高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

英彦山

2007年12月19日 09時56分56秒 | 友人

今日は恒例の「ブーフーウー」の忘年会。朝、昨日届いたPNDを搭載して家を出る。日出町の藍染屋、多田さんを拾って「英彦山」のある添田町に向かった。新しいナビは実に詳しく私を添田町役場まで案内してくれた。なかなか秀逸な優れ物である。添田町役場で伊万里から来る焼物屋、福山さんと待ち合わせ。10時半に全員集合。

1218_026英彦山は福岡と大分の県境にある1220メートルの霊峰である。昔は女人禁制の修行の山として山伏が駆け回っていたそうだ。2.3日前の天気予報を見ていると、当日は曇りもしくは雨となっている。多田さんから電話があり、「どうも雨みたいなので、英彦山は中止にしますか?」「前日には、ホームページを見ると頂上はマイナス3度、霧氷が見れるかも?」などなど、多田さん、福山さんは止めよう、止めようと気持ちが言っている。しかし、また、暖かくなってから!などと言っていると必ずこの企画は流れてしまう。私は防寒の装備をして決行する、と返事をする。屠場に引かれる牛のような気持ちの二人を従えて英彦山までやって来た。

しかし、英彦山に近づくにつれ、天気は良くなり、神様は私たちを迎えてくれた。

1218_041いざ、出発。15分ほど階段を登った時に福ちゃんが根を上げた。そこからは騙し騙し上に連れて行く。1時間半ほどで1200メートルの山頂に到着。汗をかきながら、フウフウ言って登って来た甲斐があったというものだ。山頂に着くまで出会った人は7人だけだった。40.50のおっさんが3人で山登りをしているのが実に不思議だ。

1218_016こんな急な斜面は鎖を手繰りながら登って行く。

英彦山を下りた後、小倉に場所を代え、夜の忘年会に備えた。東京から新宿伊勢丹の「閨」さんが合流して4人で焼肉パーティーである。ネットで調べていた食肉業者直営という言葉に引かれて予約した「天穂」。小洒落れた雰囲気のお店であった。出たものも、パンチはないがそこそこ、及第点である。良いだけ、飲んで食べて話して、騒いだ後、占めのバーに!

1218_062バー関係は多田さんのお得意分野。ドンコルレオーネのような面持ちの彼が先導する。「スタッグ」というバーであるが、揃えてあるお酒の種類は凄い。小倉一であろう。東京でもなかなかこれだけ品揃えをしたお店は珍しいだろう。そこで、おふざけで葉巻をみんなで燻らせた。

朝から一日本当に充実した一日であった。

竹工房オンセ

コメント (3)
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