高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

いわさきシルクニット

2008年06月17日 05時49分00秒 | 職人仲間

今回のお隣さんは、鳥取県の「いわさきシルクニット」さん。先日、巣鴨の事をブログに書き込んだが、まさしく、このお店は後期高齢者に的を絞った商品作りをして、確実な売り上げを作っている。

616_003 お客様を見ていると、品の良いお婆ちゃまがほとんどだ。衣料の事はあまり良く解らないが、1着が15万、20万とする物がちゃんと売れて行く。「もう、あまり着物を着なくなり、でもお洒落がしたい」という富裕層だけに特化しているだ。若い人から見ると、「決してこれは着ないだろうな!」と思えるが、「品のあるニットの優しさ、上品さが判る客層は、薄い客層であるが確実に居るのだ。」ということが良く判る。

お母様の代から始めているようだが、今回の東横店には娘さんの「岩崎さん」と彼女の友人の「金岡さん」が笑顔で対応している。高いクウォリティーと上品なデザイン、明確なターゲットを持った商品構成は、私どもの物作りにも考えさせられる事がある。随分刺激になった。

竹工房オンセ

コメント (2)
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