時々寒さ厳し 旧暦11月大朔
新梅田シティの「梅田ガーデンシネマ」で標記の映画を鑑賞した、チェルノブイリの原発事故から25年まだ被曝に苦しむ人々の姿を描いている。
主役の少女カリーナちゃんが名演技をして実に可憐、ウクライナ・ベラルーシの美しい田園風景が素晴らしい。こんな平和で美しい土地も原発事故で廃墟と化す。
まれに見る感動作品で大勢の人に是非見て欲しい。
今福島では原発事故で大勢の方々が色々な面で被害を被り心を悩まされておられるが、政府や東電は情報を隠すか、政府は東電に情報を知らされていないか、かなりの問題を含んでいるようで不安を持つ国民は将に蚊帳の外に置かれている。
除染、除染と言うが除染は汚れを他に移すだけで、放射能が無くなる訳ではなく根本的解決にはならない。
若狭湾岸は原発銀座、一旦事故が起これば琵琶湖は汚染され関西は全滅する、恐ろしいことだ。
原発は安価で安全と政府、電力会社により喧伝されて来たが嘘ばかり、今回も公的資金と言うが実は莫大な国民の税金が使われ、結局原発は高くつくことが証明された。
学者の間でも甲論乙駁、真実は藪の中、将来が心配だ。
新梅田シティの広場では恒例のドイツ・クリスマスのイベントが開催されている、こんな平和で平穏な世界が何時までも続くことを願うものである