ひと山

商品の搬入に行くと、3年ぶりに会う主催者から別の主催者さんを紹介される。
営業先が増えるのはありがたいけれど、気難しい人とだと正直やりたくない。で、ちょっと話をしてみると、見るからに細かさそうで尚且つプライドが高そうなタイプだった。こういう人と仕事をするとなると、3日くらい前から後頭部神経痛を発症しそうだ。

ギャラリーや画廊経営者には、芸術家肌で商品に特徴や面白さがあれば、あまり売り上げややり方には構わないタイプと完全に営利重視で数字がすべて、しかも商品にも口出してくる面倒なタイプにおおよそ分かれる。商品にも過剰に干渉し、さらに数字の目標額も示される。いわゆる百貨店や商業施設の催事と同じだ。目標未達成だと機嫌が悪くなり、最終日には小言も待っている。数年まで付き合いのあった方がまさにこのタイプで、いい加減うんざりしたので、それ以後は都合が悪いと逃げることまる2年、ようやく諦めてくれた。

今付き合いのある方は前者のタイプなので気楽で良い。女優の梶芽衣子を占い師にしたようなちょっと怪しい感じだが、大変お金持ちで余裕があるせいか、細かいことは一切言わない。その余裕のせいなのか相当な顧客を持っているのもありがたい。まぁ贅沢は言ってられないし文句を言わず働かないといけないんだけれど、年を取るとこういうところにも無理が効かなくなってくるような気がする。

ともあれ、ひと山超えたので、これでちょっとのんびりできる。

帰りにこのところ休みがちだったジムに立ち寄り、ランニングマシーンで7キロ完走。

なんとなく心地の良い疲れ。

今日は良く眠れそう…。