2014年秋アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」第1話の感想文

2014-10-07 02:42:17 | 2014年秋アニメ関連

いよいよ本格的に2014年秋アニメが始まりだして早くも話題になっている作品もあるようです。今回は2014年秋アニメの話題作の一つ「ガンダム Gのレコンギスタ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

G2 G3 G4 G5 「ガンダム Gのレコンギスタ」…「機動戦士ガンダム」シリーズ35周年記念作品の1つで、アニメ制作はサンライズです。

G6 G7 G8 G9 この作品、なんといっても一番の見所は「機動戦士ガンダム」の原作者富野由悠季がターンエーガンダム以来久々に監督として参加しているところでしょう。そのため放映前から注目度は非常に高かったです。

G10 G11 G12 G13 視聴していると思ったのがやはり独特の演出の数々でした。富野由悠季作品の特徴とも言われる独特の言い回しもありましたが、光の演出が出崎監督を思い出させます。それに加えニュータイプ空間のようなスローモーション演出に、ビームライフルの光は最近のアニメというよりOVAのガンダムのような光り方でした。そして何より、モビルスーツが安易に爆発しないところが特に印象的で、これはガンダムUCに近い雰囲気でした。

G14 G15 G16 G17 演出の数々も個性的でしたが、キャラクターも「交響詩篇エウレカセブン」で有名になった吉田健一デザインで今風ながら、線画があえてかすれているような効果がかけてあり90年代のセルアニメのような効果になっていてここも特徴だったように見られます。そしてモビルスーツは全て手描きなのも素晴らしく、さすがサンライズでした。メカデザインがちょっと独特なのはターンエーガンダムに少し似ているかもしれません。

G18 G19 G20 G21 肝心の物語に関しては、宇宙世紀の後のような雰囲気でクラシックモビルスーツという名前でリックディアスやガンキャノンなどが展示されていたので一応つながりはあるようでした。Gと呼ばれるモビルスーツに謎の少女、そして宇宙海賊の存在などまだ核心は見えませんが1話から見所満載で非常に面白かったです。

作画は非常に良いです。キャラクター及びモビルスーツに至るまで文句無しでサンライズの本気が感じられました。演出の数々も秀逸です。BGMも良く、特にGセルフが起動したときのオーケストラの曲(CMで流れていた曲)が印象的でした。主題歌は今風のタイアップものでしたが悪くは無かったです。

総評

G22 G23 1話の全体的な感想としては…さすがはお禿様です!設定が多く分からないことが多かったですがそれを余裕で吹き飛ばす勢いと演出の数々に圧倒されました。明らかに最近のアニメとは雰囲気が違っていて別格でした。

1話の個人的評価としては、演出や映像の美しさだけでなく、BGMや展開も良く欠点らしい欠点が見当たらなかったためBD・DVD購入も視野に入るSランクです。独特の言い回しが気になる人がいるかもしれませんが、自分はあまり気になりませんでした。