ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ギリシャ・アテネ

2019-08-11 22:04:55 | 旅行(海外)
アテネでの初日。

朝、案の定、起きられず。皆はパルテノン神殿やら市内観光へ出かけていった。そのまま午後3時まで、18時間も寝続けてしまった。お腹が空いて起きたので、冷蔵庫にあるアイスクリームとヨーグルトを食べていたら、皆が慌てた顔して帰ってきた。

「パスポートを盗まれた!」

なんでも同行者の一人がパルテノン神殿を観光中に、リュックに入れてあったパスポートをファスナーを開けられて盗られたとのこと。観光シーズン只中のギリシャ、中でもアテネのパルテノン神殿はその中でも一番の観光スポットで、この日も大混雑だったらしい。

被害はパスポートだけ。なんでパスポートだけをリュックの中に、しかもそれを背負っていたのか理解し難しいが、まぁ、盗られてしまったものは仕方ない。とにかく一次渡航証明書を取るために必要なことをやらねばならない。眠気も吹っ飛んでしまった。

パスポートの再発行は1週間ほどかかるので、とにかく帰国のためだけの渡航証明を取るしかない。必要なのはまず警察で盗難証明書を発行してもらう。そして写真2枚に戸籍抄本か住民票のコピーに帰国のための航空券。この日は金曜日で帰国は日曜日だった。日本大使館は土日休みなので、今日中に戸籍抄本か住民票のコピーがなければ手続きは来週の月曜日になってしまう。あれこれ手を尽くしたが、今日中に戸籍抄本を用意するのは不可能だった。パスポートを無くした同行者をアテネにひとり残すわけにはいかない。そこで妻と娘の計3名は帰国便を破棄して、滞在を延長することになった。

そして私と同行者の1名が予定通り帰国する。日本に着くのは月曜日だ。そのまま区役所へ出向き、戸籍抄本を取得し、ギリシャの日本大使館へ写メして送る。これで遅くとも火曜日か水曜日には一次渡航証明は発行されるだろう。すぐに妻と同行者が盗難証明書を発行してもらうために警察へ向かった。私は木曜日の帰国便の手配と日曜日からの3人の宿の手配をスマホでする。アパートメントのちょうど目の前が写真屋さんだったので、そこで顔写真も撮り、すったもんだしたが、夕方6時には必要書類と今後の予定の目安はついた。

こんなこともあり、すっかり体調は元に戻っていった。

今日は一歩も外に出なかった。お腹も空いたので、近くのタベルナ(食堂)へ夕食に出かけた。

そういえば、アテネの警察には、盗難にあった外国人観光客がたくさんいて、盗難証明を求める人で列ができていたと妻が言っていた。

スペインやイタリアでは良く聞くけれど、アテネもそうなんだなと…。

つづく…。


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