みなさま、おはようございます!海風おねいさんです。
本日は、小寒。小寒は、「寒の入り」ともいわれ、
今日からいよいよ本格的に寒くなりますよ、という日です。
今日から節分までが一番寒い「寒」の時期です。
お年賀状のお返しも、今日からは「寒中お見舞い」で出しますよ。
そして、お屠蘇気分の抜けない中、早いもので明日はもう七草です。

七草
クリック
君がため春の野に出て若菜摘む わが衣手にゆきはふりつつ(光孝天皇)
百人一首で、これだけは覚えてるという人も多いでしょう?有名な歌ですね。
この歌の中の「若菜」とは、「春の七草」を指しています。
また、「七草粥」は、昔は「七種粥」(ななくさがゆ)と書き、
米、粟、きび、ひえ、みの、胡麻、小豆の七種の穀物で作られていた
という話もあります。昔は、雑穀のお粥を食べていたんですね。
古く中国から伝わった慣習が、形を変えながら現代に続いているのは、
「邪気を払い、無病息災を祈る」という人々の願いと、
お正月料理を食べ過ぎて、もたれた胃腸をリセットする現実的な効果とが、
上手くかみ合った慣習だからかもしれませんね。
「七草ばやし」をご存知ですか?
七草なずな、唐土の鳥が、日本の土地に渡らぬ先に、
ストントンストトン、ストトントン‥
地方によって多少歌詞が違うそうですが、
正しくは、この歌を歌いながら、六日の夜に春の七草を28回叩き、
七日の朝に更に21回叩いたものをお粥に入れて炊くのだそうですよ。
それを七日の朝に家族揃っていただくのが昔からの慣わしです。
面白いですね~こんな風に作っているかた、いらっしゃいますか?
歌詞の意味は、大陸から疫病をもたらす渡り鳥を追う「鳥追い歌」だそうです。
日頃、意味を知らずに慣習として食べている行事食には、
調べてみると、先人たちのいろんな願いが込められているんですね。
今年も「七草粥」を作り、家族の無病息災を祈りましょうね。

「七草十八穀粥」
七草と、七種以上の「十八穀」を入れて炊いた「七草十八穀粥」です。
平安時代のように、雑穀を混ぜてお粥を炊いてみました。
お米に十八種の雑穀と七草とで、一度に26品目が摂取できる理想的なメニューです。

「十八穀」は、「あさぬま」にございます。 (画像右側です)

今日の夜にお米をといで、十八穀も混ぜて一晩水に浸しておきます。

明朝は少し早起きをして、土鍋でことこととお粥を炊きましょう。
炊き上がる直前に、刻んでおいた七草を入れてもう少しだけ炊きます。
※わたしはおろし生姜も入れてます。
最後に塩で味を調えます。

「七草十八穀粥」
七草の朝に家族の健康を願い、自然の地味溢れるお粥を炊くなんて、
日本人て、なんて素敵♪ (人´∀`).☆.。.:*

春の七草セットです。売り場は、入り口正面です。
セリ(競り勝つ):食欲増進、健胃、整腸、神経痛、降圧、解熱効果
ナズナ(撫でて汚れを除く):食欲増進、利尿、降圧効果
ゴギョウ(仏体):去痰、咳止め、扁桃腺予防、利尿効果
ハコベ(繁栄がはびこる):整腸、利尿、歯槽膿漏に効果
ホトケノザ(仏の安座):降圧、整腸、解熱・解毒効果
スズナ=蕪(神をよぶ鈴):消化促進、整腸、利尿効果
スズシロ=大根(汚れのない清白):消化促進、整腸、利尿効果
「七草」のいわれと、期待できるといわれる効果を挙げてみました。
明日は、春の七草粥をどうぞお作りくださいね。


お粥をゆっくり炊いている時間のない忙しいママに、チーフよりのおすすめです。
レトルトのお粥はパックから鍋に移し、少量の水を足して、
細かく刻んだ七草を入れて、少し炊きなおしてくださいね。

※昨年の七草記事は、こちらです。
本日は、小寒。小寒は、「寒の入り」ともいわれ、
今日からいよいよ本格的に寒くなりますよ、という日です。
今日から節分までが一番寒い「寒」の時期です。

お年賀状のお返しも、今日からは「寒中お見舞い」で出しますよ。
そして、お屠蘇気分の抜けない中、早いもので明日はもう七草です。




君がため春の野に出て若菜摘む わが衣手にゆきはふりつつ(光孝天皇)
百人一首で、これだけは覚えてるという人も多いでしょう?有名な歌ですね。
この歌の中の「若菜」とは、「春の七草」を指しています。
また、「七草粥」は、昔は「七種粥」(ななくさがゆ)と書き、
米、粟、きび、ひえ、みの、胡麻、小豆の七種の穀物で作られていた
という話もあります。昔は、雑穀のお粥を食べていたんですね。
古く中国から伝わった慣習が、形を変えながら現代に続いているのは、
「邪気を払い、無病息災を祈る」という人々の願いと、
お正月料理を食べ過ぎて、もたれた胃腸をリセットする現実的な効果とが、
上手くかみ合った慣習だからかもしれませんね。
「七草ばやし」をご存知ですか?
七草なずな、唐土の鳥が、日本の土地に渡らぬ先に、
ストントンストトン、ストトントン‥
地方によって多少歌詞が違うそうですが、
正しくは、この歌を歌いながら、六日の夜に春の七草を28回叩き、
七日の朝に更に21回叩いたものをお粥に入れて炊くのだそうですよ。
それを七日の朝に家族揃っていただくのが昔からの慣わしです。
面白いですね~こんな風に作っているかた、いらっしゃいますか?
歌詞の意味は、大陸から疫病をもたらす渡り鳥を追う「鳥追い歌」だそうです。
日頃、意味を知らずに慣習として食べている行事食には、
調べてみると、先人たちのいろんな願いが込められているんですね。
今年も「七草粥」を作り、家族の無病息災を祈りましょうね。


「七草十八穀粥」
七草と、七種以上の「十八穀」を入れて炊いた「七草十八穀粥」です。
平安時代のように、雑穀を混ぜてお粥を炊いてみました。
お米に十八種の雑穀と七草とで、一度に26品目が摂取できる理想的なメニューです。

「十八穀」は、「あさぬま」にございます。 (画像右側です)

今日の夜にお米をといで、十八穀も混ぜて一晩水に浸しておきます。

明朝は少し早起きをして、土鍋でことこととお粥を炊きましょう。
炊き上がる直前に、刻んでおいた七草を入れてもう少しだけ炊きます。
※わたしはおろし生姜も入れてます。
最後に塩で味を調えます。

「七草十八穀粥」
七草の朝に家族の健康を願い、自然の地味溢れるお粥を炊くなんて、
日本人て、なんて素敵♪ (人´∀`).☆.。.:*

春の七草セットです。売り場は、入り口正面です。
セリ(競り勝つ):食欲増進、健胃、整腸、神経痛、降圧、解熱効果
ナズナ(撫でて汚れを除く):食欲増進、利尿、降圧効果
ゴギョウ(仏体):去痰、咳止め、扁桃腺予防、利尿効果
ハコベ(繁栄がはびこる):整腸、利尿、歯槽膿漏に効果
ホトケノザ(仏の安座):降圧、整腸、解熱・解毒効果
スズナ=蕪(神をよぶ鈴):消化促進、整腸、利尿効果
スズシロ=大根(汚れのない清白):消化促進、整腸、利尿効果
「七草」のいわれと、期待できるといわれる効果を挙げてみました。
明日は、春の七草粥をどうぞお作りくださいね。



お粥をゆっくり炊いている時間のない忙しいママに、チーフよりのおすすめです。

レトルトのお粥はパックから鍋に移し、少量の水を足して、
細かく刻んだ七草を入れて、少し炊きなおしてくださいね。


※昨年の七草記事は、こちらです。