アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

校長は要らない

2007年11月09日 23時04分21秒 | Weblog
 校長が年間どれくらい学校にいるか。半分以下ではないか。工業、農業の併設校の場合、工業部会にも農業部会にも出る。彼が国語教師からの昇進でもあっても。だから一番忙しいのは教頭。
 システムも悪いのだ。学校からの情報が少ないとかいいながら、クラス、学年、諸係で情報髪を出すにしても、起案して、教頭、事務長、校長の印が要る。校長はいないことが多いので、戻ってくるのに一週間以上かかることもある。情報は色あせてしまう。
 教頭は、印刷・配布をOKしてくれる。じゃあ、そのシステムは何なんだ。やる人間の責任でやれ、で、いいんじゃないか。
 校長は2,3年で異動、あるいは退職。とにかく問題がなければいい、と、自己保身が生徒にも明らかなことも少なくなくない。
 会社でこんなことはありうるのか。評価システムが入り、そういう校長に限って自分の評価のための活動をする。
 今まで何度も書いてきたが、管理職がよければ、学校の問題の半分は解決できる。何故こんな人間が、という人事を、と、それが良くない。管理職人事を公開すればいい。何故校長にしたのか、それを説明すればいい。それをしない。しないのではなく、できないのだ。何故ならそういう事情があるから、と、考えてしまう。

給料を減らす前に

2007年11月09日 18時18分12秒 | Weblog
 前から財政難はいわれていた。それでどうやら給料が下がるようだ。どうにもならないの、とは、どうしても思えない。
 たとえば、以前書いた研修費用。学校マネイジメント。同じ学校から数名が出席して、そこで旅費が支払われる。100名なら20万以上にはなる。しかし、同じ学校から数名という状況。講師を務める県の職員が学校まで行けば、一人の旅費でいい。20校に行っても10万にもならない。そういう部分の工夫も何もない。
 各部署予算の一律のカットも意味がない。真に必要なものは何か。それを真剣に考えていない。一番安易な形で予算の削減が行われる。
 県庁の窓には遅くまで明かりがついている。そんなに遅くまでやらないといけないのか。仕事能力が問われる。遅くまでやれば、電気代水道代等にも関係する。財政難と騒ぐ前に、きちんと見直し、思い切った態度で解決に向う必要があるのではないか。その姿勢が見えないまま、給料が減らされる。行政の怠慢しか見えないのだ。
 全国校長会もダメだ。あんな金は無駄以外の何物でもない。文書で済むものが殆どではないのか。3000人を超える校長が集まって何を話し合う。何を伝える?一部の人間が痛まないまま、その一部は上層部だけれど、現場、現場の下部にだけ傷みを与える解決策は効果がない。押し通すなら、その時の責任者は誰か。その名前を覚えておこう。