高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

横浜中華街

2008年06月08日 08時15分19秒 | 職人仲間

順調すぎるほど順調に横浜高島屋での四日間が過ぎている、後三日、後半もこのまま行ってくれれば幸いである。デパートの社員さんの話によると、どのデパートも4月、5月と売り上げが激減しているそうだ。「第一次、第二次石油ショックの頃も見ているが、これほど酷い事は無い!」と言う。少し、大げさな気がするが、そんな言葉になるほど、最近のガソリン値上がりによる閉塞感、食料品などの値上げ、後期高齢者負担などの社会情勢、はたまた、サブプライムローンより発した世界経済への影響など、又、マスコミが益々、不況感を煽るような報道ばかりしている。どうしても財布の紐が硬くなってくるのは仕方が無い。

そんな中、順調な売り上げが上がっているということは本当にありがたい。横浜のお客様は正直で、「また、来ますから、取っておいて!」と約束された方は100%来てくれる。もし、来れなくなった時はわざわざお電話までしてきてくれる。先日の大阪では、わざわざ高い宅急便代を使って九州から送らせ、お待ちしていても何の連絡も無い。些細な事であるが、がっかりする。

67 昨日は、同じフロアーで出店している、有田の陶芸家「中里」さん夫婦と横浜中華街に繰り出した。TV・雑誌で有名なカリッカリッ焼きそばの店「梅蘭」である。特に土曜日の7時半という時間帯なので、店の前にも行列が出来ている。10分ほどで、店内に入る事が出来、早速、ビールで乾杯。名物の焼きそば、炒青椒牛肉絲、唐揚げ、木くらげ炒、などなど‥    濃い目の味付けで美味しかった。しかし、繁盛店の常なのか?中国人の接客なのか?ぶっきら棒なウェイトレスの対応である。

67_004中睦まじい中里さん夫婦。私のブログに時たま出てくる「福ちゃん」こと伊万里焼きの福山さんとも友人だそうだ。  

「神社の境内である陶器市から、這い上がって来た。」という。その時から可愛がって頂いているお客様を今でも大事にされている人だ。

昨日は二人の人柄に包まれて、思わず知らず私が話し過ぎてしまった。  聞き上手なのである。竹と土と素材は違うのだが、作品作り、売り方、生き方共通項は一杯ある。

又、一人良き仲間が増えた気がする。

竹工房オンセ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする