さて、賢治の「雨ニモマケズ手帳」の
《1 『165~166p』》
に書かれている「庚申」とはそもそもどんなものなのだろう。
『図説 盛岡四百年』(吉川・及川編、郷土文化研究会)によれば
『庚申の信仰』
道教の信仰で、六十年、六十日ごとに回ってくる庚申の日に禁忌したのが庚申信仰である。庚申のとき人間に三尸(し)という三匹の虫がいて、人が眠っているとき、この虫が身体から抜け出して昇天しそ . . . 本文を読む
胡四王山のオオヤマフスマについて報告する。
オオヤマフスマ(大山衾)はナデシコ科、オオヤマフスマ属の多年草で、道端や林の縁に生えている。
《1》(平成20年5月11日撮影)
《2》(平成20年5月11日撮影)
《3》(平成20年5月11日撮影)
《4》(平成20年5月14日撮影)
《5》(平成20年5月14日撮影)
《6》(平成20年5月14日撮影)
《7》(平成20年5月14日 . . . 本文を読む
胡四王山のミヤマハコベについて報告する。
ミヤマハコベ(深山繁縷)はナデシコ科、ハコベ属の多年草でやや湿った林の縁に生えている。花はハコベより大振りである。
《1》(平成20年4月23日撮影)
《2》(平成20年4月23日撮影)
《3》(平成20年4月23日撮影)
《4》(平成20年4月23日撮影)
胡四王山のナデシコの仲間の続き
”胡四王山のオオヤマフスマ”のTOPへ移る。 . . . 本文を読む
一昨日と昨日(1/28&29)、ともに寒晴の日が続いた花巻に”光の春”が訪れていた。
確実に春が近づいていることは木々や野草からも窺える。
《1 裸木のぎんどろ》(平成21年1月28日撮影)
ではあるが
《2 蕾はふくらんで》(平成21年1月28日撮影)
《3 〃 》(平成21年1月28日撮影)
来ているような気がする。
また、ある神社の湧水の中では
《4 水草が鮮やかな緑色》(平成2 . . . 本文を読む
さて、賢治の「雨ニモマケズ手帳」の
《1 『165~166p』》
に書いてある五庚申が気になって花巻周辺を彷徨き廻っているがなかなか見つからない。
そもそも、五庚申というのはどんな割合で巡ってくるのだろうか。
360=60×6
だから、一年365日であれば5回なんてあり得ないはず。そこで、今回は末尾のところで少しこのことの実験してみたので気になる方はご覧下さい。
今回は、賢治の . . . 本文を読む
胡四王山のコハコベについて報告する。
コハコベ(小繁縷)はナデシコ科、ハコベ属の1~2年草であるとのこと。一般にはコハコベの茎は暗紫色をしているのが特徴だが、これは茎が緑であった。しかし、花柱が3個だし、雄しべの本数は3個でハコベと違って本数が少ないのでコハコベと判断したのだが・・・。
《1》(平成20年5月23日撮影)
《2》(平成20年5月23日撮影)
《3》(平成20年5月23日撮 . . . 本文を読む
胡四王山のコハコベについて報告する。
コハコベ(小繁縷)はナデシコ科、ハコベ属の1~2年草で、茎が暗紫色をしているのが特徴で、草地にはびこっている。
《1》(平成20年4月23日撮影)
《2》(平成20年4月23日撮影)
胡四王山のナデシコの仲間の続き
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. . . 本文を読む
五庚申塔はなかなか見つからない。今回は、かつては岩手軽便鉄道や釜石線にあった似内駅のそばの”稲荷神社”の石塔群を見てきたので報告する。
さて、賢治の「雨ニモマケズ手帳」の
《1 『165~166p』》
に関して、『「雨ニモマケズ手帳」新考』(小倉 豊文著、東京創元社)によれば、
ところで庚申のある月を「庚申月」と呼んだが、庚申の日は六十日目に廻って来るので一年に六回あるのが普通である。 . . . 本文を読む
ここからは、早春の胡四王山に白い花を咲かせるナデシコの仲間を再整理してみる。中には、同定に悩むものもあるのでスミレ同様この春検証してゆきたい。
ではまず胡四王山のハコベについて報告する。
ハコベ(繁縷)はナデシコ科、ハコベ属の1~2年草で草地にはびこっている。
《1》(平成20年3月30日撮影)
《2》(平成20年3月30日撮影)
《3》(平成20年3月30日撮影)
《4》(平 . . . 本文を読む
賢治の「雨ニモマケズ手帳」の
《1 『165~166p』》
に関して、この手帳の研究では第一人者の小倉豊文氏は次のように述べている。
さて、「庚申」は干支の「カノエサル」であり、六十日目に巡って来る星の神名である。これは元来道教の信仰であるが、それが仏教信仰に習合されて「庚申天」と呼ばれ、帝釈天の使者である青面金剛の変化神であると説かれるようになった。この「庚申天」をまつる塚が庚申塚であり、 . . . 本文を読む
胡四王山には色々なスミレがあるがその同定には悩んできた。春を待っている間に、やっと手に入れた『山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ』を基にして吟味してみようと思う。
では、胡四王山のエイザンスミレについて報告する。
独特の葉の形からエイザンスミレ(叡山菫)であることが判る。もちろんスミレ科、スミレ属の多年草で、明るい林床に生えている。
《1》(平成20年4月13日撮影)
《2》(平成20年4 . . . 本文を読む
胡四王山には色々なスミレがあるがその同定には悩んできた。春を待っている間に、やっと手に入れた『山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ』を基にして吟味してみようと思たが、結局全く手も足も出なかった名前不詳のスミレについて報告する。。
あまり明るくないやや湿った林床に生えていた。ヒカゲスミレかと最初思ったが、側弁の基部は無毛だし、花柱の形も違うので途方に暮れている。今春はしっかりと観察したい。
《1》 . . . 本文を読む
胡四王山には色々なスミレがあるがその同定には悩んできた。春を待っている間に、やっと手に入れた『山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ』を基にして吟味してみようと思う。ただし、ものによっては相変わらず迷うものがあるので春になったならば継続して検証してゆきたい。
では、胡四王山のアオイスミレについて報告する。
フタバアオイに似た葉の形と波打つ花弁からアオイスミレと判断した。
アオイスミレ(葵菫)はス . . . 本文を読む
賢治の「雨ニモマケズ手帳」の
《1 『165~166p』》
はこのようになっていて、165pの上部には
早池峰山、羽黒三山、巌鷲山の供養塔
のスケッチが、同じくその下部には
五庚申、七庚申
の文字が書かれている。
このことを知ってからは、気をつけて花巻を彷徨ってみると神社や道端には山岳供養塔や庚申塔が建っていることが多いことがわかった。もちろん、これらの石塔以外にも観世音塔や念仏塔、 . . . 本文を読む
胡四王山には色々なスミレがあるがその同定には悩んできた。春を待っている間に、やっと手に入れた『山渓ハンディ図鑑 日本のスミレ』を基にして吟味してみようと思う。ただし、ものによっては相変わらず迷うものがあるので春になったならば継続して検証してゆきたい。
では、胡四王山のスミレについて報告する。
スミレ(菫)はスミレ科、スミレ属の多年草で、草地に生えている。
《1》(平成20年4月25日撮影 . . . 本文を読む