花歩る木

山と旅がすきです

ボストン美術館展

2010-06-14 21:49:51 | 美術館
6月8日 ボストン美術館展に行ってきました。
「六本木ヒルズで名画のフルコースを」

「森アーツセンターギャラリー」 (六本木ヒルズ森タワー52階)
で、~6月20日まで開催されています。

 
森タワーの広場から。            ここからエレベーターで52階へ上ります。

ボストン美術館

25年ほど前、ニューヨークに駐在していたころ、
車で北東に3時間ほど(?)のボストンへ遊びにいきました。
美術館の、正門の風景はよく覚えているのですが、
展示品は多すぎてほとんど覚えていないのです。
今回の美術展には、現地で見る以上の期待を持っていました。

この美術館は、市民の寄付や寄贈、入場料に支えられている
「市民美術館」です。今回のモネの作品11点のうち、
10点は寄贈された物だそうです。

展示は、前半は肖像画、宗教画、風俗画など人物中心。
後半は風景画、モネと印象派が中心でした。


                 

 
好きな作品を2つ選びました。
ルノアールと親しかったモネは、自宅の庭にいる妻子を
描きました。絵の具の色を混ぜ合わせないで、
明るい光で包むように・・・印象派の技法です。

パリ郊外の村(バルビゾン・・・行ってきましたよ~)に
移り住んだミレーは「低俗な画題」とさげすまれまがらも
農民の働く姿を描きました。

日本初公開のレンブラントの全身肖像画や、
モネの作品ばかり10点を集めた部屋などに
人気が殺到していました。

鹿賀たけしさんのオーディオガイドで1巡して、
もう一度回ってたら、地域の友達にあいました。
この混雑によくまあお会いするものですね~

16世紀から20世紀にかけヨーロッパで活躍した47人の
80点の名画を、居ながらにして拝見できた贅沢な1日でした。