マジックソルト(左) ニュージーランド産 牛モモ肉
あさぬまでいつもお買い得なニュージー産牛モモ肉を使って、牛のたたきを作りました。
マジックソルトを全面によく塗り込んで、しばらく置いてから使います。
にんにくスライスをバターとオリーブオイルでゆっくり香りを出して、
にんにくは焦げやすいから途中で出して、お肉を焼きます。
何分?と聞かれるとちょっと困る。お肉のサイズや火力によりますから。
中まで火が通りすぎないくらい、押したらまだ中が柔らかい感じで。
※ポイントは、火を止めたら蓋をして30分~1時間位は休ませること。
蒸らしながら冷まして肉汁を安定させるためです。焼いてすぐ切ると血が出ます。
ラップの上で切るとまな板が汚れず便利です。
牛のたたき
冷蔵庫に少しだけ残っていたフルーツを野菜と一緒に盛り付けて消費。
今回はシンプルに、にんにく醤油と生姜醤油でいただきました。
◎いつもはこんな風に果実酒のソースをかけることが多いのですが。
にんにく醤油や生姜醤油、青紫蘇ドレッシングなんかでいただくのもおいしいですよね。
ローストビーフ?
そして、このお料理を食べた若い人から、後日、
「ローストビーフおいしかったです!」とお褒めの言葉をいただきました。
うれしいけど、ローストビーフと呼ばれるほど手をかけてないから恐縮しちゃいました。
さて、ここで問題です。
わたしはいつもこのお料理をアップするときに、ローストビーフと書かかず、
牛のたたきと書くのですが、牛のたたきとローストビーフの違いは何でしょう?
「中に火が通ってなくて赤いのがたたきで、火が通っていてピンクのがローストビーフ」
と、わたしの友人は答えました。すると、このお料理はローストビーフかな?
わたしは、オーブンで焼くのをローストビーフ、フライパンで焼くのをたたきと呼びます。
でも、中がピンクのが好きなので、時間を少し長めに焼いてから休ませているんですね。
するとローストビーフぽいピンクのたたきになります。でも、ローストしてないからね。
日本ハムさんがこのように解説してくださっています。
↓
◎「ローストビーフ」と「たたき」の違いは?(日本ハム)
「ローストビーフ」と「牛肉のたたき」の違いを聞かれたら、どう答えるでしょう。
意外と答えに悩んでしまうのがこの質問。どちらもお肉の表面だけに焼き色をつける
ということで、大きな違いはないと思われがちですが、そんなことはありません。
お肉の中まで加熱せず、表面だけを焼くのが「たたき」。
お肉の中が赤いのは、加熱されていないからです。
一方ローストビーフは、中まで加熱されていて、色は「ロゼ」。赤より淡い色になっています。
ですから、「たたき」はお刺身の部類に入りますが、ローストビーフは調理されたお肉なのです。
ローストビーフの調理法は、オーブンで焼く「ロースト」。
ちなみに、フライパンなどに油をひいて焼くのは「ソテー」。
今は、ローストビーフもフライパンで作る方法が人気なので、
混同してしまうのも無理はないかもしれません。
日本ハムさんも「ローストビーフもフライパンで作る方法が人気」と仰ってますが、
アレンジ料理時代の現代は、「基本に忠実」より「アレンジ力発揮」の方が、
魅力的に聞こえる時代です。「より簡単に、より創意工夫して、よりおいしく」
そんなアレンジ力のある主婦が「できる主婦」に見えますよね。
だから、フライパンローストビーフ、レンチンローストビーフ、茹でるローストビーフ、等々、
「それローストじゃないじゃん!」と突っ込みたくなうようなお料理が巷に溢れています。
わたくし、昔の人間なので、その辺、若干抵抗あるのでございます。
せめて○○風と書かないとご本家に申し訳ないような気がします。
だから、たたきと書いています。
ローストビーフ風たたき
結論:これは、ローストビーフ風たたき。
あーー、なんか歯切れ悪くて気持ち悪い。
ところがこれだけで問題はすまない時代なのであります。
明日、ちょっとした持ち寄り飲み会がありますが、料理上手なお友だちが、
「わたしは、タリアータを作ります」と言ってました。
(あーー、そいつもあったか!)と思う海風おねいさん。
◎牛肉のタリアータ - ABC Cooking Studio
これ、お肉の価格は別にして、いつものわが家の牛のたたきと作り方はほぼ変わりません。
◎日経レストランONLINE Special -和風タリアータ黒酢ドレッシング
しかし、タリアータといえばたいていバルサミコ酢をかけて、
このように削ったパルミジャーノ(チーズ)をトッピングしてあるのが定番です。
それをあえて崩して、和風に黒酢を使ったお料理ですね、こちらは。
たたきとローストビーフだけでも迷うのに、タリアータまで一般的になって、
しかも、和風タリアータまで出てきたのでは、なにがなんだかもうよくわかりませんね。
アレンジ料理時代は、お料理のタイトルに悩みます。
これからますますこの傾向は強まるものと思われます。
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