2012年春アニメ「あっちこっち」第1話の感想文

2012-05-10 04:57:47 | 2012年春アニメ関連

今回はTBSアニメ枠で始まった新作「あっちこっち」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

AttikottiAttikotti1Attikotti3Attikotti2「あっちこっち」…まんがタイムきららで連載されている異識の漫画「あっちこっち」のアニメ化作品で、アニメ制作はAICです。毎期必ずといっていいほどある日常四コマ漫画原作のアニメ作品のようで、まんがタイムのCMでよく名前を見たからいつかアニメ化すると思っていましたが、やはり来ました。

Attikotti4Attikotti5Attikotti6Attikotti7まんがタイム系が得意とする日常4コマ漫画アニメの典型みたいな作風で、登校シーンや学校生活、帰り道などが1話のメインでした。しかし日常ものといえば、男はおまけ程度で女性キャラがメインな作風がほとんどですが、この作品に至っては1話の最初から主人公の伊御とヒロインつみきの好感度がすでにマックス状態なのでちょっと意外でした。

Attikotti8Attikotti9Attikotti10Attikotti11そしてヒロインのつみきはアホ毛がハンパではなかったです。今期でニャル子さんに対抗できるだけのアホ毛を持つヒロインが現れるとは予想外でした。しかもことあるごとに池田のごとくネコ耳が生えてくるあざとさも見過ごせません。ツンデレの素質もあるし、ヒロインキャラとしてはなかなか魅力的でした。

Attikotti12Attikotti13Attikotti14Attikotti15あと作風が若干シャフト制作に似ていました。ただしシャフトのように思いっきり演出するのではなく中途半端にやっている感じだったので逆に気になります。カイジの「ざわ…」を使ったパロディもあったのでそこも浮いていました。モブキャラが薄いトーンをかけたような手法でぼかしていたりもして、どうしても他作品に影響されたような演出が目立ちました。

Attikotti16Attikotti17Attikotti18Attikotti191話最後のプリクラを撮るシーンでイチャイチャぶりがマックス状態になっていましたが、主人公があまり鈍感キャラでないのは好感が持てます。何気に日常シーンでのBGMが結構良かったし、細かいところで良い仕事をしていると感じました。

作画は普通でした。原作絵はかなり線の強弱が強めですがアニメ版はあっさりしていたので、無難といえば無難です。主題歌はオープニングからエンディングまでキャラソンでしたが耳に残るような曲ではありませんでした。

総評

Attikotti201話の全体的な感想としては、見た目とどおりのほのぼの4コマ日常ものアニメで真新しいものは特に無く印象に残りませんでした。しかしテーマが分かりやすいため敷居は低いうえに、主人公とつみきのイチャイチャぶりを見てニヤニヤするアニメとしては良かったです。

1話の個人的評価としては、頭をからっぽにして見る分には良さそうだけど起承転結らしきものもほとんど無く見ていて眠くなるアニメだったので視聴打ち切り予定のCランクです。

さすがにキルミーベイベーのコケっぷりに続いてなので、まんがタイム系も原作尽きてきた雰囲気を感じます。