中島H邸の梁みがき作業も終了し、褐色に塗る作業がはじまろうとしています。
越後杉の白木の美しい状態も、これで見納めです。
地場産杉は、紅白、黒、節が混ざり、にぎやかな感じになります。
年月が経ち、焼けてくるとそんなに目立たなくなるのですが、新しい状態だと、色々な色が多すぎて、目移りしてしまう・・
墨汁とベンガラを混ぜて、褐色に塗り、布地で磨きをかけて、カキシブで定着させ、色を統一にすることで、落ち着きが出てきます。
ひび割れも白地だと目立ちますが、濃い色だと目立たなくなります。
壁は、白系統になるので、浮き上がった感じになり、丁度、古民家のような感じになります。
「ごまかし」と言ってしまえばそれまでですが、地場産杉を活かすのは、これがベストだと思います。
そのかわり手間はかかります。
伝統木組みと同様に、他では真似できない芸当のひとつです。
塗装屋さんは嫌がるでしょうし、もっと簡単に1~2工程で済ませる方法を取るでしょう。
天然素材で耐久性を上げることにこだわると、こうなります。
ひたすら根性の要る作業が続くのです。
写真は、丸柱の様子です。吹き抜けから入る明かりに照らされて、美しく映えます。
この白木も見納めです。
越後杉の白木の美しい状態も、これで見納めです。
地場産杉は、紅白、黒、節が混ざり、にぎやかな感じになります。
年月が経ち、焼けてくるとそんなに目立たなくなるのですが、新しい状態だと、色々な色が多すぎて、目移りしてしまう・・
墨汁とベンガラを混ぜて、褐色に塗り、布地で磨きをかけて、カキシブで定着させ、色を統一にすることで、落ち着きが出てきます。
ひび割れも白地だと目立ちますが、濃い色だと目立たなくなります。
壁は、白系統になるので、浮き上がった感じになり、丁度、古民家のような感じになります。
「ごまかし」と言ってしまえばそれまでですが、地場産杉を活かすのは、これがベストだと思います。
そのかわり手間はかかります。
伝統木組みと同様に、他では真似できない芸当のひとつです。
塗装屋さんは嫌がるでしょうし、もっと簡単に1~2工程で済ませる方法を取るでしょう。
天然素材で耐久性を上げることにこだわると、こうなります。
ひたすら根性の要る作業が続くのです。
写真は、丸柱の様子です。吹き抜けから入る明かりに照らされて、美しく映えます。
この白木も見納めです。
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