花歩る木

山と旅がすきです

北京花紀行 3

2011-05-12 15:30:36 | 

 4月29日 
   世界遺産 「天壇公園」 を見学。

   「天壇」 とは皇帝が年に2回、天へのお祈りをしたところ。
   3層の木造建築で釘を使ってない。「風水」的に最高の場所らしい。
   「天」は中国人にとって昔から至上のもので、万物を支配する最高権威。
   皇帝は、その天命を受けた「天子」であり、特権をもっていたのです。
   
  
  
  

   
                          古木から 「気」 をもらっている人たち。
  
   1998年より世界文化遺産に登録されました。
   外国のVIPが北京を訪問して、忙しい時間のなかでも、
   必ず見るのは、万里の長城、故宮博物館、天壇公園 なのだそうです。
  
  故宮博物館 (昔の紫禁城)  世界遺産

  その前に天安門広場を見学。
  50~100万人が集まれる世界最大級の場所だとか。
   
  
    天安門には毛沢東の大きな絵(6×5m)が掲げられています。
   中国のシンボルですが、絵は1年に1回同じ画家が描き改めるそうです。

     

  

   
   故宮(紫禁城) の中の最も有名な建物である 「太和殿」
   世界で現存する最大の規模と最も完備した木造建築です。
   24名の皇帝がここでまつりごとをしました。
  

    
   故宮の北側の 「神武門」 を出るとすぐ景山公園があり、牡丹の名所です。
   まず公園の山の上に登り故宮全体をながめました。
   紫禁城は映画ラストエンペラーの舞台ですので、初めて来たのに、
   懐かしい感じがしました。もう1度映画を見てみたいです。

  
  
     
   景山公園の3万株の牡丹はちょうど真っ盛り。
   今回の旅で1番いい花を観賞できました。

   因みに「北京市の木」は槐(えんじゅ=ニセアカシア)だそうで、
   並木道の槐が咲き始めていました。


   夜は 「京劇」 を観賞しました。

    

   
                                           化粧支度風景
   「カンフー」、「北京雑技」、「北京京劇」を見ましたが、
   言葉の問題のない、物語も背景も知らなくてもいい
   雑技が一番おもしろかったです。  

                               

   4時間たらずで行ける3千年の壮大な歴史の宝庫、
   エネルギーの充満している街角、
   オリンピックを成功させた躍動感は十分感じられました。 
   今まで中国の地方ばかり歩いてきましたが、やっと首都を歩けました。
   楽しい旅でした。       


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