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気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

湖西の里山散策 1 山陰白金草他

2024年05月19日 | 里山散策

 

今年の春も4月早々から何度も湖西の里山(高島市今津町)へ出かけています。

桜を追いかけてあちこちへ出かけ、ブログでは色々と各地の桜や旅先の風景等をアップしてきましたが、

その間にも湖西の酒波〜ビラデスト今津までの里山で、多くの花々を撮影してきています。

今日からしばらくこの春に撮りためてきた湖西(琵琶湖の西岸)の里山の山野草や、日本石楠花などを紹介していこうと思っています。

 

酒波寺の前を流れる境川の土手に咲く二輪草です。(4月4日撮影)

 

今年も綺麗に咲いてくれました。

 

 

 

同じ境川の川辺に毎年咲いているアケビの花です。

 

 

 

モミジチャルメルソウ(準絶滅危惧種)

もみじ池から少し上ったところで今年も咲いてました。

 

変わった姿の花ですね。

先日(5月17日)におにゅう峠から小浜へ抜けるドライブに出かけました。

昨年も撮影した遠敷川の源流域のモミジチャルメルソウはすでに花が終わりを迎えてました。

 

 

ここからは4月11日の撮影分です。

 

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山陰白金草(サンインシロカネソウ)です。(キンポウゲ科)

 

今年は昨年までとは違う場所で撮影しました。

小さくて可愛い山野草ですが、貴重な山野草ですので、大切に保護したいですね。

 

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本州福

 

井県以西からの日本海側に分布するキンポウゲ科の多年草です。

山奥の水がしみ出したような谷間、温帯域の渓谷 などに生育し、草丈は8~15cm弱です。 花径は1㎝弱の大変小さな花です。

 

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今年は全く違う場所での撮影ですが、場所は伏せておきます。

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これはクレソンの花ですね。(別名オランダミズガラシ)

林道の道路脇の溝でも多くのクレソンを見かけます。

 

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ヘビイチゲの花に来たアブか?ハエの仲間?

 

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ハルトラノオ

 

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ピンク系のヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)

キケマンと同じ仲間のようです。

 

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淡い紫色

 

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これはどこでもよく見るカキドオシ(シソ科)

 

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キケマン(ケシ科キケマン属)

 

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撮影日 2024年4月4日・11日

撮影地 湖西の里山(高島市今津町)

機 材 Nikon Z9

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


びわこ文化公園散策 2

2024年02月12日 | 里山散策

(鈴懸の実)

 

大津市瀬田の丘陵にあるびわこ文化公園(文化ゾーン)の散策の続きです。

この日は野鳥狙いで、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR1本だけでの撮影でした。

全く野鳥の姿も確認できず、園内を歩きながら梅の花などを撮影してきました。

前回は園内で咲き始めた梅をアップしましたが、今回は冬枯れの紫陽花や咲き始めの三椏などを紹介します。

 

枯れたこの季節の紫陽花も絵になります。

 

この時期の紫陽花の姿が大好きで、見かければ必ずカメラを向けています。

 

三椏が咲き始めてました。

 

少し黄色い色が見え始めています。

 

この付近には雪割一華も少し植えられているのですが、今はまだ蕾も見えませんでした。

 

昨年の秋には綺麗な黄色い花を咲かせていた石蕗も今はこんな姿です。

 

(昨年の11月14日撮影の石蕗)

 

遠くの枝に居たツグミ

 

この日撮れた鳥はこのツグミだけでした(笑)

(遠かったので大幅にトリミング)

 

熟した柿にメジロでもが来るかも?と期待しましたが全く姿なし。

 

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センリョウとマンリョウ

 

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この季節の主役は山茶花ですね。

 

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鈴懸(プラタナス)の実

 

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中央の実にピンを合わせたつもりが、左の実のあってました(笑)

 

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よく手入れされた竹林

 

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地中にはもう筍の赤ちゃんが育っているのでしょうね。

 

撮影日 2024年2月2日

撮影地 びわこ文化公園(大津市瀬田南大萱町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR(一脚使用)


湖西の山里 (箱館山山麓の蕎麦畑ほか)

2023年11月04日 | 里山散策

 

11月に入り今年もあと2ヶ月ほどとなりました。本当に1年が早く感じられる今日この頃です。

1日の夜から息子夫婦と強行スケジュールで、日本国道最高地点(標高2172m)の渋峠から白馬村、蓼科湖、御射鹿池へ撮影に出かけました。

もちろん運転は息子夫婦で、私たちはゆったり寝ながららのドライブでした。

深夜の長距離ドライブから翌日の夕方までの撮影と長距離の移動で、息子夫婦は疲労困憊。我が家で一晩休んで翌日の朝に帰りました。

早朝の渋峠、大出公園、白馬マウンテンハーバー、蓼科湖を回って最後は夕刻の御射鹿池。

良い天気に恵まれて、素晴らしい秋の風景に出会えた撮影旅でした。

現像・編集を昨日から始めましたが、整理が出来次第紹介しようと思っています。

(この記事の最後に2枚予告で貼っておきます)

 

さてそんなことでしばらくブログの更新が出来ていませんでしたが、今回は10月17日の湖西の里山の風景です。

洛北大原・古知谷阿弥陀寺で大文字草の撮影の後、鯖街道を北へ走っていつもの湖西の里山へ向かいました。

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを購入した時から、一度ビラデスト今津へ続く酒波林道から湖西線の撮り鉄をしてみたいと思っていて

何時も休憩する琵琶湖が望める東屋へ。

サンダーバードの上下2列車を撮影後に、林道を下って箱館山山麓の田んぼでそばの花の撮影を楽しみました。

 

まず下りのサンダーバード

やはり距離があるので600mmでも短いくらいです。

 

マキノ駅で上り普通列車と離合

 

マキノ駅を通過したサンダーバード

 

上りの普通列車

 

上りのサンダーバードがマキノ駅を通過

 

やはり湖西線なら琵琶湖をバックに入れようと上りは縦構図で撮影。

 

海津大崎の桜並木も見えます。

 

琵琶湖伝統漁法の「魞(えり)」が見えます。

 

 

上下2本のサンダーバードの撮り鉄で500枚近く撮影しました。

低速での連連写ですが、高速連写なら1000枚は超えたでしょうね。

同じような写真の大量生産です(笑)

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撮り鉄を終えて酒波林道を下って酒波寺の手前の「もみじ池」に来ました。

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まだまだ色付きには早い時期ですが、映り込みが綺麗でした。

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酒波の集落あたりの箱館山山麓の田んぼではこの時期はそばの花が見頃を迎えます。

12月から3ヶ月のみの営業の箱館蕎麦「鴫野」、今年も楽しみです。

 

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ススキとそばの花のコラボ。秋らしい風景です。

 

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蕎麦畑の傍に立つ弥勒堂跡の石塔

 

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酒波の集落へと続く農道

まっすぐな農道は近年の圃場整備によりできたものでしょうね。

 

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箱館山

 

撮影日 2023年10月17日

撮影地 高島市今津町酒波・日置前

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

 

11月2日の撮影旅の予告です。

まだまだ現像・編集作業が進んでいませんが、整理出来次第アップします。

 

早朝の渋峠

 

夕刻の御射鹿池

 

 

 


初秋の平池 (ビラデスト今津)

2023年09月12日 | 里山散策

 

9月9日(土)、久しぶりに湖西の里山「ビラデスト今津」へ行ってきました。

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを予約した時からレンズが届いたら酒波林道から湖西線の撮り鉄をしてみたいと思ってました。

いつもの酒波林道を上って撮影場所の四阿に着くと先客が・・・バードウオッチングの方二人が三脚と立てて待機中でした。

やはり土日はバードウオッチングやキャンプに来る人が多くて、林道を通る車も多かったです。

何度も通っている場所なので、撮り鉄はまたの機会にすることにして上の平池へ行ってみることにしました。

5月末の杜若の季節には多くの人で賑わう平池も、この季節は寂しすぎるくらいの静けさで、時どき鳥の鳴き声するくらいでした。

(今年5月31日撮影の杜若の記事はこちらから)

 

キタヤマブシ(トリカブトの一種です)

1番の見頃かと思ってましたがもう終わりで、ほとんどが枯れてました。平池そばに群生してますが花が付くのが少ないです。

 

5月末頃の杜若の見頃の時期は多くのカメラマンで賑わいますが、この季節は誰一人居なくて静かな佇まいです。

肉眼では遠くてピンクの花は何か分かりませんでしたが、撮影してモニターで見るとミソハギでした。

 

 

今までここでミソハギ(禊萩)を見たことがなかったのですが、この時期には来ていなかったのかな?

以前にもキタヤマブシが咲く頃に来ているのですが。

こんな時600mmは役に立ちます。

 

 

この日は風がなくて映り込みが綺麗でした。

 

 

 

浮島が秋色に染まる頃にまた来ます。

 

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本当に風が無い日で、水鏡の風景が素晴らしかったです。

次回は箱館山の麓、酒波集落付近の蕎麦の花です。

 

撮影日 2023年9月9日

撮影地 ビラデスト今津・平池(高島市今津町深清水)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR


新緑のおにゅう峠へ 3(小入〜上根来〜遠敷)

2023年05月21日 | 里山散策

 

おにゅう峠のブナ林を散策し、今回も1昨年と同様に福井県側へ下ることにしました。

おにゅう峠の滋賀県側は小入(おにゅう)で、福井県側には遠敷(おにゅう)と漢字表記は違いますが、

読みは同じで、両方ともに「おにゅう」という地名があります。

 

1昨年に林道の途中でモミジチャルメルソウの群落を見つけたので、今回も見に行くことにしました。

その先の上根来(かみねごり)の集落の入り口には、苔むした岩がきれいな渓谷があり、

今回はそこでヒメレンゲ(マンネングサの仲間)の群落を見つけました。

 

 

中央分水嶺のブナ林で緑のシャワーをいっぱい浴びました。

 

 

1昨年と同じようにおにゅう峠から若狭小浜方面へ降ります。

 

前回に見つけたモミジチャルメルソウの群落の近くで車を止めてしばらく撮影。

谷水が流れ落ちる湿地帯に群生しています。

すご横の水が流れない場所にはモミジチャルメルソウは自生していません。

酒波林道や瓜割の滝でも自生していますが、見られるのは水際の湿地帯です。

 

 

今年もたくさん咲いてました。

 

 

 

もっと近くからマクロで撮りたかったのですが、間には谷川が流れていて向こう岸には行けない所です。

 

小浜市の上根来(かみねごり)集落の近くまで降りてきました。

 

藤がきれいに咲いています。

 

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これは桂の葉っぱかな?

 

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タニウツギは蕾でした。

 

この辺りの渓谷は苔むした岩がきれいで、少し奥まで行ってみることに。

散策路はなくて苔むした岩の上は歩き辛く、うっかりしていると滑るので注意が必要です。

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岩の上に黄色い花が群生しています。

 

マンネングサの仲間ですね。

ヒメレンゲではないかと思いますが、マンネングサとヒメレンゲの違いが分かりません??

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ヒメレンゲ (ベンケイソウ科 マンネングサ属)

ヒメレンゲはコマンネンソウともいい、関東以西の本州~九州に分布する多年草。

沢沿いの岩上などに群落を形成して生育する。

花は4月の終わり頃から5月にかけてであり、群生して開花し、渓谷を彩る。

花弁は5枚。花茎の下部から走出枝を形成し、地面に広がる。

 

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三脚を立ててスローシャッターで撮影すればよかったです。

車から岩場へ少し歩かなければならず、全て手持ちで撮影。

 

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おにゅう峠から福井県経由で帰る時には、よく若狭町の瓜割の滝へ寄るのですが、

今回はGW中でもあったので帰りの渋滞を心配し、寄らずに自宅へ向かいました。

途中で熊川宿の道の駅に寄りましたが、流石に大混雑で駐車場ではしばらく待ちました。

R303号線〜R367号線の朽木経由でしたが流れはスムーズで、渋滞に嵌ったのは琵琶湖大橋だけでした。

 

次回は古知谷阿弥陀寺の新緑と山野草です。

 

撮影日 2023年5月4日

撮影地 おにゅう峠(高島市朽木小入谷)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


新緑のおにゅう峠へ 2

2023年05月20日 | 里山散策

 

朽木能家地区で九輪草の撮影をし、おにゅう峠へ向かう途中で車を止めて昼食のおにぎりを食べながら少し休憩。

その後に林道小入谷線の針畑ルネッサンスセンター工場でいつものようにトレ休憩。

この日はお店が開いてなくて、地域の特産品を購入きませんでした。

昨年は通行止めで行けなかったおにゅう峠も、今年は道路も整備されていて走りやすかったです。

 

 

一気におにゅう峠の一番の撮影ポイントまできました。

初めてきた時にはこの場所がどこなのか迷いました。

 

ここから雲海の景色を撮ってみたいのですが、夜中から待機が必要です。

この辺りには熊もいるのでしょうね。

「三脚を立てて長時間場所を占有しないように」との注意書きがありました。

 

秋と違って通過する車は少ないです。

 

 

この撮影ポイントには2〜3台駐車できます。

2020年の秋、はりさんと一緒に来た時にはここに車が駐車できず、峠の頂上からここまで歩いてきました。

車ならすぐの所ですが、歩くとそこそこ距離があります。

帰りに車のある峠までの上りはしんどかったです。当然奥様方はこの場でお待ちでした(笑)

 

峠の頂上はもう少し先です。

 

林道のそばには鯖街道の古道が続いています。

少し昔の峠道を歩いてみました。

 

 

優しい色合いのイワカガミです。

 

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コアジサイの若葉が綺麗でした。

 

 

おにゅう峠の駐車場へ来ました。(滋賀県と福井県の県境です)

おにゅう峠の石碑があるのですが、何度も来ているので撮影するのを忘れてました(笑)

何時ものように峠の中央分水嶺に上がります。

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雨や雪解け水は、右に流れれば太平洋、左なら日本海ですね。

 

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毎回このブナに会いに来るのが楽しみです。

 

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豪雪に耐えてきた姿は逞しいです。

 

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これはハウチワカエデかな?

 

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眩しいくらいの新緑に包まれて気分爽快でした。

 

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この日は霞んでいて、若狭湾はよく見えませんでした。

 

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福井県側へ降りることにしました。

 

次回に続きます。

 

撮影日 2023年5月4日

撮影地 おにゅう峠(高島市朽木小入谷)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


新緑のおにゅう峠へ 1 (能家の九輪草)

2023年05月19日 | 里山散策

 

ゴールデンウイーク中の5月4日、今年も新緑のおにゅう峠へ出かけました。

今年は数年ぶりにコロナの規制も無くなり、ゴールデンウイークの観光地では大混雑でしたが、

高島市朽木の山奥、爽やかな新緑に包まれた鯖街道、おにゅう峠は、

数人の人に出会っただけの寂しいくらいで、ゆっくり里山の散策を楽しんで来ました。

昨年は5月7日に出かけましたが、林道小入谷線が通行止め(豪雪による倒木等による支障)で

おにゅう峠へは行けずに、生杉地区のブナの原生林の散策を楽しみました。

今年は道路状況も良くて、能家(のうげ)地区で九輪草の撮影をし、

その後おにゅう峠から福井県へ抜けるコースでドライブを楽しんできました。

 

 

 

ほとんどが空き家の過疎の集落です。

 

今年も能家地区のバス停の前のお家の九輪草を撮影させてもらいました。

毎年この家で一人暮らしのおばあちゃんに庭を見せてもらって、楽しいひと時を過ごします。

 

花が何段にも咲く九輪草ですが、咲き始めたばかりで一段目が咲いていただけでした。

 

 

 

 

 

家の近くの山裾の空き地にも咲いています。

 

山からの湧き水が流れ出て湿地になっている場所です。

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バス停横のおばあちゃんの家に咲くセイヨウジュウニヒトエ

この花も毎年撮らせてもらっています。

 

家からおばあちゃんが出てこられて、1年ぶりの再開でした。

世間話などで楽しい一時でしたが、昨年のことはすっかり忘れておられるようでした(笑)

 

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今年も綺麗に手入れされたお庭を見せてもらいました。

 

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お庭の新緑が爽やかでした。

今日の午後に息子が来て、家の雪囲いを外してくれるのだと仰ってました。

 

 

手入れされた庭にも自生の九輪草があちこちに咲いています。

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芝桜が綺麗でした。

また来年も来ますので、お元気にしていて下さいねと言ってお別れし、その後おにゅう峠へ向かいました。

 

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もう一度セイヨウジュウニヒトエを撮影。

毎年増えてきています。

 

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次回は新緑のおにゅう峠です。

 

撮影日 2023年5月4日

撮影地 高島市朽木能家地区

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖西の里山散策 (アケビの花・チゴユリ・シャガほか)

2023年05月12日 | 里山散策

 

先日発表されたNikon Z8が今日から予約開始となりました。

Nikonダイレクトで599500円、カメラのキタムラからの案内メールでは539550円でした。

実売価格が50万円切ればなんて甘い考えをしてましたが・・・・そんなに安くはなかったです(笑)

Z9の値上げが18日に実施されるので、同じ性能で小型軽量のZ8は人気機種になりそうです。

takayanには買えませんが、昔からのニコンファンとしては新しい機種、Z8での巻き返しに期待をしています。

 

今日も湖西の里山散策の続きです。

4月20日と27日に、酒波の林道からビラデスト今津で撮影した山野草や風景などを紹介します。

 

 

アケビの花

 

林道の途中で小さな花を探している時に家内が見つけてくれました。

今までは毎年酒波寺の前の川沿いのアケビを撮影してましたが、今年は別の場所で見つけました。

 

場所を忘れないようにしなければ・・・来年も楽しみです。

雄花と雌花は全く違う形です。

 

 

この季節酒波の林道沿いはシャガの花で華やかです。

 

 

じっくり見ると綺麗な色合いですね。

 

 

酒波寺の近くでは宝鐸草が咲いてました。

 

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苔の上に杉の若木が育っています。

平池への林の中で撮影。

 

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朽ちて苔むした切り株に育った杉の木。

 

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切り株の上の苔。これは花か?胞子を飛ばすためのものでしょうかね。

 

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今回の一番の目的はチゴユリの撮影でした。

 

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AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRとTC-17E2で500mmでの撮影ですが、実際にはこんなに大きな花ではないです。

 

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チゴユリも下を向いて咲くので撮りにくい花ですが、

ここでは土手の斜面に咲いているので、下から見上げるスタイルでの撮影ができ楽でした。

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道端にイチリンソウが咲いていました。

蕾の頃に家内が見つけて、来るたびに開花を楽しみにしてました。

 

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コアジサイの蕾です。

もうすぐかわいい花を咲かせてくれますね。

 

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ウスギヨウラク

ツツジの仲間ですね。これも家内が見つけてくれました。

 

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フッキソウ(富貴草)

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車で通過しようとした時に家内が「白い花が一面い咲いている」と言うので、近くに車を停めて林のなかへ。

平池近くの林の中に一面に咲いてました。

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フッキソウはツゲ科の常緑小低木。日本を含む東アジアに分布する。

山地の林内に生える植物で、以前に伊吹山で撮影したことがあり、名前はすぐに分かりました。

毎年この季節に何度も来ているのですが、今回初めて見つけました。

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ビラデスト今津から琵琶湖の風景

海津大崎、伊吹山、竹生島が一望できます。

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撮影日 2023年4月20日・27日

撮影地 酒波林道〜ビラデスト今津

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    TC-17EⅡ

    GITZO  GT2542T

 

 


湖西の里山散策 (新緑の酒波寺ともみじ池)

2023年05月10日 | 里山散策

 

先日からNikon Z9の価格改定が噂されてましたが、本日ニコンから正式に発表がありました。

ZマウントおよびFマウントのボディおよびレンズが一斉に値上げされて、Z9は10%以上の値上げでした。

希望小売価格が772,200円で、実売価格は70万円を気持ち下回り69万円後半でしょうか?

Z7ⅡやZ6Ⅱももちろん改定され、ちなみにD6は917,400円となってました!

今夜21時に発表があると思われるZ8ですが、希望売価格は?実売価格は??

Zマウントのレンズも全て値上げとなり、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sも

昨年秋に続いて2回目の値上げとなりましたが、今からZ9と大三元レンズを揃えると相当な金額ですね。

今から思うと昨年の10月に購入しておいたのは正解だったと思います。

 

さて湖西の里山散策ですが、今回は酒波寺とその近くのもみじ池の新緑です。

つい先日酒波寺の桜の撮影に行ったような気がしてますが、季節は移ろいで周囲は一面緑の世界です。

目にも優しい青モミジの風景は、爽やかで、清々しい気分にてくれますね。

 

駐車場から境内への青モミジの風景です。

 

 

紅葉も良いですが、この季節の緑一色の風景も素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

この時はもみじの花がいっぱい付いてましたが、今頃は竹トンボのような種が出来ているのでしょうね。

 

朱色の大門が緑に映えて綺麗です。

 

本堂への石段も緑に包まれています。

 

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江戸彼岸の古木「行基桜」も緑一色です。

 

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石段から振り向けばこの風景。

 

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マツバウンランがあちこちに咲いています。

 

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駐車場へ戻る際にもう一度青モミジを撮影。

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駐車場のそばにある桐の大木は花の見頃でした。

 

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酒波寺から少し林道を上ったところにあるモミジ池です。

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紅葉の季節にはカメラマンに人気のもみじ池ですが、緑のリフレクションも素晴らしいです。

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今はこの木道は老朽化して歩くことはできません。

 

記事を書いているうちにニコンからZ8の正式発表がありました。26日発売のようです。

Z9とほぼ同じ性能で実売価格が50万円切れば??それなら人気が出るでしょうね。

 

 

撮影日 2023年4月27日

撮影地 酒波寺・もみじ池(滋賀県高島市今津町酒波)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖西の里山散策 トキワイカリソウ・オオイワカガミ

2023年05月09日 | 里山散策

 

長いGWも終わり、各地の観光地も少しは静かになったことでしょうね。

5月4日には観光地を避け福井県境のおにゅう峠へ新緑ドライブ、帰りは小浜を回って来ました。

また先月の28日に沙沙貴神社のなんじゃもんじゃを見に行きましたが、少し見頃には早すぎて、

昨日(5月8日)の午後に再訪しましたが、今度は少し遅すぎました(笑)

少し散り始めてましたがまだまだ見頃は続いていて、雪を被ったような真っ白な姿を楽しむことができました。

それらの様子はまた後日に紹介しようと思います。

 

今日も湖西の里山の山野草などの紹介で、4月11日と20日に撮影したトキワイカリソウとオオイワカガミなどです。

イカリソウやオオイワカガミも湖西の里山で楽しみにしている山野草です。

 

 

まず最初はトキワイカリソウです。

 

 

今年はトキワイカリソウの花が少なくて、毎年撮影している酒波林道周辺の群生地でも数が少なかったです。

 

葉っぱが出ているのに花がついていないイカリソウも多かったです。

 

 

イカリソウの花も不思議な姿をしています。

 

ユンケル黄帝液にもイカリソウの成分が含まれているそうです。

昔から手足の冷え症や、冷えから来る腰痛症、精力増強等の効能が知られている生薬です。

 

 

 

 

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ここからはオオイワカガミです。

イワウチワよりも少し見ごろが遅くて、10日くらい見ごろが遅れます。

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酒波林道沿いやビラデスト今津のあちこちに多く群生しています。

この花も毎年湖西の里山で楽しみにしている花の一つです。

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色の濃い個体や淡いピンク色などがあり、シロバナもあるそうですが、まだ見たことがありません。

一度白いイワカガミを撮影してみたいものです。

 

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この花もユニークな姿で、本当に可愛いです。

俯いて咲くので、少し高いところに咲いている花を下から撮影するのが一番撮りやすいです。

 

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この花を初めて撮影したのは、日野の石楠花渓を散策した時でした。

あの頃はまだ里山を歩くことも余りなかった頃で、もう随分昔のことです。

 

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この花の撮影もAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを使いますが、

どちらかと言うと、少し離れた位置から見上げたスタイルで撮影することが多くて、

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの方が使い勝手が良いです。

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ウリハダカエデ

樹皮が瓜の表面によく似ていることから付けられた名前です。

「瓜肌楓」 漢字で書くと良く分かりますね。

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花の根元に赤い部分があり、この時期は緑の葉との対比が綺麗でよく目立ちます。

 

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秋にははが真っ赤に紅葉します。

 

撮影日 2023年4月11日・20日

撮影地 酒波林道〜ビラデスト今津周辺(高島市今津町酒波〜今津町深清水)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR