気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

湖西の里山散策 1 山陰白金草他

2024年05月19日 | 里山散策

 

今年の春も4月早々から何度も湖西の里山(高島市今津町)へ出かけています。

桜を追いかけてあちこちへ出かけ、ブログでは色々と各地の桜や旅先の風景等をアップしてきましたが、

その間にも湖西の酒波〜ビラデスト今津までの里山で、多くの花々を撮影してきています。

今日からしばらくこの春に撮りためてきた湖西(琵琶湖の西岸)の里山の山野草や、日本石楠花などを紹介していこうと思っています。

 

酒波寺の前を流れる境川の土手に咲く二輪草です。(4月4日撮影)

 

今年も綺麗に咲いてくれました。

 

 

 

同じ境川の川辺に毎年咲いているアケビの花です。

 

 

 

モミジチャルメルソウ(準絶滅危惧種)

もみじ池から少し上ったところで今年も咲いてました。

 

変わった姿の花ですね。

先日(5月17日)におにゅう峠から小浜へ抜けるドライブに出かけました。

昨年も撮影した遠敷川の源流域のモミジチャルメルソウはすでに花が終わりを迎えてました。

 

 

ここからは4月11日の撮影分です。

 

10

山陰白金草(サンインシロカネソウ)です。(キンポウゲ科)

 

今年は昨年までとは違う場所で撮影しました。

小さくて可愛い山野草ですが、貴重な山野草ですので、大切に保護したいですね。

 

11

本州福

 

井県以西からの日本海側に分布するキンポウゲ科の多年草です。

山奥の水がしみ出したような谷間、温帯域の渓谷 などに生育し、草丈は8~15cm弱です。 花径は1㎝弱の大変小さな花です。

 

12

 

今年は全く違う場所での撮影ですが、場所は伏せておきます。

13

 

14

 

15

これはクレソンの花ですね。(別名オランダミズガラシ)

林道の道路脇の溝でも多くのクレソンを見かけます。

 

16

ヘビイチゲの花に来たアブか?ハエの仲間?

 

17

ハルトラノオ

 

18

ピンク系のヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)

キケマンと同じ仲間のようです。

 

19

淡い紫色

 

20

これはどこでもよく見るカキドオシ(シソ科)

 

21

キケマン(ケシ科キケマン属)

 

22

 

撮影日 2024年4月4日・11日

撮影地 湖西の里山(高島市今津町)

機 材 Nikon Z9

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はりさん)
2024-05-19 21:32:29
こんばんは。
湖西の里山で人知れず咲く山野草。
どれも小さくて可憐な花たちばかりですね。
ここに咲く山野草はtakayanさんにとっては
秘密の宝物ですね。
特に山陰白金草は貴重な山野草なので
いつまでも咲き続けて欲しいですね。
返信する
はりさんへ (takayan)
2024-05-19 23:43:02
こんばんは。
今年も4月から何度も湖西の里山へ通っています。
毎年同じような花の撮影ですが、この里山とここに咲く小さな花々が大好きです。
山陰白金草は1cmにも満たない小さな花ですが、
マクロで撮影すると本当に可愛い花です。
貴重な山野草ですので、いつまでも先続けて欲しいと願っています。
いつもありがとうございます。
返信する
ひっそりと そこに在ってほしい (フォレストリリー)
2024-05-20 02:14:05
こんにちは
今年も 人知れず ひっそりと 里山の 水際に 咲いてくれた 小さな花 たちの 姿 と 
そして 、その 里山への takayan さんの 気持ちが 花にも 映り込んでいる ような お写真   
今年も ありがとうございます。
自生地が 限られる 希少な 山野草が 存在することは 静かな 喜びであり
これからも 人目に付かず ひっそりと そこに 在ってほしいと 願います。

私は サンインシロカネソウは まだ 見たことがないのですが
モミジチャルメルソウは この春も 数回  府立植物園 へ 会いに行きました。
また、花期は まだ これからですが 「 ユキミバナ( 雪見花 )」 は
自生地が 滋賀、福井県境に 限られる 希少種 ということで 故郷に つながり、
素朴な 花姿や 佇まいも  私好みで、毎年 植物園 で の 楽しみ です。

そして、今の時期 は  醍醐寺の 小さな 清流の 水際に 咲く 
ミズタビラコ ( 日本固有種 ) と ミゾホオズキ ( 在来種 ) が 毎年 楽しみで 
先日も 会いに行ってきました。
醍醐山上には 日本固有種の オオハンゲも  
 多く 自生しているのですが
腰椎骨折以来 残念ながら 登れていません。

近年は 植物園でも 盗掘される植物 が あるそうで とても 残念で 腹立たしいことです。
素朴で 希少な 野草たちの 自生地が 静かに 守られていって 欲しいと 心から 願います。
返信する
フォレストリリーさんへ (takayan)
2024-05-20 17:49:12
こんにちは。
今年も春先から何度も湖西の里山へ通っています。
自然がいっぱいの里山に咲く山野草や、石楠花などの撮影は本当に楽しいです。
今日も朽木で蕎麦を食べて、その足でビラでスト今津まで行ってきました。
平池の杜若がもう咲はじめてました。
以前は6月に入ってからが見頃でしたが、年々開花が早くなっています。

サンインシロカネソウは見逃してしまうくらいの小さな花ですが、
可愛いくて大好きな花です。
日本海側の福井から島根県で見られる花ですが、
ここは福井県に近くて日本海側の植生なんでしょうね。

モミジチャルメルソウは毎年同じところで見られます。
先日おにゅう峠から小浜へ抜ける峠道のドライブに行きました。
途中にモミジチャルメルソウの群落がありますが、
すでに見頃は過ぎてました。

ユキミバナ( 雪見花 )は一度も見たことがないのですが、紫色の可愛い花なんですね。
福井と滋賀県で見られるなら、この里山の周辺にも
きっと自生地があるのかもしれませんね。

上醍醐までは2回くらい上ったことがありますが、
最近は醍醐寺へもご無沙汰しています。
醍醐寺周辺も植生が豊かで、多くの貴重な植物が見られるようですね。
植物園でも盗掘されるくらいですから、野山に咲く山野草なら
もっと危険に晒されていることでしょう。
絶滅危惧種や貴重な山野草を、これから先もずっと保護されるようにと願うばかりですね。
しばらく撮りためた湖西の里山の植物を紹介していきます。
いつもありがとうございます。
返信する

コメントを投稿