アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

過大評価と過少評価(1)

2016年01月14日 23時27分26秒 | Weblog
 大河ドラマで三谷幸喜作品が始まった。
 一回目は状況説明だろうから、と、思ったものの面白くなかった。演技が上滑りしていて、これがプロの仕事かと思ったのだった。
 NHKの間違いは三谷を起用したことだと思う。三谷は、初期は面白かった。しかし、芝居も映画ももう面白い作品は書けていない。発想の面白さはある。でも、展開が面白くない。『12人の優しい日本人』は発想も展開も面白かった。三谷は仕事が多すぎて、発想で処理しているだけではないのか。
 かつては面白いものを書いていた、それだけで判断したのは間違いではなかったのか。そもそも、大河ドラマの考え方が硬直してしまっているんじゃないか。いつも同じような舞台で、チョイとひねりを加えただけの繰り返し。違うんじゃないか。
 つまり、三谷は過大評価されているている。