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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

北イタリア周遊記 7日目 『本物の「最後の晩餐」に感動!』

2017年08月16日 | 北イタリア周遊記

【7日目:7月12日(水)】 午前、「最後の晩餐」鑑賞。「スフォルツェスコ城」見学。午後、マルペンサ空港から帰国。

 


イタリア旅行 最後の朝、ミラノの 「DOUBLE TREE BY HILTON HOTEL MILAN (ダブルツリー・バイ・ヒルトンホテル・ミラノ)」で起床したのが、6時頃でした。


この日のミラノの天気予報は、晴れ 時々曇り 。最高気温の予想は、29℃。イタリアでの7日間、毎日、暑かった!


午前7時に1Fの朝食会場へ。市内中心部から車で約10分のビジネス地区にある、このホテル、ツアー客だけでなく、ビジネスマンの利用も多いようです。

 

 


ここでも、コルネット (クロワッサン) とカプチーノの朝食を、美味しく頂きました。

 


チェックアウトを済ませ、8時10分に出発です。


最初の目的地は、「Basilica di Santa Maria delle Grazie (サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」。もちろん、「L'Ultima Cena (最後の晩餐)」の鑑賞のためです。


「Leonardo da Vinci (レオナルド・ダ・ヴィンチ)」が、1494~98年にかけて、同教会の食堂の北側の壁に描いたのが「最後の晩餐」です。


入場は、完全予約制で、しかも世界的人気で予約の確保が難しい状況です。今回のツアーは、“予約確保済”を売り物にしています。


見学時間は、15分で、我々の予約時間は、午前9時15分~30分迄です。予約時間の20分前までに、到着する必要があります。


我々の乗ったバスは、渋滞に巻き込まれることもなく、8時20分頃には、教会近くの通りに着いてしまいました。


イタリア人の現地ガイドさんとの待ち合わせは、8時45分なのですが、既に教会前の広場で待っていてくれました。

 


ローマからミラノまで、お世話になった観光バスの運転手さんも時間に正確で、真面目でした⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a


この二人によって、イタリア人は、“時間にルーズで、いい加減”とのイメージが、ガラリと変わりました。


入場時間まで、まだ1時間弱あるので、一旦解散して、9時に広場に集合です。


最初に向かったのが、教会近くの文房具屋さん「CARTOLERIA」。

 


この店は、NHK BSプレミアムの「世界ふれあい街歩き」今年6月27日の放送で紹介されました。


番組で紹介された店の前の“ピノッキオの人形”も、そのままです。中に入ろうとしたのですが、テレビにも出た店主の方が、接客中だったので諦めました。


ところで、童話「ピノッキオの冒険」は、フィレンツェ出身の作家・カルロ・コッローディによって書かれたことをご存知ですか。隊長も、イタリアに来るまでは、物語は知っていましたが、作家については知りませんでした。


文房具屋さんの前の通りから、教会の正面と増築された後陣のドームが良く見える場所に移動。

 


側には、「Magenta通り」を走るトラム(路面電車)16番線の「Santa Mara della Grazie」停留場があり、逆光の中、トラムがやって来ました。

 


教会正面扉から中に入ります。「最後の晩餐」が描かれている食堂に入るのには、予約が必要ですが、教会に入るのは予約も不要で、無料です。

 


内部は、「ミラノで最も美しい教会」と言われるだけあって、ゴシック様式美を堪能出来ました。

 


中庭も素敵ですね。

 


中庭からは、教会の裏手に出ることも出来ます。

 


午前9時に、教会前の広場にツアー一行は集合し、教会左手の食堂の入り口から中に入ります。

 


入場チケット料金は、予約料込みで12ユーロ (約1,560円)。チケットには、「最後の晩餐」の一部分が記載されていて、数種類あるようです。

 

 


日本人の入場者が多いのでしょう。入り口で、日本語のパンフレットを頂きました。


案内されたのが、待合室。現在、午前9時0分~15分迄のグループが見学中なので、前のグループが退室するまで、中に入れません。


作品の保存状態を保証するため、一度に中に入れる人数は、30人迄に制限されています。我々のツアー一行 24人に、添乗員1名、ガイド1名、それに一般客4人が、この回のメンバーです。


9時10分頃に、食堂に入る自動ドアの前に案内されました。30人全員が自動ドアの前に揃うと、後ろの自動ドアが閉まり、30人以上入れないシステムになっています。


9時15分、自動ドアが開き、いよいよ「最後の晩餐」とご対面。完全空調の室内では、写真撮影が許可されています。

 


本物の「最後の晩餐」を観る事が出来て感動です。

 


反対側の壁には、「Giovanni Donato Montorfano (ジョバンニ・ドナート・モントルファーノ)」が、1945年に描いた「キリストの磔刑(たっけい)」のフレスコ画が描かれています。

 


同じ空間に、キリストの受難の最初と最後のエピソードを描いた絵を見ることが出来るなんて、感動がさらに高まります。


9時30分、無情にも「退室して下さい」と告げられ、後ろ髪を引かれる思いで、部屋の外に出ました。

 


出口手前のBook Shopで、約15分間、レオナルド・ダ・ヴィンチ関連グッツなどを品定めして、興奮を冷ましました。

 

★続きは、「北イタリア周遊記 7日目 『スフォルツェスコ城』」で★

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです) 

 

==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1~2日目 省略

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916

6日目 2017/7/11『ミラノのドゥオーモ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a7bf0bc058701492ce94ff10375fd8

6日目 2017/7/11『イタリアでの「最後の晩餐」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e735ce583b389e771028910295a3dc3

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北イタリア周遊記 6日目 『イタリアでの「最後の晩餐」』

2017年08月14日 | 北イタリア周遊記

6日目:7月11日(火) 午前、ヴェローナに移動・観光。午後、ミラノに移動・観光。ミラノ泊。


PRADAやLOUIS VUITTONなどの高級ブランド店が軒を連ねる、「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世)」のアーケードを通り、集合場所の「Piazza della Scara (スカラ広場)」に向かいます。


広場には、レオナルド・ダ・ヴィンチとその弟子たちの像があります。

 


若干早めに到着したので、ベンチに座っていると、添乗員さんから事前に注意喚起されていた、アフリカ系の押し売りが現れました。


彼らの手口は、日本人相手なら “ともだち” とか、“なかた” などと声を掛けて近づき、ミサンガの様な物を手首に巻きつけ、金を脅し取るそうです。被害に合わない様に、ベンチから立ち上がり、逃れます。


集合時間の17時半にツアー客全員が揃ったので、「Teatro alla Scala (スカラ座)」前を通る「アレッサンドロ・マンゾーニ通り」に移動。


この辺りでは、観光バスの長時間停車が禁止なので、歩道でバスの到着を待ちます。


通りをトラム(路面電車)が走って来ました。ミラノのトラムは、ヴェネツィアのトラム  と比べ、古い車輌が多く走っています。

 

 

また、石畳の道路も磨り減っていて、“デコボコ” で、函館市電が走る光景 を思い出しました。


トラムの通り過ぎるのを見ている内に、バスが到着 し、乗り込みます。


イタリアで食べる “最後の晩餐” の場所に到着したのが、午後6時でした。

 


店内には、ワインの入った金属製の樽が置かれています。

 


“最後の晩餐” のメイン料理は、肉か魚を選択できます。もちろん、ステーキを選びました。


お酒は、肉料理に合うハウスワインの赤を注文。1/4リットルをオーダーしたら、フラスコの様な瓶で出てきました。お値段は、8ユーロ (約1,040円)。

 


第一の皿は、“キノコのクリームソースパスタ”。

 


メインは、ステーキ。

 


今回の旅行で、昼・夜 計10回、レストランで食事をしたのですが、どのレストランでも、ナイフとフォーク だけで、スプーンがありません。


フォークだけで、リゾットや、パスタを食べるのに難儀しました。又、ナイフの切れ味が悪いのにも苦労しました。


デザートは、“フルーツケーキ”。

 


“最後の晩餐” を堪能して、レストランを出たのが、午後7時10分頃。日没前で、街はまだ明るいです。


バスの車窓から見かけた救急車。ミラノの街中を走るのには、救急車も小型車が便利なのでしょうか。

 


今夜の宿、「DOUBLE TREE BY HILTON HOTEL MILAN (ダブルツリー・バイ・ヒルトンホテル・ミラノ)」に着いたのが、19時20分頃でした。

 


市内中心部から車で約10分のビジネス地区にある、6階建ての4つ星ホテルです。建物の大部分にガラスと木を使用しているため、ホテル内には自然光がたっぷり注ぎ、明るい空間を形作っています。

 


ロビーもお洒落な雰囲気です。

 


ベッドルームの床はフローリングで、室内のいたるところにナチュラル素材が使われています。

 


バスルームも明るくて快適です。

 


窓から見下ろした、中庭のインテリアも洗練されています。

 


ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、そしてミラノと四軒のホテルに泊まりましたが、設備面では、ここが一番でした。


部屋に置かれたテレビ、他の三軒は、韓国のSAMSUNG製でしたが、初めてオランダのPhilips社のテレビ でした。


部屋でビールを飲みながら、テレビを観て、イタリア最後の夜を過ごしました。

 

★続きは、「北イタリア周遊記 7日目 『本物の「最後の晩餐」に感動!』」で★

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)

 

==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 省略

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916

6日目 2017/7/11『ミラノのドゥオーモ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a7bf0bc058701492ce94ff10375fd8

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北イタリア周遊記 6日目 『ミラノのドゥオーモ』

2017年08月12日 | 北イタリア周遊記

【6日目:7月11日(火)】 午前、ヴェローナに移動・観光。午後、ミラノに移動・観光。ミラノ泊。


「Galleria Vittorio Emanuele II (ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世)」のアーケード抜けると、急に視界が開けます。


左手には、「Duomo di Milano (ミラノのドゥオーモ)」の燦然(さんぜん)と輝く姿が。

 


ドゥオーモの最初の着工は1386年。ミラノの公国の領主だったジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命により、聖母マリアに捧げるために建設されました。


近づいて行こうとしたら、雨がポツリポツリと降っていることに気がつきました。イタリアに着いて6日目で初の雨。持参していた折り畳み傘の、初めての出番です。


幾度ものデザイン変更を経て、ナポレオンが現在のゴシック様式に決定した、と言われる「ファサード」と対面です。

 


入場の際には、セキュリティチェックがあります。

 


内部は、それまでの主流だった半円形に代わって誕生した尖塔形のアーチが見事です。屋根を支えている、太くて長い柱が重厚な雰囲気を醸し出しています。

 


中央にある主祭壇には、四本の柱に支えられた「ディブリオ」と呼ばれる円盤があります。

 


見事な大理石の彫像も、あちらこちらに置かれています。

 


幻想的な美しさのステンドグラスに、魅せられます。

 

 


見学を終えドゥオーモの外に出ると、広大な「Piazza del Duomo (ドゥオーモ広場)」は、先ほどの雨も上がり、真夏の太陽 が燦々と照りつけていました。

 


イタリア滞在7日間で、傘をさしたのは、ドゥオーモに入る前の5分程、それも霧雨。結果論ですが、日本から折り畳み傘を持参する必要は有りませんでした。


ツアー一行は、ここで解散し、約1時間の自由行動。


ツアー客の中には、ドゥオーモの屋根に上がりに行った人もいましたが、隊長たちは疲れていたので、ドゥオーモの隣にあるデパート「La Rinascente (ラ・リナシェンテ)」へ行くことにしました。

 

 

「ラ・リナシェンテ」は、デパートとは思えない重厚な建物の中です。 

 

エスカレーターで、最上階の7Fに上がり、トイレ に直行。イタリアの観光地のトイレの殆どは有料ですが、ここは無料で、掃除も行き届いていて清潔です。


7Fには、食料品売り場の“food market”や、イートインがあり、日本の “デパ地下” の様な雰囲気です。


今回の北イタリア旅行、途中、スーパーに行く時間が無かったので、“food market” でイタリアの食料品を買い込みました。

 


買い物を済ませても、まだ時間があったので、テラスにあるドゥオーモの屋根を眺められるカフェで休憩しようと思いましたが、直射日光が差し込んでいて、暑くて長居出来そうもありません。


修復工事中のドゥオーモの屋根の写真を撮り、冷房の効いている店内に戻ります。

 


“JUICE BAR” と書かれたコーナーがありました。

 


新鮮な野菜や果物を絞ってくれるのですが、隊長が飲んだのは、カプチーノ 2.5ユーロ (約390円)。

 


集合時間が迫って来たので、「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」のアーケードを通り、集合場所の「Piazza della Scara (スカラ広場)」に向かいます。

 

 

★続きは、「北イタリア周遊記 7日目 『イタリアでの「最後の晩餐」』」で★

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)

 

==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
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1日目 省略

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916

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北イタリア周遊記 6日目 『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』

2017年08月11日 | 北イタリア周遊記

【6日目:7月11日(火)】 午前、ヴェローナに移動・観光。午後、ミラノに移動・観光。ミラノ泊。

 


「Verona (ヴェローナ)」の「Casa Di Giulietta (ジュリエッタの家)」の見学を終え、向かったのが「Piazza dei Signori (シニョーリ広場)」。

 


「シニョーリ広場」は、ヴェローナ旧市街中心にある、古代ローマ時代に造られた公共広場フォルムを起源にする広場です。


広場の中央には、13~14世紀に活躍した詩人・哲学家・政治家の「Dante Alighieri (ダンテ・アリギエーリ)」の像が立っています。

 


叙事詩「La Divina Commedia (神曲)」を書いたダンテらしい風貌の像です。この広場は、ヴェローナの他の観光スポットと異なり、観光客の姿も疎らで、落ち着いた雰囲気です。これも、哲学者ダンテのなせる技でしょうか。


シニョーリ広場と隣の「Piazza delle Erbe (エルベ広場)」の間には、高さ84mの「Torre dei Lamberti (ランベルティの塔)」が建っています。

 


次に向かったのが、「Arche scaligere (スカラ家の廟)」。墓廟は、スカラ家の紋章などで華やかに飾られたゴシック様式の構造で、4角錐の屋根の上には騎士像が飾ってあります。

 


「エルベ広場」には、白とピンクの大理石の小堂があり、鎖に繋がれた首枷(くびかせ)の様な物が。ここは、通称「晒し台」と呼ばれ、罪人を繋いで見せしめにしたそうです。ガイドさんでしょうか、その謂れを説明しているようです。

 


エルベ広場は、シニョーリ広場と異なり、世界各国からの多勢の観光客で賑わっていました。


広場の中心には、「Madonna Verona (ヴェローナのマドンナ)」の噴水があります。写真では、噴水部分が隠れてしまい、写っていません(涙

 


その奥には、ヴェネツィアの守護聖人 聖マルコの象徴「有翼の獅子」が建っています。ヴェネツィアで見た 「有翼の獅子」  とは、姿が異なっています。


ここに「有翼の獅子」があるのは、ヴェローナがヴェネツィアの支配下に入った15世紀初頭に、広場が整備されたからだそうです。

 


エルベ広場を出て「Corso Porta Borsari (コルソ・ポルタ・ボルサリ通り)」に出ます。


大理石の石畳が引き詰められている贅沢な道の上を歩きます。ヴェローナは海面下にあったそうで、当地で取れる大理石の中には、アンモナイトなどの貝化石が含まれていることがあります。

 


大きなアンモナイトの化石の大理石を足元で発見! 博物館に行かなくても、道路で化石を見ることが出来るとは。


通りの終点にあるのが、紀元前1世紀に造られと考えられている白大理石で出来た「Porta Borsari (ボルサーリ門)」です

 


門を出て、「Adige (アディジェ川)」に架かる「ヴィットーリア橋」を渡ると、ヴェローナ旧市街とお別れです。

 


対岸に駐車していた大型バスに乗り込んだのが、午前11時半。僅か1時間半のヴェローナ滞在でした。旧市街全体が世界遺産に登録されているこの街で、少なくともまる一日観光をしたかった!


バスは、西に約167km離れたミラノに向け、高速道路を走ります。

 


やっと「Milano (ミラノ)」に入って来ました。ミラノは、ロンバルディア州の州都で、イタリア最大の人口を有する大都市です。


ミラノが、最初に歴史の表舞台に立ったのは、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がキリスト教を認める「ミラノ勅令」を発布した西暦313年だそうです。


バスを降り、遅い昼食と取りにレストランに入ったのが、ヴェローナを出発して二時間後の午後1時半。長いバス旅でした。

 


案内された地下1Fは、明るくお洒落な  “ミラノ”  を感じさせる雰囲気の部屋です。

 


第一の皿は、サフランの色鮮やかな “Risotto (リゾット)”。久しぶりに食べるお米の味は格別です。でも、デザート用の小さいスプーンは有るのですが、大きなスプーンが無く、フォークだけで食べるのに難儀しました。

 


第二の皿は、“cotoletta alla milanese (ミラノ風カツレツ) ”。 薄く叩いて伸ばした柔らかい子牛の肉があっさりと揚がっていて、さすが本場の味です。

 


デザートはシャーベットでした。

 


昼食が終わったのが、午後2時半。これからミラノ市内観光です。


最初に向かったのが、「Teatro alla Scala (スカラ座)」。

 


1778年に開場した世界有数の歌舞場は、思ったより小さくて、交通往来の盛んな道路に面していたのが意外でした。


道路の反対側にある「Piazza della Scara (スカラ広場)」には、レオナルド・ダ・ヴィンチとその弟子たちの像がありました。

 


広場を抜けた先が、「Galleria Vittorio Emanuele II  (ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世) 」の入り口です。

 


「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」は、スカラ座と「Duomo di Milano (ミラノのドゥオーモ)」を結ぶ十字型のアーケードです。


1865年から1877年の間に建設されたこのアーケードは、イタリア王国の初代国王「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」にちなんで名付けらました。


二つのアーケードが交差する中心地点の真上は、ガラス製のドームになっています。

 

 

 

 

★続きは、「北イタリア周遊記 6日目 『ミラノのドゥオーモ』」で★

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)

 

 

==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 省略

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

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北イタリア周遊記 6日目 『ヴェローナのジュリエッタの家』

2017年08月09日 | 北イタリア周遊記

【6日目:7月11日(火)】 午前、ヴェローナに移動・観光。午後、ミラノに移動・観光。ミラノ泊。


旅行6日目の朝、「Venezia (ヴェネツィア)」本島対岸の「Mestre (メストレ)」にある「Antony Hotel (アントニー・ホテル)」で起床したのが、6時15分頃です。


午後に訪れる「ミラノ (Milano)」の天気予報は、晴れ時々曇り。予想最高気温は、28℃。6日目で、初めて晴れ以外の天気予報です。


7時15分に1Fの朝食会場へ。既にカナダのカルガリーから来た若者たちが、食事をしていました。

 

 


このホテル の朝食、パン・ケーキ・クッキーの種類が豊富です。

 

 


8時15分に、バス  に乗り込みます。今日の予定は、約105km先きの「Verona (ヴェローナ)」に移動・観光。その後、約167km離れたミラノに移動・観光です。

 


市街地を抜け、高速道路を一路、西に向かいます。途中、ドライブインで約20分間のトイレ 休憩をして、午前10時頃にヴェローナに到着しました。


ヴェネト州最大の都市ヴェローナは、古代ローマ時代から続く歴史ある街です。


最初に訪れたのは、アディジェ川沿いに建つ「Castelvecchio (ベッキオ城)」。

 


ベッキオ城は、スカラ家によって14世紀中ごろに建てられた城塞です。


アディジェ川に架かる城塞内の「Ponte Scaligero (スカリジェロ橋)」を渡っていると、中世の騎士になった様な気分になりました。

 


城塞内を一周し、跳ね橋を渡り外に出て、街の中心部に向かいます。

 

 


ベッキオ城のすぐ隣には、古代ローマ時代の「Arco dei Gavi (ガビ門)」がありました。

 


途中、道路脇にイタリア国旗とEU旗を掲げた歴史ある建造物がありました。現地ガイドさんから説明を受けた筈なのですが、あまりの暑さで集中力を欠き、さらに歩きながらの説明だったので、何の建物だったか全く覚えていません (苦笑

 


狭い脇道を抜けると、視界が急に開け、目の前に「Arena di Verona (アレーナ・ディ・ヴェローナ)」の美しい姿を見ることが出来ます。

 


「アレーナ・ディ・ヴェローナ」は、古代ローマ時代の円形劇場の遺跡で、ローマのコロッセオ に次ぐ規模を誇っています。


現在、外観は2階建てのアーチのみですが、創建当初はこのさらに外周に大理石造り、3階構造のアーチをもつ外壁が存在したていましたが、1,117年の地震で大部分が倒壊し、僅かにその遺構が北西部に残っているだけです。

 


毎年夏には、アレーナの中で野外オペラが開催されていて、この日も公演があるそうです。

 


中世の建物が続く通りの1階は様々なお店になっていて、多くの観光客で賑わっていました。

 


「Casa Di Giulietta (ジュリエッタの家)」に到着。「ジュリエッタの家」は、シェークスピアの有名な戯曲「ロミオとジュリエット」のモデルとなったと言われるカプレーティ家の屋敷跡です。

 


中庭に至る両側の壁には、各国語で落書きが。

 


13世紀に建てられた家は、中庭に出ると物語で有名なバルコニーがありました。

 


ヴェローナで一番の観光スポット、中庭は観光客で芋洗いの状態です。

 


ブロンズ製のジュリエット像は、右胸に触ると幸せな結婚ができるという伝説があるそうです。

 

 

★続きは、「北イタリア周遊記 6日目 『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』」で★

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)

 

==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

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