べんりや日記

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エアーインシャワー TOTOの節水シャワーヘッド ~その効果と問題点~

2010-08-24 01:07:11 | 日々雑感
今年は、TOTOが「節水」をテーマに新製品を発売しています。
既にTVのCMになっているウォシュレット一体式便器「GG」は1回の使用水量が4.8リットルというトップクラスの節水型便器です。(従来は13リットル)

また、ユニットバス対応の節水式のシャワーヘッドが発売されています。
空気を含ませた水粒によって今までと同様の感触で水量が従来の35%カットというシャワーです。

これを、今までのシャワーに取り付けるだけで、節水が出来てしまう、画期的なアイテムとなるでしょう・・・




取り付け風景
既存の壁出し水栓をエアーインシャワーに交換。


設備屋さんに取り替えてもらいましょう。


工事完了。
空気を含んだ水の粒で、従来の触感を損なわずに節水!


現在、使用しておりますが・・・


TOTOさんのエアーインシャワーは画期的な商品です!

桶にシャワーで満タンにしようとしても、中々たまりません。



少ない湯量で、

シャワー使用時の使用感、快感を損なわず、

節水を行っています。


お客さんにお薦めできる逸品です。








以降の問題は解決しました。こちらをご覧下さい。
他にも同じような症状でお悩みの方は参考にしてください。


・・と、喜んでいたのですが、サーモスタットが付いているため、少々不具合が出てきました。
「節水」を行っているため、水量によって作動する給湯器が作動しなくなる場合があると発覚。設定の仕方によっては、お湯を使っている最中にお湯が冷たくなってしまう時があります。

直圧式の給湯器(ガス)は蛇口をひねって水が一定の水流になった時に作動して燃焼がはじまります。
給湯器とシャワーまでの距離が長いと、給湯管内の水が全て出ないと給湯器のお湯が届きませんが、さらに水流量が「節水」によって弱められると、お湯をひねっても作動もしない現象も出てきます。

  「なかなかお湯が出ない」

と、必要量以上の水を使ってしまっては「節水」の意味がありません。

「節水」を考えた場合、単純な2バルブ水栓のほうが効率が良いのかもしれません。
また、給湯器も「節水対応」、サーモスタットも「節水対応」にならなければならないようです。
やっぱり新しいものには手は出さないほうがいいかも・・でも試してみないと分らないしね・・・

     TOTOさん、もう一息です。

「節水」というのは良い観点です。「住宅エコポイント」とかありますが、こういった「節水アイテム」にもそういった制度を拡張したほうが良いと思うのですが・・・






もくじへ・・


コメント (4)
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