アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

届いた救いと届かなかった救い

2006年11月22日 22時32分50秒 | Weblog
 犬が脱出できない状況になり、人と道具と時間をかけどうにか救出したニュースが流れた。その犬には飼い主希望が結構あるという。別のところでは、助けようと声をかけたが、高校生が転落して死んだ。
 奇妙な現象に思える。
 劇作家つかこうへいの『熱海殺人事件』の台詞に「人は幸せになるために生まれてきたのです」というのがある。その通り。それをきちんと通すようにするのが政治だ。
 ところが、法人税の減税。で、来年の選挙対策で手の平を返して「再雇用」。そして消費税を上げようって魂胆か、自民党は。以前も書いたが、自民党は日本人の体質だと考えているが、体質はどんどん変わっている。発信ばかりして受信しない体質はやがて滅びる。民主党の体質も似たり寄ったりか。国民を幸せにしようという発想がない。権力争いだけじゃないか。そんな方向に美しさがあるのか!
 犬は救うことはいい。でもあれだけの物量を使うなら、それと同じだけのものは日本人一人に向けいいと思う。子どものいじめとか自殺は、大人の世界の皺寄せの結果だ。復党で躍起になっている連中を見ると、お前らもっとすることがあるだろうと憤りを覚える。自民党の船で沈んでいくんだな、日本は。