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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

うらやましい

2009-08-09 16:53:27 | 時事(海外)
日本のアイヌ語や与那国語のように、文字を持たない言葉は
世界にたくさんあるそうだ。

2009年2月のユネスコの発表によると、日本のアイヌ語を含む
多くの言語が話し手の減少に伴い消滅の危機にさらされている
そうだ。つまり文字を持たないため、その言葉を次世代に伝える
術がないことが大きな原因となっているのである。

このような中で、インドネシア、ブトン島のバウバウ市が、文字を
持たないチアチア族の公式文字としてハングルを採択し、話題を
呼んでいる。

ハングル文字が他国の公式表記文字として採択された初の事例で、
チアチア族が進めている道路標示板のハングル表記なども定着すれば、
名実ともに世界初の「ハングル島」になると、韓国では喜びの声が
上がっているそうである。

確かに、ハングルは、他の文字体系より表記できる音が多く、言語
学者から優秀な表音文字であると高く評価されている文字である。
それゆえに、韓国人はしばしば、ハングルが世界で最も優秀で、
独創的な文字だと自画自賛するのだ。

今後、チアチア族が生活する上で、何か不都合が生じなければ、
ある程度はハングルの優位性が証明できると言えるのかもしれないが、
しかし、だからと言って即座に、文字を持たない民族の公式文字
として世界に広がるとは到底思えないものである。

それでも、韓国人にとっては、興味深い旅行先になるのは間違い
なさそうである。

その点は、ちょっとうらやましいかも…
























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