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6月・上方落語定席「島之内寄席」

2005-06-17 23:06:51 | エンターティンメント
 蒸し暑い
 若手からベテランまで6名の出演。
 6時半開演9時終演。次々回8月の定席が面白そうである。
 前半トリの前
 桂 三歩(三枝の弟子)とは言え落語家歴 約20年。
 新作落語「神様のご臨終」
 20世紀の神様が無く亡くなって21世紀の神様が誕生する笑い噺。
 前半のトリ
 月亭 八方「算段の平兵衛」
 定職は無いが算段上手で人に頼まれては難題を解決して大金をセシメその日その日を送る男の噺。
 中入り後
 桂 都丸「遊山船」
 夏、お大尽が大川で船での豪勢な夕涼みを長屋の2人の男が橋の上から見物している笑い噺。
 トリは
 桂 文喬「胴乱の幸助」
 丹波篠山から上阪して身を粉にして働き1代を築いた男が、何の趣味も持たず、只1つの道楽は喧嘩の仲裁、それにまつわる笑い噺。
 
「算段の平兵衛」と「胴乱の幸助」は大ネタでラジオやテレビでは殆ど見聞きできない30分を超える長講一番、手振り身振りの芸は臨場感溢れる。
 三歩も身振り手振り表情が可笑しく、噺が頗る面白いので爆笑を呼ぶ。
      
 *「胴乱とは」薬・印・銭・煙草などを入れて腰に下げる革製の袋。
  胴乱の幸助は何時もこれを腰に下げて歩いているのでこんな渾名がついている。

[写真上は木戸札。下は舞台、開場直後でまだ客はマバラ]
コメント (3)
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