『「仕事ごころ」にスイッチを!』 小阪裕司・著、フォレスト出版、2002年8月31日
p.66 マニュアルを作ることで、そういうレベルの仕事ができるでしょうか。
伝説となるサービスをやらせようとしたら、これはそのこと自体が「快」であるか。お客に伝説となるほどのサービスをやってあげること自体が「快」であるかどうか、がポイントになるのです。
「伝説になる」というのは結果でしかない。
それが「快」だから、ぱっと気がつき、行動に移せるということでしょう。
p.71 「賃金を上げることが、実際に社員のモチベーション向上につながるのか」という研究が、組織心理学などの分野では長く行われていますが、賃金を上げることで不満は減少させられるが、満足は与えられない。そう近年のモチベーション理論では理解されています。
p.82-3 「ねぎらい」とは無条件の行為だ。「ほめる」というのは条件付きの行為。たとえば「月刊目標どおりの売り上げ数字を達成した」とか。そうすると達成しなかった人は条件が整わないので、ほめられない。
しかし「ねぎらい」は違う。「ねぎらい」は、最大の「快」へつながります。
p.88-9 (苦しく、希望の見えない、地獄のような)環境の下で、どういう人が生きながらえたか。それは、『生きる意味』を失わなかった人だ。
たしかにあなたは、人生にもう何も期待できないと思っているかもしれません。けれどもその一方で、人生のほうがまだ、あなたに対する期待を決して捨ててはいないはずです。あなたを必要とする何か、あなたを必要としている誰かがいるはずです。そして、その何かや誰かはあなたに発見されるのを待っているのです。
「人間は意味を求める存在」そして「『意味』があるということが、人間の生き絵う力を発動させる」
p.92 人というのは、本能的、本質的に、常に「意味」を求めて生きている。自動的に動くんです、「意味」へ向かって。ですから「意味」が人の生きる力を発動させるといっても、これは過言ではない。
p.97 ことほどさように、人にとっては「意味」が不可欠なのものです。
その観点から、多くのチームリーダーやマネージャーがよく忘れていることがあります。
それは、「何をやるか」という指示は出すが、「なぜやるか」ということです。本当は、人が知りたいのは、「何をやるか」ではなくて、「なぜやるか」。つまり「意味」なんです。
p.66 マニュアルを作ることで、そういうレベルの仕事ができるでしょうか。
伝説となるサービスをやらせようとしたら、これはそのこと自体が「快」であるか。お客に伝説となるほどのサービスをやってあげること自体が「快」であるかどうか、がポイントになるのです。
「伝説になる」というのは結果でしかない。
それが「快」だから、ぱっと気がつき、行動に移せるということでしょう。
p.71 「賃金を上げることが、実際に社員のモチベーション向上につながるのか」という研究が、組織心理学などの分野では長く行われていますが、賃金を上げることで不満は減少させられるが、満足は与えられない。そう近年のモチベーション理論では理解されています。
p.82-3 「ねぎらい」とは無条件の行為だ。「ほめる」というのは条件付きの行為。たとえば「月刊目標どおりの売り上げ数字を達成した」とか。そうすると達成しなかった人は条件が整わないので、ほめられない。
しかし「ねぎらい」は違う。「ねぎらい」は、最大の「快」へつながります。
p.88-9 (苦しく、希望の見えない、地獄のような)環境の下で、どういう人が生きながらえたか。それは、『生きる意味』を失わなかった人だ。
たしかにあなたは、人生にもう何も期待できないと思っているかもしれません。けれどもその一方で、人生のほうがまだ、あなたに対する期待を決して捨ててはいないはずです。あなたを必要とする何か、あなたを必要としている誰かがいるはずです。そして、その何かや誰かはあなたに発見されるのを待っているのです。
「人間は意味を求める存在」そして「『意味』があるということが、人間の生き絵う力を発動させる」
p.92 人というのは、本能的、本質的に、常に「意味」を求めて生きている。自動的に動くんです、「意味」へ向かって。ですから「意味」が人の生きる力を発動させるといっても、これは過言ではない。
p.97 ことほどさように、人にとっては「意味」が不可欠なのものです。
その観点から、多くのチームリーダーやマネージャーがよく忘れていることがあります。
それは、「何をやるか」という指示は出すが、「なぜやるか」ということです。本当は、人が知りたいのは、「何をやるか」ではなくて、「なぜやるか」。つまり「意味」なんです。