近頃、何かと忙しい。これが実利の伴う仕事であれば
うれしいのだが、そうではないのが悲しいところである。
こういうのを本当の「貧乏暇なし」というのかもしれない。
そのような最中、妻が買ってきた本を拝借して読んだ。
その名は、「14歳からの社会学」
著作は、宮台真司という大学教授である。
おそらくタイトル通り、ティーンエイジャー向けに書かれた
ものだと思うのだが、大人が読んでもこれが充分おもしろい。
実際、10代が読んで理解出来るのか、と疑問ですらある。
しかし、今の10代は私たちが10代だった頃とは、随分違う
のだろうし、また、個人的に言えば、自身の10代は単なる
アホガキだったので、そう思うだけなのかもしれないが…。
内容は、これからを生きる若者に、現実の大人社会を教え
伝えるというもの。きれいごとや理想ではなく、社会通念上
正しいと言われていることも、教育者の立場で否定し、
どうあるべきか、道筋を示してくれている。
簡単にいうと、楽に生きられる術を教えてくれる、という
意味合いも含んでいる。
数年前、村上龍が「13歳のハローワーク」という本を出したが、
ある意味、あの本の対極にある内容といっても良い。
興味のない人には、大変つまらない本であろう。当然か?
案外、アホな大人にはお薦めである。
うれしいのだが、そうではないのが悲しいところである。
こういうのを本当の「貧乏暇なし」というのかもしれない。
そのような最中、妻が買ってきた本を拝借して読んだ。
その名は、「14歳からの社会学」
著作は、宮台真司という大学教授である。
おそらくタイトル通り、ティーンエイジャー向けに書かれた
ものだと思うのだが、大人が読んでもこれが充分おもしろい。
実際、10代が読んで理解出来るのか、と疑問ですらある。
しかし、今の10代は私たちが10代だった頃とは、随分違う
のだろうし、また、個人的に言えば、自身の10代は単なる
アホガキだったので、そう思うだけなのかもしれないが…。
内容は、これからを生きる若者に、現実の大人社会を教え
伝えるというもの。きれいごとや理想ではなく、社会通念上
正しいと言われていることも、教育者の立場で否定し、
どうあるべきか、道筋を示してくれている。
簡単にいうと、楽に生きられる術を教えてくれる、という
意味合いも含んでいる。
数年前、村上龍が「13歳のハローワーク」という本を出したが、
ある意味、あの本の対極にある内容といっても良い。
興味のない人には、大変つまらない本であろう。当然か?
案外、アホな大人にはお薦めである。