ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

すったもんだ…

2019-08-13 00:14:02 | 旅行(海外)
一体、何しに行ったのだろうという感じだ。

旅の半分は体調不良と発熱でフラフラだった。元々、ギリシャはどうでも良かったのだが、楽しみにしていたアルバニアも結局、行きたいところは行けなかったし、出歩ける時間もわずかだった。自己責任とはいえ、残念、極まりない。

同行者はパスポートを盗まれ、私はケッチャップ泥棒の的にされかけるというオチまで付いた。妻と娘はおかげで旅が延長できたと、ほくそ笑んでいたけれど、新たに購入し直した3人分のアテネー名古屋間のエティハド航空の片道チケットは、ひとり9万3千円もした。日本で購入したアエロフロートのアテネ往復が8万3千円だったので、片道だといかに高いかがわかる。往復も含めて安いのを探したが、日程重視だったので、まぁ、仕方ない。予定を変更せざる得なくなると、思わぬ出費になる。

私たちが先に帰国した後、残った妻らの3人は、あの後も地下鉄や広場などで何度もスリや窃盗未遂に遭遇したそうで、アテネは、マドリードやローマなどと同じくらいのレベルで窃盗には気を付けないといけないのかなと思った。

その泥棒らに共通しているのが、ギリシャ人ではないということ。顔は浅黒く、いわゆるジプシーと呼ばれている人らに近い顔立ちとのこと。ジプシーは町中で手に商品を持って、いわゆるモノ売りをしている人が多いが、子供を含め、親と一緒に泥棒稼業をしている方々も多いと思われる。国籍や人種差別などで職業につけなかったりと、いろんな問題があるのだろうけれど、こういうイメージでジプシーの人々を見てしまい、それが浸透してしまうのは、本当に残念なことだなと思う。

ともあれ、まったく不完全燃焼に終わった今回の旅の思い出は、すでに記憶の彼方に行ってしまいつつある。

先日、チャリで世界一周の旅に出ていた元小学校教師の日本人がペルー北部で交通事故に合い、亡くなったというニュースがあった。

どんなに気を付けていても、避けられない事故もあるし、事件に遭遇することだってある。すべては運と言ってしまえばそれまでだが、どこにいても最低限、自分自身を守る術は養っておきたいし、その為のアンテナだけは立てておかなければとつくづく思う。旅に出るときは無理だけはしない、これだけは心掛けたい。

さて次は、どこに行こう?

それを考えている時が、一番、楽しいかもしれない。

終わり…。

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