錫杖さんはすでに旅の最終日を綴ってますが、takayanはまだ下北半島にいます(笑)
4月28日、早朝に下風呂温泉近くで撮影を楽しみ、その後塩屋崎で寒立馬の撮影。
尻屋崎から日本三大霊場の一つ恐山菩提寺にお参りしました。
ここも一度は来てみたかった所で、極楽や地獄、賽の河原など死後の世界を体験してきました。
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駐車場の手前から強烈な硫黄の匂いが漂ってました。
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大きな六地蔵が並んでいます。
下北半島に位置する霊場・恐山は、比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれています。恐山菩提寺の創建は862年。慈覚大師円仁が霊夢により山形県の「山寺立石寺」を開山し、次いでこの地を訪れ「恐山菩提寺」を開山したと伝えられています。恐山菩提寺はカルデラ湖である宇曽利山湖の湖畔にあり、外輪山に囲まれた霊場は、外部からは見ることのできない途絶された場所。一帯には荒涼とした風景が広がります。地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言い伝えられてきました。例年7月20日から24日に行われる「恐山大祭」と、10月上旬の連休に行われる「恐山秋詣り」には、イタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼んでくれるとあって、多くの人達が列をなし、あの世からのメッセージを聞きに集まります。
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総門を潜ります。
前方に見えるのは地蔵殿です。
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総門
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境内から振り返って総門を撮影
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地蔵殿にお参り
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総門の横にある本堂
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あちこちに石積みがみられます。
・・・一重積んでは父のため
二重積んでは母のため
三重積んでは故郷の
兄弟わが身と回向して・・・
賽の河原の地蔵和讃が浮かんできます。
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あちこちで硫黄が湧き出て、荒凉とした世界が広がってました。
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恐山は1万年以上前に噴火したと言われる休火山。
現在でも硫黄のにおいが漂う温泉が湧いています。
霊場内には4つの湯小屋があり、参拝者は無料で入浴できます。
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JR大湊駅(大湊線の終着駅)
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駅の近くで昼食を済ませ、この後八戸に向かいます。
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八戸のフェリー乗り場に到着。深夜(29日)には再び北海道へ。
17時30分就航のシルバーフェリーに乗船。
所要8時間で苫小牧には深夜1時30分に到着予定です。
4人部屋の1等船室はきれいな部屋でした。
乗船前に夕食の買い物をして、船内でミニ宴会。その後お風呂に入って早々に就寝しました。
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フェリー乗り場でご近所さんへのお土産を買って送りました。
撮影日 2025年4月28日
撮影地 恐山菩提寺(青森県むつ市田名部宇曽利山)
機 材 Nikon Z9
Nikon Z6Ⅲ
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
恐山といえばイタコが居てというイメージでしたが
今は少し様変わりしたようですね。
それでも荒涼とした風景は恐山のイメージ通りです。
フェリーで再び北海道へ。
錫杖旅行社ならではの旅路ですね。
私も恐山にはイタコが常駐していると思ってましたが、
大きな行事が催される時だけ居るようです。
荒涼としたこの風景は、独特な世界観を感じさせてくれる空間でした。
北海道〜青森〜北海道の移動は慌ただしい中にも
ワクワク感がある楽しい1週間でした。
錫杖さんならではの旅の企画ですね。
いつもありがとうございます。