1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トレーラー修正

2017年09月30日 | 日野トレーラーバス 1949
ボディーに深い傷がある部分などをパテで埋めます。
難しい作業ではありませんね。
それと、サイドに社名ロゴが入ります。
だいたい白帯になるのですが、そのガイドとして罫書き線がボディーに刻んであります。
とても深くて、塗装だけでは消えないと思います。
こちらも消しておきます。
ガイドを消して大丈夫かとなりますが、直線なので、単にマスキングテープを貼れば行けるでしょう。



こちらは、ルーフです。
気泡がたくさんあります。
見た目には確認できず、光に透かせると丸い模様が浮かびあがります。
ここに空気が噛んでいます。
巣穴じゃないので見落としがちですが、処理したほうが良いでしょう。
中身が酸素なのか?ガスなのか?よくわかりませんが、穴をあけてガス抜きですね。
やはり穴の傷は塞いだほうが良いので、サフの沈殿している部分を流し込みました。
流動性がないとまた空気を噛んでしまうので、処理している意味がなくなります。
これくらいなら、ラッカーパテで大丈夫。
多少引けても、ルーフ裏だから目立ちませんよね。
だから、ルーフ裏側にガス抜き穴を開けているのです。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トレーラー窓枠2

2017年09月25日 | 日野トレーラーバス 1949
続いて、サイドの窓枠を合わせます。
エッチングが多くてかなり手間が掛かりますね。

左右で20枚程度有るわけですが、窓の横幅に、エッチングが収まりません。
等間隔にピラーを立てていますが、これは手作業で寸法のズレは多少あります。
レジンのバリも邪魔ですし・・・

それらを調整しながら一枚づつ嵌まる様に調整していきます。
エッチングは、ナンバリングしてバスの窓と対にしておきます。
エッチングはきっちり寸法合わせてありますが、どのエッチングを使っても合わないとおかしいですね。
しかし、エッチングもランナーから切り出すときに、抉りすぎたり、ランナーが残ったりと厚みが変わります。
手で切断しているので、刃物をどれも同じ位置に持ってくるなんてできません。
よって、一枚づつ専用にしているわけです。
BBR方式なら、こんなことしませんけどね。

それで、すべて合わせました。
あとは、再度確認しながら接着していけば大丈夫でしょう。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トレーラー窓枠1

2017年09月23日 | 日野トレーラーバス 1949
サンディングも仕上げ手前まで行いました。
単調な作業で、気分転換しようと、窓枠のエッチングを合わせてみます。

リアですが、モデルカーズなどの作例では、奥までエッチングが押し込まれている様です。
当時もそのような感じだったのでしょうか、今回はすこし浮き気味でセット。
これくらいの方が、好みですね。
奥まで押し込まない事にします。



トレーラー先頭部分です。
真ん中は少し修正すれば嵌めることができました。
右の方も、同じく。
左は、隙間が大きいためエッチングが留まりません。
少し工夫すれば良いことですね。

前後のエッチングを合わせて終わりです。

明日以降は、サイドのエッチングを一枚づつあわせて行きます。
とても面倒な作業ですが、このバスを作る上で、大事な作業でもあります。
塗装以外で、一番しっかりしないといけない工程でしょう。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トレーラーサンディング

2017年09月20日 | 日野トレーラーバス 1949
とりあえず、馬鹿でかいトレーラーをサンディングします。

窓枠などのエッチングを取り付けてから、サンディングするのはとても危険なので、最初に済ませておきます。
まずは、ルーフ。
分けて行います。
面積が広いし、数回にわけて行います。



削り始めは、ペーパー#240の目詰まりが酷く、なかなか削れる感覚になりませんでした。
ズルズルと表面が柔らかい感じです。
油分の跡が大きく、完全に削りおとしたいところですが何度行っても、目詰まりばかり・・・

仕方ないので、番手の洗いペーパー#60で軽く削りました。
表面は、傷だらけになってしまいましたね。
そして再度、ペーパー#240を当てました。
今度は、サクサク削れました。
粉がでてきて、削っている感覚があります。

油分の跡も、きれいに落とせた様です。
とりあえず、ルーフの荒削りはこれで良いでしょう。
もう一度、番手を上げて整えたいと思います。

理由は、#240では少し荒くサフでも傷が埋めれない時がある。
そして、サンディングで気づいたのは、ルーフの形状が滑らかではなかった所です。
換気扇の周辺ですが、一つの長い板を継ぎ足している様に感じます。
原型は、長いプラ版を多角形に継ぎ合わせてゆるいアーチを形成したのでしょうか。
特に、トレーラーの前後は盛り上がっており、このコブも気になります。
できるだけ、ラインがスムーズに繋がる様にしたいですね。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トレーラー下地1

2017年09月19日 | 日野トレーラーバス 1949
トレーラーの下地を塗装しました。

これは、内装のシート部分です。
ひっくり返すと、足回りになっております。
別段、修正するポイントもなく、脱脂だけ行いました。
ミストが、回らない部分は、荒れてしまいましたが、ペーパーで慣らしておきます。
これで、トレーラーの上物以外すべての下地が整いました。

今後は、上物の修正となります。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A 固定ボルト

2017年09月16日 | 日野トレーラーバス 1949
製作記に書くほどでもありませんが・・・

展示用ケースに固定するかしないか、まだ決めておりませんが、固定するとなれば後からの加工が無理なので、今の内に行いました。
ネジも、ある程度の太さが必要です。

トラクターは、ボンネット裏に穴を貫通させて、ネジ切りをしました。
もう一つは、後輪の後ろ側にボルトを固定しています。
後輪より前に付けると、シャフトが邪魔になってネジが通りません。
トラクターは軽いので、それほど心配はありませんね。

トレーラーは大きい長い、重たいとあって、固定はしっかりしておきます。
乗り降り口付近に2箇所取り付けました。
連結部分では床の高が高くなるので、あまり良くないです。
目立つという理由もあります。
この2箇所で安定してくれると思います。
ただし、空車時のトレーラーは、前方が浮き上がります。
乗客が乗り始めると沈んで地面と平行になる様です。

空車時のスタイルで展示する場合は、ボルトが地面と平行に固定しているので、ネジの角度と合わない可能性があります。
あまりトルクをかけずに、かるくしめる程度にしておきます。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トラクター下地1

2017年09月12日 | 日野トレーラーバス 1949
サフを吹きました。
1回目なので、これで決まる事はありません・・・
傷や凹み、気づかなかった所がよく分かります。

ボンネット横のスリッドですが、塗装の加減がまばらです。
線がくっきり出ている所と、潰れている所ですね。
もう一度、刃物で筋を入れて全体がくっきりする様にしたいと思います。

それと、塗料の消費が恐ろしい!
トラクターだけでもかなりのサフを使いましたが、これがトレーラーになると、どうなることか?!
今から思いやられますね。

1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トラクター洗浄

2017年09月09日 | 日野トレーラーバス 1949
トラクター部分ですが、仮組や加工、修正を終えましたので、洗浄して下地塗装の準備をします。

とてもきれいなレジンですが、油のギラギラした跡が数箇所ありました。
これはしっかり落とさないと行けません。
洗浄では心もとないので、ペーパーで表面をサンディングします。
足つけ効果と、油分除去にもなります。

中性洗剤に一晩浸けておきました。
さらに、歯ブラシで隈なく擦り落とします。
レジンカスもこの段階でしっかり落とします。

いままで、脱脂不良で塗装事故の経験がありません。
浸け置きすれば、普通の洗剤でも大丈夫と思います。
洗剤だけでは不安で時間もなく、科学的に脱脂をしたい時は、専用のクリナーをご使用ください。




1/43 model cars 日野トレーラーバス 1949 /T13B+T26A トラクターエッチング3

2017年09月07日 | 日野トレーラーバス 1949
トラクター最後のエッチングが、ドア窓に付きます。
形状が、ピラーの斜度に合いません。



力技です。
先端を切断して、外側に引っ張ります。
ほんの少しだけで充分。
そして、ハンダで切断面をひっつけます。



少しはマシになりました。
ピラー付け根に隙間ありますが、パテで充分ですね。
こちらも、エッチングの金属感を生かさなくてもよくて、塗装になるので、多少の荒は目立ちにくいと思います。

modelers エッチングベンダーL

2017年09月06日 | ケミカル&ツール
少し高い買い物です。
エッチングベンダーです。

先日のステンレスエッチングの加工が難しかったので、今後の為に買って見ました。
ただし、注意が必要です。
それを説明します。

まずは外観です。
金属で出来ているのでしょう、ずっしりと重たいです。
43のエッチングでは問題なさそう。
押さえも正確に挟んでくれそうです。
性能的には、高い買い物ですから問題ないと感じます。




問題点は、挟むエッチングの大きさです。
ベンダーを分解しました。
トレーラーバスのエッチングで苦労したので、寸法は気になっておりました。
買う前から、大きなエッチングは奥に行けない構造だと理解していました。
画像にある手書きの寸法ですが、それ以上大きな物は、挟むことは出来ても、折り曲げるラインにエッチングが固定できません。

例)
横幅が2.5cm以上になる物は、固定するボルトなどが邪魔をして奥に逃がす事が出来ません。




バスのエッチングで、試してみます。
ご覧のとおり、ボルトが邪魔で折り目ラインに合わせる事ができません。
しかし、横幅が幸いにも2.5cm以下なので、ボルトとボルトの間に通す事ができ折り目ラインに合わせる事が可能となります。
しかし、エッチングの折曲げは数種類あって、ほどよいプレスがありません。
そんな場合は、



この様に、反転させると物凄く長いプレスラインに変身します。
これなら、安定して折曲げ加工出来ますね。
この様に工夫して使う事が出来ます。

寸法などよく見て購入しないと、頭がつっかえたり、横幅が狭かったりと使えない時もあります。
Mサイズ、Sサイズなどは特に気をつけないと行けませんね。

まぁ今後は、馬鹿でかいエッチングを扱わない限り、これで事が済むと思います。