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べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

地域材活用木造住宅振興事業

2010-01-14 19:57:23 | 長期優良住宅


大雪の一日となり、交通が麻痺した1日でした。
高寺の工場から出ると、ほとんど移動で終わると思い、本日は工場の除雪のみの作業でした。16日にかけて冬型が強まり、今年一番の寒気が南下するとのことで、注意が必要です。

昨日は、発達中の低気圧が日本海を通過したため、風速40m級の強風が吹き荒れる日となっていました・・
各地で停電もあり、電信柱が倒れた場所もあったとのこと・・
局地的な荒れた天候が続きます。

さて、国交省より、21年度補正予算によるモデル住宅の補助事業の募集がはじまっています。建設費用の9割、2000万円上限というもので、前回は長期優良住宅が前提でしたが、今回は国産材が主流となっています。(産地証明等必要)
最長7年の償還期間を設けて、その間展示等を行うという、工務店で展示住宅を持ちたいという所には願っても無い情報です。
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住宅エコポイント

2010-01-08 13:16:12 | 長期優良住宅
一定の断熱工事をした場合にエコポイントが発生します。
(写真は宮本町M邸の床断熱工事です)



国交省が住宅版エコポイント制度の概要を発表しました。
住宅を新築またはリフォームした場合に一定の省エネ性能を満たしていれば、他の商品券等と交換できるポイントが付与されるものです。

12月8日以降に着工した新築住宅、1月1日以降に着工するエコリフォームが対象となり、平成22年末まで有効だそうです。
以下、国交省HPより抜粋



住宅版エコポイント制度の実施について

平成21年12月15日
 平成21年12月8日に閣議決定した「明日の安心と成長のための緊急経済対策」において、エコ住宅の建設、エコ住宅へのリフォームに対して住宅版エコポイントを発行する制度(住宅版エコポイント制度)の創設が掲げられました。

 住宅版エコポイントのポイント発行対象については、「平成22年1月1日以降に工事に着手した住宅で、補正予算の成立日以降に工事が完了し、引き渡されたもの」を対象とすることとしてきましたが、今般、新築住宅については、「経済対策の閣議決定以降(平成21年12月8日以降)に建築着工した住宅で、補正予算の成立日以降に工事が完了し、引き渡されたもの」を対象とすることとしましたので、お知らせいたします。
 なお、ポイントの発行方法や還元方法等制度の詳細は決まり次第、改めてお知らせいたします。

■エコポイントの発行対象

 補正予算の成立日以降に、原則として、工事が完了し、引き渡された住宅が対象
 (ただし、エコ住宅の新築については、平成21年12月8日以降に建築着工したものに限る。)

 (1) エコリフォーム
   ・ 窓の断熱改修(内窓設置(二重サッシ化)、ガラス交換(複層ガラス化))
   ・ 外壁、天井又は床の断熱材の施工
    ※ これらに併せて、バリアフリーリフォームを行う場合、ポイントを加算

 (2) エコ住宅の新築
   ・ 省エネ法のトップランナー基準(省エネ基準+α(高効率給湯器等))相当の住宅
   ・ 木造住宅(省エネ基準を満たすものに限る)

お問い合わせ先

国土交通省住宅局住宅生産課 
TEL:(03)5253-8111 (内線39471、39472、39473)





木造新築時には次世代省エネ基準をクリアする必要があります。
実際の性能表示は断熱等級4です。

これをクリアするには、天井にグラスウール100㎜(10kg品)を2重に施工、壁には同じくグラスウール100㎜(16kg品)、床は32kg品の80㎜を入れます。
写真は宮本町M邸の床断熱材ですが、グラスウールもこのクラスだとしっかりした形状を保つ程になります。
(この工事の場合は、1月1日以降ではないので対象になりませんでしたが・・・)




樹脂サッシのエコポイントへ・・

内付樹脂サッシの発生エコポイント

住宅エコポイントの注意点



長期優良住宅へ・・・
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森林の雪害

2010-01-05 22:19:15 | 山の木の話(越後杉)
美しく雪化粧をした越路の山林です
白と黒のコントラストは「トミオカ・ホワイト」を思い出させます。




新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は、政権交代や景気後退の波が一気に押し寄せ、波乱に満ちた年末となりましたが、今年はいったい、どんな歳になるのやら・・・

来年度の予算は過去最高の92兆円。膨大に膨れ上がった国家予算がどのように動くのか、公共工事が減る一方で、環境面を強化したいという政府の意向はどのように反映されるのか・・・

そんな時代の流れとは裏腹に、年末から続く冬型の気圧配置と強い寒気の停滞により山沿いは大雪に・・

「今年は暖冬のはずじゃなかったの?」

と思わず気象庁に文句も言いたい程の予報の外れよう・・
温暖化による局地的な異常気象と言われればそれまでですが、以前のデータが役に立たないくらいに予想不可能な気候変動は、この先どのような方向へいってしまうのか・・・

この年末の大雪により、小雪で悩んでいたスキー場も営業可能となり、雪国では喜ばしい面もあります。
1年の半分の売り上げを稼ぐ、年末年始のシーズンに雪があるのは「恵みの雨」ならぬ「恵みの雪」です。

公共道路の除雪を請負った土木建設業にとっても、恵みの雪です。
やっぱり、雪国は雪が無ければ潤わない。

その一方、一気に降り積もった重たい雪は、森林の木の枝を傷めてしまいます。



見慣れた杉林もよく観察してみると・・・


林の所々に白い幹が姿を現しています


雪の重みで枝のみが折れれば問題は無いのですが、このように立ったままの状態で上の枝が折れてしまうと、立ち枯れになってしまいます。
天然の間伐、枝払いなのですが、立ったままの状態では、いずれ朽ち果ててしまい、最後は根っこから倒れて他の木を傷めてしまいます。早急に伐採してしまわなければ、廻りの樹に悪影響を及ぼしてしまうので、やっかいでもあります。

幹がさけてしまった木は、建築用材として使えず、薪まで使えればベストで、運搬が難しい場所だと放置する以外に方策はありません。

山林ボランの尾形さんから連絡が入り、新潟市内の公園の松も同様に折れているとのこと・・・
公園緑地化によって伐採され、焼却処分されるのが「もったいない」の一言です。
薪にもしたくないという尾形さんの姿勢もわかりますが、建築用材として使用が不可能な場合が多いので、木工用の偏材として使うしかないのでしょう。

どうやって運搬するのか・・・
市との交渉は上手くいくのか・・・

新たな試みは問題だらけでもありますが、焼却までの時間を稼げば、その分空気中に放出される二酸化炭素を抑えることができます。
燃やすのは簡単ですが、どうやって工夫をして活かす事ができるかが問われます。

「人間、生きているうちに頭を使わなきゃ」

小学校の頃、先生に言われた言葉が思い起こされます。


山の木の話へ・・



長岡ってこんな街
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