1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.13

2013年08月31日 | 1/43 car
あっという間に、上下合体まで進めました。

ボディーはクリアーをほとんど吹きっぱなしです。
この時代の車は、ソリッドカラーにクリアーコートは艶が出すぎですから、鏡面にはしたくないのです・・・

自作デカールの保護と、多少の模型映え、白色なので黄変劣化の防止の意味でクリアーを吹いております。

それでも艶が出すぎています。
見頃は、3ヶ月程寝かしてからでしょうか・・・

かりにウレタン塗ったら、想像するとどうも気持ち悪い雰囲気。
※個人感想で、ウレタンを否定している訳ではありません。


そのボディーにエンビを全面ツライチで貼り込みました。
もちろん、自分で絞りましたので、出来る技ですね。
ただ、フロントガラスは今後の課題として研ぎ出ししてみようと思っています。
曲面ですから多少の歪みがでますので、それを整えて透明感を出す事が出来れば、また完成度が上がるかも知れません。

内装は、すでに前回組み立てていますので、ほとんど必要ないですが、内張を自作しました。
ドアの部分だけですが、開閉レバーなどをメッキコートしてアクセントにしています。

ルームミラーも忘れずに・・・

それで、ダッシュボードの角度を決めて固定。

仮組みで、水平を常にチェックしたので、ダッシュボードの高さ、シートの位置、後部座席の高さ、全て水平に保っています。
これ、重要です。
前から眺めたとき、内装が左右ガタガタであればみっともないのです。


そして、タイヤを固定です。
若干気持ち、フェンダーに被るようにセットしています。
ホイールベースが長いので、短かく見せるために、フェンダーにタイヤを納めると、そのまま長く見えます。
タイヤを少し被せると、タイヤの太さで少しは短く感じます。

勿論、4点設置もバッチリで、ガタガタしません・・・・。

キャノピールーフを被せると、一層内装は暗くなり不明瞭になります。
でも、必要な物はすべて取り付けてありますので、ゆっくり見ると確認でき、満足感が湧きますね。


と言うことで、峠は越えましたので、あとは外装パーツを取り付ければ完成ですが、1点気になる部分があります。
ドアのウインドーサッシですね。
塗装でシルバーにしていますが、ほとんど効果がありません。
自作でエッチングを作るか否か、検討しています。
かなり狭いので、エッチングを合わせられるか?心配ですが、もしフィットするようでしたら、メリハリが出て、さらに良い雰囲気になると思います。

まぁ最後までパーツを取り付けて、トータル的に不要だと感じれば、エッチング無しになりますが・・・

接着剤を、きれいに塗る

2013年08月30日 | ケミカル&ツール
プラモデルでは、角瓶などの接着剤があります。

蓋に刷毛が付いていて、それを接着面に付けてパーツを貼り合わせる。
ちょっと繊細な部分になると、面相筆を使う方も居られますね。
私は、流し込みで対応しますが・・・

プラモデルは、大きいので、接着面積も広い。
なので、付属の刷毛でも対応できますが、1/43は面積が小さいので、点や線で接着する工程の方が多いです。
面で接着できる部分は、ほぼ見えない所が多いので、漏れても目立ちません。

しかし、カーモデルで嫌なのは、接着漏れ。
特に、エンビの取り付けで接着剤がはみ出ると汚いし、折角きれいに作ってきた甲斐がありません。

そこで、塗りやすい物を作るわけです。
これなら、爪楊枝の先に付けても良いのでは?となりますが、爪楊枝は、確かに便利で接着剤も先に付けることが出来ます。
でも、先に接着剤が留まらずに、左右に広がり先にはほとんど接着剤が付いていません。

それを無理に付けようとすると、はみ出たり、不必要な部分に接着剤を付けてしまったりとなります。


画像は、それを防ぐ為の物。
真鍮線で、0.3mm程度の太さ。
これをピンバイスに加えさせて使うのです。
先に接着剤を乗せての先端には付かないものの、爪楊枝のように、左右に大きく広がる事はありません。

きれいに、細いラインでも、点でも付けやすいのです。

一つ作っておけば楽ですね。
43モデラーの方なら、何を今更ですが、こんな簡単な内容でも、自分で作って置く事が大事なのでしょう。

普通の道具で使いにくいのなら、より精密な物へ。
なければ、自分で、どうにか作る。

キットをきれいに作る事よりも、キットきれいに作る事ができる道具をいかに揃えるかなのかも知れません。



1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.12

2013年08月27日 | 1/43 car
そろそろボディーのクリアーも乾燥してきました。
しかし、もう少し乾燥をさせます。

その間に、内装を組み立てておきます。
ABCペダル、ロールバー、シート、シフトレバー後部座席、エンジン位置合わせなど・・・

そして、今回の見どころは、自作シート以外に、予備タイヤです。
後部座席にベルトで固定してあります。
ホイールは自作して、付属のタイヤに填めました。

なかなか簡素ではありますが、良い感じになりましたね。




しかし、ボディーを被せると、まったく分かりづらくなります・・・
室内が狭いですし、暗くなるので、苦労の甲斐無し。
エンビの窓、キャンパストップルーフを乗せたら、さらに見づらくなるでしょう。


内部は出来上がりましたので、ボディーを次は磨いてみます。
そして、窓を貼り込めば、完成も早いかと思います。

1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.11

2013年08月23日 | 1/43 car
クリアーが乾いたので、持ち手から外して、タイヤを填めて様子を見ました。

なかなかの物です。
一つ不満は、ボディーが長い。
ホイールベースが気になるのです。
あと、5mmくらい短ければ最高ですが、キットのベース車が違うので仕方ないですね。

どこかキリの良いところで切断して幅を詰めれば良いのですが、いつまでたっても完成しないでしょう・・・きっと。

このまま進めますが、少しでも短い様に感じる工夫をしながら組み立てていきたいと思います。

クリアー乾いたと言いましたが、表面だけですので、さらに乾燥を待たなければなりません。

暑くて乾燥は早いですが、通常どおりの時間を取ります。


その間に、シャシーは、ボディーとバランスを見ながらシートなどを固定しておきます。

エンジンも、ロールバーもボディー以外の作業は乾燥時間に済ませたいと思います。


そして、気になるデカールですが、トラブルは全くないので、このまま定着すると思います。
しかし、段差についてはクリアーで無くすことは出来ませんでした。
最後に簡易研ぎ出しをするときもう一度、なだらかにしたいと思いますが、それでも無理であれば、仕方ないと言うことですね。

デカールの厚み、少し有るようです。
インク滲みを防止するために、少し厚みを持たせているのでしょう。
A-oneよりは薄いですが・・・

ウレタンなら、段差無くなるのですが、アクリルはそこまで厚く塗ると意味が無くなりますので、この辺りが引き際でしょう。

では、乾燥するまで当分更新は致しません。

1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.10

2013年08月22日 | 1/43 car
デカールを貼ったのち、水洗いを行い、クリアーコートを行いました。
工程では、4回塗装。

今のところ、滲み、割れなどのトラブルはありません。
時間経過してさらにこのような状態でしたら、大丈夫だと思います。

ラッカークリアーですので、4回塗装してもデカールの段差が浮き上がってきます。
これ以上クリアーを乗せると危険なので、段差が目立っていてもこの辺りが限度だと感じます。

ゆっくり乾燥させて、一度中研ぎを行う時に、デカールの段差を詰めてみましょう。

完璧には消えないと思いますが、今の状態よりは改善されると思います。
ウレタンなら、一回で飲み込んでくれるのですが・・・

夏場で、乾燥はかなり早いですが、それでもいつもの倍程度、乾燥をしっかりさせて経年劣化で段差が浮き上がることが無いようにしたいものですね・・・

しかし、ラッカークリアーは有る程度乾燥しても、そこからゆっくり長期間にわたりシンナーが枯れていくので、若干の劣化は仕方ないでしょう。


1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.9

2013年08月21日 | 1/43 car
さて、デカールを貼りました。

水に浸けてもインクの滲みはなかったので安心しました。
また、曲面に貼り込む部分も、軟化剤を使いましたが溶けることも無かったです。
若干、シートが厚いのかな?

確かに、透明部分のエッジが気になりましたが、これはクリアーコートでなだらかにするしかないようです。

でも、自作デカールは成功だと思います。
もっと鮮明にと思えば、ハード面で環境を変えなければなりませんが、これ位であれば、自分でも手軽にデカール作ることが出来ると言うことですね。


それと、アバルトなのに、どうして、ジャンニーニなのか?

それは、お気軽改造で変更としています。
これからは、ジャンニーニ仕様に変わります。

と言っても、ステッカーチューンみたいな感じですが・・・・


それでは、デカールもしっかり定着させて水洗い後にクリアーコートいたします。
これで、変化無ければ、今回のミッションは成功だと思って良いでしょうね。

1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.8

2013年08月20日 | 1/43 car
ボディーはホワイトですが、すでに塗りおえております。

今回は、ボンネットからフロントグリルにかけて、赤ラインを入れます。
もちろん塗り分けです。

マスキングテープで位置を決めながらしっかりマスクします。





マスキングをしっかりしたら、赤色の塗装です。
この形状で心配なのは、塗装漏れです。
曲面が多いので、凹んだ部分にテープはきれいに追随しないので、そこから漏れます。

有る程度はしかたないのですが、それを予防する場合、赤を塗る前に、クリアーを一吹きしておきます。
本来、漏れている部分を目留めする効果があります。
完璧ではないですが、効果は大きいと思います。

乾燥後、赤色をゆっくり塗装。
艶でなくても大丈夫で、要は漏れないようにゆっくり塗装して、色さえ乗れば良いのです。

しかし、どうしても漏れるので、その時はコンパウンドで消したり、酷いときは、タッチアップとなりますが、今回は、コンパウンドで修正できる範囲でした。


これで、ボディーの塗り分けが完了したので、次回は、自作デカールを貼ってみましょう。

ミラクルデカール準備編

2013年08月19日 | ケミカル&ツール
昨日印刷した内容を、一晩乾燥させました。
乾燥させることは、大事かも知れません・・・
後ほど説明します。

そしてこのままでは、水に浸したときに、インクが滲んでしまいますので、それを防止するために、上からトップコートをする必要があります。

推奨は、クレオスの缶スプレーでトップコート?の様ですね。

それで、説明書を見ると、貼り終えてからデカール保護のクリアーも、ここでコーとしたクリアーと同じ内容を使用するとありました。

クレオスのクリアーは、10年以上使った事がないので、やはり慣れ親しんでいるクリアーを使いたい。
ですので、下準備のクリアーも工業用のラッカーを使用。

これについては、水性でもラッカーでも問題ないようです。


ちょっと問題がありまして、希釈をモデル用にしておりました。
それで吹き付けると、濃すぎたようで霜が付きました。
ウレタンの希釈が濃すぎたときになる、アレですよ。

かなり薄くしたと思ったのですが、ダメでした。
しかし、勿体ないので、さらに希釈したクリアーでかなりウエットに吹き付けて、霜を潰します。

厚いかも知れないですが、実験も兼ねてウエットに吹いたとき、文字は滲むか?転写するときに割れるか?この時点でデータを取っておきます。

ダメなら、加減が分かります。
これより薄く吹けば良いのです、希釈も分かりました。
これで、乾燥させましょう。

かなりドカ吹きしましたが、インクは滲んでいません。
もちろん、いきなり吹き付けていませんが、それでもかなり思い切って吹いています。
それでも、滲まないのは、前述の印刷後の乾燥になるのかなと思います。

なので、インクジェットでデカールを綺麗に作るポイントの一つには、乾燥時間を取ると言う事かも知れませんね。

あとは、良いプリンターを使用です。
滲ませたくないようなら、レザープリンターでしょうか・・・

最新のプリンターが良いに決まっていますが、最近は、フロントのトレーに容姿を格納して、1周するあいだに印刷してまたフロントから排出されます。
これは、デカール用紙にストレスが掛かります。
古いプリンターは、背面から挿入して、フロントに排出なので、それほど用紙にストレスがかかりません。

また画像の様に切り取って使っても、幅さえA4サイズであれば古い印刷機は動きます。
しかし、新しい印刷機は、縦横A4以下なら、エラーのでる機種も有るようです。
こうなると、ロゴ一つ作るのに、大きな紙に一度印刷すれば、もう残りいくら余白があっても使えなくなるのでは?

この辺りは、いろいろ工夫すれば乗り越えられると思いますが、もしデカール作るために新しいプリンターを購入されるときは、このような場合でも動いてくれるか?また手差しとか出来るタイプが良いと思います。

では、乾燥後にいよいよボディーに貼ってみます。

ミラクルデカール印刷編

2013年08月18日 | ケミカル&ツール
以前、A-oneで印刷しましたデータをそのまま利用して、今回はミラクルデカールに印刷しました。

そのままのデータでは、ダメなので、左右の回転を戻しておきました。
ミラクルデカールは、水転写なので反転しなくても良いのです。

そして、デカールに、滲み防止のスプレーを塗布いたします。
スプレーで3往復とあります。
初めてなので、加減がわかりませんので、ウエットにならないように薄く何度も塗ってしまいました。

スプレーが乾燥したら、印刷ですが、用紙設定はインクジェット紙・写真紙・光沢紙などの高品質に設定をすれば綺麗になると言うことです。
しかし、あまり高品質設定にし過ぎるとインクが大量に噴射されるので、返って滲むと場合もあります。

プリンターによってこれらの設定は、個人で確認しながらベストポジションを見つける事になります。
私は、写真光沢紙で印刷しました。

結果は、かなり素晴らしい!



ちなみに、こちらは、A-one印刷です。

こちらも、画像では綺麗に見えますが、滲みが少しあります。
デカールではないので、厚みがあります。
また転写シートにドット柄があって、これもきになります。


今回は、ミラクルデカールに軍配が上がりそうです。


次は、一晩乾燥させて(実際は30分以内程度)トップコートし、貼り込むまでの作業を行います。

1/43 Barnini FIAT ABARTH 595 CORSA 1972 No.7

2013年08月16日 | 1/43 car
1回目の下地塗装です。

巣穴と、バリが酷かったのですが、パテで良く潰しておきましたので、その甲斐あってかなり綺麗な下地です。

乾燥したら、よく観察して不備の有るところはまた修正を行い、下地をキッチリ作り上げます。

内装は、今回ブラックアウトになりませんので、すでにボディーカラーを塗装しています。
マスキングして、汚れないようにしております。

修正あっても、簡単でしょうから、ボディー塗装は、週末にでも出来そうです。