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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

悲壮感…

2009-07-11 17:22:48 | 時事(海外)
イタリアサミットでの麻生さんは、着ているスーツの色だけでなく
存在感も薄かったのは、予想通りである。また、首脳陣との写真では
満面の作り笑いが異様に目立ったのは周知の通りである。

各国首脳は、いくつもの会談を設定し、予定通り首脳外交をこなしたが、
麻生さんとの会談を承諾したのはロシアとアメリカだけであった。しかも、
時間の合い間をぬって無理やり押し込まれた、形だけの会談である。
握手を交わす写真さえ撮れればよかったのだろう…。

政権末期状態の日本の首相だから…という事情もあるのかもしれないが、
それだけではないだろう。現在の日本に対する世界の期待が、何も無い
からこうなったという気がしてならない。

要求されもしないのに、我先にと地震復興に金を出す日本に、ホスト国
イタリアからの感謝の気持ちは薄い。上目遣いに笑顔を振りまき、握手を
かわす麻生さんだが、それなのに相手の目は違った方向を向いている。

今の日本外交を象徴するかのような場面であり、悲壮感すら漂う。

つい先日、麻生さんの朋友の酩酊記者会見もこの地で行われた。

イタリア人はあの無節操な日本の政治家を、すでに忘れてくれただろうか?

それとも、そもそもそんな日本のことなど、始めから感心すらないのかも
しれない…。

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