったです。

今日は撮りためてきた里山の山野草の中から、イワウチワ、バイカオウレン、モミジチャルメルソウをアップします。

 

 

 

イワウチワはビラデスト今津の何ヶ所かで撮影しています。

 

 

 

白花のイワウチワが咲く場所を数年前に見つけましたが、一輪も咲かない年もあります。

ピンク色のイワウチワと同じ場所に咲いてるのですが、花が咲かなくても葉っぱの色で見分けがつきます。

白花のイワウチワも何株もありましたが、今年咲いていたのは一輪だけでした。

 

 

 

バイカオウレン

栗東自然観察の森では3月初旬に見頃だったバイカオウレンですが、

ビラデスト今津では1ヶ月ほど遅くて4月5日で見頃を迎えてました。

昨年は4月18日に石楠花やバイカオウレン、イワウチワなどの撮影をしているので、

今年は可愛い山野草の開花も例年よりも相当早かったようです。

 

 

 

 

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モミジチャルメルソ(酒波林道の道端で撮影)

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準絶滅危惧(環境省のレッドリスト)に指定されていますが、5月4日におにゅう峠から福井県小浜への

林道の途中で、水が流れ落ちる岩場に群生しているのを撮影しました。

 

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撮影日 2023年4月5日

撮影地 酒波林道・ビラデスト今津

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


湖西の里山散策 (2023年3月27日) (ニリンソウ・スミレサイシン)

2023年05月02日 | 里山散策

 

2023年の桜シリーズを長く綴ってきて、前回からこの春に撮りためた湖西の里山の花々を紹介しています。

今回は3月27日、湖西の各地のエドヒガンザクラを巡った後に訪ねた酒波寺周辺の山野草です。

毎年よりもだいぶ早い時期でしたが、酒波寺の前を流れる境川の岸にはニリンソウが見頃を迎えてました。

酒波林道脇の林の中ではスミレサイシンが一面に咲き誇り、そのそばにはサンインシロカネソウやモミジチャルメルソウも。

どの花も腰痛持ちのtakayanには辛い撮影スタイルを強いられますが、可愛い花々に夢中になった午後でした。

今日はニリンソウとスミレサイシンの紹介です。

 

湖西の里山へ通い始めて長いのですが、境川の岸に咲くニリンソウには全く気づいていませんでした。

数年前に酒波寺の駐車場から帰る際に、家内が「白い花がたくさん咲いているよ」と言うので、

車を近くに停めてそばへ行くとニリンソウの群生があちこちに広がっていたのです。

それからは毎年この季節にはここのニリンソウの撮影を楽しみにしています。

 

 

エドヒガンザクラを目当てに3月末に来たついででしたが、今年は色々な花の開花が早くて、

ここのニリンソウも3月27日ですでに見頃を迎えてました。

 

 

 

 

 

ここにはイチリンソウも咲くのですが、咲き始めで数輪が咲いていただけでした。

 

真っ白が多いのですが、ピンク色が混じったニリンソウも多いです。

 

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この日以降に何度となくこのあたりに来てますが、27日に来た時には

スギナなどが背を伸ばして緑一色の風景になっていました。

 

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ここからは林道の脇の杉林の中にさくスミレサイシンです。

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一面に群生していて、撮影時に踏まないように細心の注意を払いながら歩きました。

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日本の固有種。北海道南西部、本州(山口県までの日本海側)、北日本では太平洋側にも、四国(徳島県)に分布する

日本海側の多雪地帯に生育する代表的なスミレ

主にあまり標高が高くない山地の半日陰の湿り気のある落葉樹林下に生育する。(wikipedia)

 

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奈良からこのスミレサイシンを撮りに来たという女性カメラマンと一緒に撮影しました。

マクロ撮影用に膝を付くためのマットを用意されていて、後に側溝脇の山陰白金草の撮影時に貸してもらいました。

何時もこのように寝そべって撮影しているので、

倒れていると間違われて「大丈夫ですか?」と声を掛けられることがあるとおっしゃってました(笑)

takayanと同じようにマクロ撮影時にはファインダーを覗かないと撮りにくいとのことで、

撮影スタイルはどうしても地面スレスレの状況になります。

 

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サンインシロガネソウと共にスミレサイシンも日本海側に咲く花です。

この辺りは一山越えれば福井県、日本海側と同じ自然環境なんでしょうね。

 

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落葉樹林の湿地に咲くとのことですが、ここでは杉林の中に咲いています。

杉林は植林によるもので、元々は違う自然環境だったのでしょうかね?

 

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撮影日 2023年3月27日

撮影地 酒波寺周辺(高島市今津町酒波)

機 材 Nikon Z9

    FTZⅡ(マウントアダプター)

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR