イタリアサミットでの麻生さんは、着ているスーツの色だけでなく
存在感も薄かったのは、予想通りである。また、首脳陣との写真では
満面の作り笑いが異様に目立ったのは周知の通りである。
各国首脳は、いくつもの会談を設定し、予定通り首脳外交をこなしたが、
麻生さんとの会談を承諾したのはロシアとアメリカだけであった。しかも、
時間の合い間をぬって無理やり押し込まれた、形だけの会談である。
握手を交わす写真さえ撮れればよかったのだろう…。
政権末期状態の日本の首相だから…という事情もあるのかもしれないが、
それだけではないだろう。現在の日本に対する世界の期待が、何も無い
からこうなったという気がしてならない。
要求されもしないのに、我先にと地震復興に金を出す日本に、ホスト国
イタリアからの感謝の気持ちは薄い。上目遣いに笑顔を振りまき、握手を
かわす麻生さんだが、それなのに相手の目は違った方向を向いている。
今の日本外交を象徴するかのような場面であり、悲壮感すら漂う。
つい先日、麻生さんの朋友の酩酊記者会見もこの地で行われた。
イタリア人はあの無節操な日本の政治家を、すでに忘れてくれただろうか?
それとも、そもそもそんな日本のことなど、始めから感心すらないのかも
しれない…。

存在感も薄かったのは、予想通りである。また、首脳陣との写真では
満面の作り笑いが異様に目立ったのは周知の通りである。
各国首脳は、いくつもの会談を設定し、予定通り首脳外交をこなしたが、
麻生さんとの会談を承諾したのはロシアとアメリカだけであった。しかも、
時間の合い間をぬって無理やり押し込まれた、形だけの会談である。
握手を交わす写真さえ撮れればよかったのだろう…。
政権末期状態の日本の首相だから…という事情もあるのかもしれないが、
それだけではないだろう。現在の日本に対する世界の期待が、何も無い
からこうなったという気がしてならない。
要求されもしないのに、我先にと地震復興に金を出す日本に、ホスト国
イタリアからの感謝の気持ちは薄い。上目遣いに笑顔を振りまき、握手を
かわす麻生さんだが、それなのに相手の目は違った方向を向いている。
今の日本外交を象徴するかのような場面であり、悲壮感すら漂う。
つい先日、麻生さんの朋友の酩酊記者会見もこの地で行われた。
イタリア人はあの無節操な日本の政治家を、すでに忘れてくれただろうか?
それとも、そもそもそんな日本のことなど、始めから感心すらないのかも
しれない…。
