朝晩冷え込み厳しいが日中稍々温暖
日本を代表する枚方市在住の貝工芸家、水田博幸氏が14年の歳月をかけて制作した「東海道五十七次」57点を一堂に展示しています。水田氏の驚くべき貝工芸の世界を通して、江戸・日本橋から京の三条大橋までの五十三次と大坂までの古の東海道をめぐり、宿場町として賑わった当時の地元枚方、更に伏見、淀、守口を加え五十七次として展開しています。
見応えのある素晴らしい展覧会で、近くにこんな偉大な芸術家がいたことを初めて知りました。氏は今年7月80歳で逝去されています。
白蝶貝、黒蝶貝、鮑、夜光貝、ミシシッピ川のドブ貝まで様々な貝の殻を削り出して極めて微細で緻密な作業が施されています。人の足の指、草履の鼻緒などの近くで見なければ分からない細かい作業には驚きです。
↓お江戸日本橋
↓京の三条大橋
*続 く