今週末の特売チラシ

掲載が遅くなりましたが、今週末の特売チラシです。



明日はお天気が大きく崩れる予報だそうですよ。
お天気の悪い休日は、早めの晩ごはんにして、お家でゆっくりお鍋いいですね。
お鍋の銀だら、大根、長葱、お安くなっております。どうぞご利用くださいませ。

そして、明後日の日曜日には、
島内で「パブリックロードレース」が開催の予定です。
昨年は悪天で中止になったレースですので、今年はお天気いいといいですね。
おねいさんの島外のお友だちも、これに参加するために3名来島します。
ハーフは11時半から、10キロとファミリー3キロは12時からのスタートです。
お時間のある方は、沿道に出て、どうぞご声援くださいね

今週末もお買物は「あさぬま」でお楽しみくださいませ。

本日の記事は、「汁粉とぜんざい」の違いについて、です。

汁粉とぜんざい

みなさま、おはようございます！海風おねいさんです。
今日は暖かな八丈島です。
今日は、お供えの鏡餅を下ろして、お汁粉やお雑煮にしていただく「鏡開き」です。


「わが家の鏡開きのお汁粉」（関東風）

昨日、「鏡開きのお汁粉」をUPしましたら、
「あの画像は、ぜんざいではないですか？」
とのご質問をいただきましたので、
ここに、「お汁粉」と「ぜんざい」の違いを書いておきたいと思います。

YAHOO!辞書で、「しるこ」と「ぜんざい」を調べてみました。

しる‐こ【汁粉】
小豆あんを汁状にし砂糖を加えて煮たものに焼き餅(もち)や白玉団子などを入れた食物。
御膳(ごぜん)汁粉・田舎汁粉など。汁粉餅。

ぜん‐ざい【善哉】
関西ではつぶしあんの汁粉。関東では餅に濃いあんをかけたもの。
［形動ナリ］よいと感じるさま。喜び祝うさま。

ここにも書かれてあるように、一般的には、小豆を甘く煮て汁状にしたものに
お餅や白玉を入れたものを「汁粉」と呼びます。

ところが、関東と関西で決定的に違う認識は、
関東では、汁気のあるものを「汁粉」、
汁気のないものを「ぜんざい」と呼ぶのに対し、
関西では、小豆の粒の入ってない「こしあん」を汁にしたものを「汁粉」、
小豆の粒の入っているものをすべて「ぜんざい」と呼ぶことです。

ですから、関西の方から見たら、おねいさんのお汁粉は、「ぜんざい」なんですね。
「ぜんざいではないですか？」といわれた方は九州の方ですが、
九州でも小豆粒のほとんど入らない汁を「汁粉」と呼び、
粒が入っていたら、それは「ぜんざい」と呼ぶそうですよ。
おねいさんも勉強になりました。

また、八丈島出身の大学生の男の子から、
「お汁粉は、ドロドロ派、サラサラ派、どちらですか？」
とのご質問もいただきました。
彼のご実家では、汁気のほとんどないドロドロのお汁粉だったそうです。

おねいさんは、ちょうどその中間が好きですが、
うちの息子が大のあんこ好きで、ドロドロが好きなので、
わが家のお汁粉は、現在はややドロドロめの粒密度の高いお汁粉です。

この粒の多いお汁粉を「田舎汁粉」と呼びます。
ただ、田舎汁粉の定番は、焼き餅が入っていますね。
わが家では、今年は茹で餅を入れましたので、それで「田舎汁粉」と書きませんでした。

関東と関西のお料理で、違いがよく話題になるものに「うどんの出汁」がありますが、
このお汁粉の違いでもわかるように、地方によって様々な呼び方や作り方があります。
昔は地域間の情報が薄かったので、どの地方でも「これが一般的」と思って
食べていたお料理がたくさんあると思います。

以前にUPした「福岡名物ごぼ天うどん」のように、その地域の人々が、
（これは全国で食べられている）と勘違いしている場合も多々あります。
また、年末にUPした「福島のいか人参」も同様でした。
福島でも、（いか人参はどこにでもあるもの）と思っている人が多いのです。

ネットが普及して、各地方のお料理をいろいろと見ることが簡単になりました。
同じお料理の日本全国の違いを調べたり、自分の地域のお料理の普及率を調べたりも
できるようになりました。いい時代になりましたね。

みなさまのご家庭では、どんなお汁粉を作っていますか？
お宅は、ドロドロ派、サラサラ派、どちらですか？