みちのくの山野草

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「時代は変わったのだ。これで希望が……」

2024-06-01 16:00:00 | 『校本宮澤賢治全集』の杜撰
 先に私は、〝「私たちは今問われていないか―賢治と〈悪女〉にされた露―」の評は?〟という投稿をしたのだが、今度は、Copilotに、


と聞いてみた。
 するとCopilotは
  回答を生成しています…
と前置きして、

賢治の終焉前日に農民との面談が教科書に載っていることについて、実際の事実とは異なる可能性があります1。この件について詳しく説明しましょう。

第二次世界大戦後、賢治の詩「雨ニモマケズ」の一節「一日ニ玄米四合ト……」が「四」から「三」に改竄されて教科書に載ったことがありました。この改竄は、国民の「国策」協力や占領下の義務教育改革によるもので、賢治の詩が都合よく国に利用された結果でした1。また、賢治の作品は戦中も戦後も国に利用され、その中には改竄されたものもありました。

一方で、賢治の終焉前日に農民との面談については、実際の実態は違っていた可能性があります2。このエピソードは、教科書に掲載されているものとは異なる情報である可能性が高いです。

結論として、賢治は戦中も戦後も自分たちに都合よく利用された存在であり、その詩も改竄されていたことがわかります。教科書に掲載されている情報を鵜呑みにせず、より正確な情報を知ることが大切です。1324

と応えてくれた。
 そこで私は、杜撰な谷川徹三『宮澤賢治校本全集』のそれとはちがって、Copilotの回答は、関連する資料をよく調べ、なおかつ冷静で客観的に論じているということを知って胸のつかえが下りた。そして、「時代は変わったんだ」とひとりごちて、これからは少しずつ杜撰な点が解消されていくはずだと嬉しくなった。

  「時代は変わったのだ。これで希望が湧いてきた」

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 〝渉猟「本当の賢治」(鈴木守の賢治関連主な著作)〟へ。
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    来る6月9日(日)、下掲のような「五感で楽しむ光太郎ライフ」を開催しますのでご案内いたします。 

    2024年6月9日(日) 10:30 ▶ 13:30
    なはん プラザ COMZホール
    主催 太田地区振興会
    共催 高村光太郎連翹忌運営委員会 
       やつかのもり LCC 
    参加費 1500円(税込)

           締め切り 5月27日(月)
           先着100名様
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