八丈島のおいしい暮らし

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鰯のカレー風味トマト煮

2007年07月18日 11時30分47秒 | 魚貝海草料理
都合上、後回しになってしまったイワシです。
今が旬で、鮮魚部チーフひでちゃんおすすめのイワシですよ。
お値段もお手頃で栄養豊富、家庭の味方、大衆魚の代表格、イワシです。
みなさま、イワシをどんどん食べましょうね

最近、「八丈町給食センターのお献立」を毎日見てますが、
栄養士さんのご苦労やご努力に、いろいろと考えさせられることが多いのです。

わが息子は、食に関して興味津々な母親に育てられましたために、
離乳食時より思いつく限りの様々な食品をすりつぶして与えられました。
その結果、非常に柔軟な舌を持っており、食べられないものはなにもありません。
どんな食材でもおいしくいただく、食に好奇心旺盛な中学生に育ちました。

※現在、離乳食中のお母様方、
なるべくいろんな種類の食品をすりつぶして、お子様に食べさせてくださいね。
ここで手を抜かないことが、その後の(食に関する)子育てを楽しくできる
ポイントかと思います。
以前にも書きましたが、舌は慣れの部分が大きいのです。
離乳食時になるべく様々な味に慣れさせることが、
その後のお母様の食作りを楽しいものにすると信じています。


さて、では、わが家の食教育は完璧でしょうか?
いえいえ、栄養士さんのコメントを拝見するにつけ、
反省させられる点が多々ありです。

例えば、イワシに関していうなら、「お刺身」も「ハンバーグ」も「フライ」でも、
とてもおいしくいただいていますが、では、丸のままのイワシはどうでしょう?
これには息子も若干難色を示します。

母が食べやすい工夫をするあまり、丸の魚をあまり食卓に出していません。
小骨の多いイワシ、丸で煮焼きすると独特の臭いの気になるイワシです。
同じ魚でも食べやすくと工夫を凝らすことが、
彼の食べる能力を育てていないと感じました。

それで作ったお料理です。


「鰯(いわし)のカレー風味トマト煮」

頭と内臓を取った丸のままのイワシを煮てみました。
小骨の多いイワシを丸のままで食べる練習です。

梅干を入れて、生姜醤油で煮る手もありますが、
今回は、初級編として、子どもに食べやすいトマト煮にして、
臭い消しに、にんにくスライスとおろし生姜をたっぷり使い、
更にカレー粉も入れて、子ども好みの味にしてあります。

甘やかしすぎでしょうか?(笑)
まぁ、学習にはステップがありますので、お許しくださいな。

[作り方]
オリーブオイルでにんにくスライス、玉ねぎスライス、人参の細切りを炒め、
白ワイン(料理酒でも可)、ホールトマト缶、ブイヨン、おろし生姜、
水、カレーパウダーとお好みのスパイスを入れてイワシを煮ます。
今日はじゃがいもの輪切りも入れました。
焦げないように様子を見ながら、蓋をして20~30分ほど弱火で煮て、
塩胡椒で味を調えて完成です。
※じゃがいもは煮えにくいので、レンジでチンして入れると短時間ですみます。

「おいしい!」と喜んで、一生懸命小骨と格闘していました。
これから、丸のままの魚をもっと上手に食べられるステップアップ作戦を
わが家は展開してまいります。

子どもが親から離れて社会に出たときに、(学校も社会です)
どんな形でどんなお料理が出てきても、ありがたくおいしくいただけるように、
家庭は栄養士さん以上に努力しなくては、と思った次第です。
コメント (6)
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入荷のお知らせ

2007年07月18日 09時33分36秒 | 店内・商品・特売情報
みなさま、おはようございます。海風おねいさんです。
今日は蒸し暑くなりそうな気配の八丈島です。
昨日、今年初の蝉の鳴き声を聞きました。

本日、船便が到着いたしました。
お客様各位には、台風の影響で長らくご迷惑をおかけいたしましたが、
本日は商品を入荷いたしております。
順次、陳列してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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