「勝ち組になる本当の起業戦略 独立を考えたら読む本 弱者独立の成功法則」 竹田陽一・著、中経出版、1997年5月26日
p.22 業績が違う原因は、社長をはじめとする経営トップ陣の目的の定め方に大きな違いがあるのだ。これが長い間に社風となって定着し、やがて大きな業績の差となって現れているのである。
人はことのほかお金にとらわれる。そこで、ほとんどの人は個人の金銭欲望が優先してしまい、企業体の原則を無視して「経営の目的は利益の追求にある」と考えてしまう。
利益は結果にすぎない。
p.125 商品を買うかどうかと、商品を買うと決めた場合、どこの会社に注文するかの決定権はお客側が100%持っていて、売る側の決定権は1%もない・・・・・
p.128 見込客に対して「この商品は、あなたの会社でされている仕事のこの部分に、このようにお役に立ちます。そうすることによって、このように経費が節約されたり、このように能率が上がり、とてもお役に立ちます」と、見込客の立場に立ってわかりやすく説明する。こうすると、見込客は自分にプラスになるのであるから、買う率が高くなる。
ところがほとんどの販売係は、見込客の関心がどこにあるかはもとより、ニーズ情報も集めないばかりか、商品の利点の説明もしない。そして「この商品はいかがでしょうか」とか「この商品は今キャンペーン中ですからぜひお願いします」とか言って、お客に頼み込む。これでは売れるわけがない。これが典型的な「自己中心の販売活動」になる。
p.146 経営で一番経費がかかるのは人件費と思われている。しかし、これは正しい答えではない。経営で一番経費がかあkるのは、お客を見つけるための費用である。まず見込客を見つけだし、次にその見込客から商品を買ってもらう仕事が一番難しく、しかも一番経費がかかる。
その結果が人件費にすぎない。
-----・-----・-----
本書は絶版らしく、書店経由では入手困難であった。アマゾンでも数少ない、古本でも定価以上の価格がつく「超・お宝本」のようである。
それがなんと近隣の古本屋で、汚れ・折れ・書き込み・使用感の少ない、かなり状態のよい状態で見つかった。久々にじっくり読ませてもらった v(^^)/
p.22 業績が違う原因は、社長をはじめとする経営トップ陣の目的の定め方に大きな違いがあるのだ。これが長い間に社風となって定着し、やがて大きな業績の差となって現れているのである。
人はことのほかお金にとらわれる。そこで、ほとんどの人は個人の金銭欲望が優先してしまい、企業体の原則を無視して「経営の目的は利益の追求にある」と考えてしまう。
利益は結果にすぎない。
p.125 商品を買うかどうかと、商品を買うと決めた場合、どこの会社に注文するかの決定権はお客側が100%持っていて、売る側の決定権は1%もない・・・・・
p.128 見込客に対して「この商品は、あなたの会社でされている仕事のこの部分に、このようにお役に立ちます。そうすることによって、このように経費が節約されたり、このように能率が上がり、とてもお役に立ちます」と、見込客の立場に立ってわかりやすく説明する。こうすると、見込客は自分にプラスになるのであるから、買う率が高くなる。
ところがほとんどの販売係は、見込客の関心がどこにあるかはもとより、ニーズ情報も集めないばかりか、商品の利点の説明もしない。そして「この商品はいかがでしょうか」とか「この商品は今キャンペーン中ですからぜひお願いします」とか言って、お客に頼み込む。これでは売れるわけがない。これが典型的な「自己中心の販売活動」になる。
p.146 経営で一番経費がかかるのは人件費と思われている。しかし、これは正しい答えではない。経営で一番経費がかあkるのは、お客を見つけるための費用である。まず見込客を見つけだし、次にその見込客から商品を買ってもらう仕事が一番難しく、しかも一番経費がかかる。
その結果が人件費にすぎない。
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本書は絶版らしく、書店経由では入手困難であった。アマゾンでも数少ない、古本でも定価以上の価格がつく「超・お宝本」のようである。
それがなんと近隣の古本屋で、汚れ・折れ・書き込み・使用感の少ない、かなり状態のよい状態で見つかった。久々にじっくり読ませてもらった v(^^)/