先日、伊勢丹の担当者と打ち合わせをした時の話。彼は以前に寝具の担当をしていたらしく、ベットの話で盛り上がった。「何処何処のメーカーのベッドが良いですよ!」とか「枕はあのメーカーが良いですよ!」等など、そんな話の中、私の素人話が入った。
「私は数年前まで、羽根布団の使い方を知らなかったようだ。羽根布団の下に毛布を入れると全然暖かく無く、羽根布団の上に毛布を置くと数倍暖かい。妻に指摘され、半信半疑で布団と毛布の上下を代えてみた、すると信じられないくらい暖かいのだ。」そんな話をすると、彼が、「そうなんですよ、貧乏で育った人は布団の下に毛布を入れる習慣が付いているのですよ。昔は布団は高額な物なので、なるべく汚さないように、また、布団より毛布の方が洗濯が簡単ですから、ですから、貧乏に育った人は大抵、布団の下に毛布を入れる習慣が付いているのですよ」と言われた。
そうなんです。彼の言うとおり、私の家では、いえ、私の育った近所全部がそうしていました。きっと、このブログを見て、目からうろこが落ちた人が居るんでは無いだろうか?チャンチャン。