何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

追い風でなくて良かった

2007-05-02 09:24:49 | 思いつくまま
突風で「フジヤマ」停止 富士急ハイランド(朝日新聞) - goo ニュース 2007.4.28

 28日午後2時10分ごろ、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドでジェットコースター「フジヤマ」の車両が突風のため、途中で停止するトラブルがあった。乗客26人にけがはなかった。

 同社によると、車両は高さ70メートルの頂上付近で停止。いったん後ろに下がり、行きつ戻りつした後、高さ約70センチの最も低い位置で停止した。乗客は約10分後、コース脇の作業用通路から避難した。

 当時、現地では最大瞬間風速30メートルの風を観測。96年7月の営業開始以来、突風による停止は初めてという。この日は点検のため運転を取りやめた。

 ジェットコースターは、もともとスリルを味わうための装置だから、ひとつ間違えばとてつもない事態に陥るのであり、そこには万全の危機回避システムが働いているとは思うのだが・・・。

 突風のタイミングがたまたま上昇しているときだから、また方向が逆風だから良かったものの、急カーブしているときであるとか、追い風だったら大惨事になっていたかもしれない。コースターが飛び出ることなど絶対ない(構造になっている)と言うだろうが、逆風で坂を上りきれないことだって想定外だったはずだ。

 まさにヒヤリハットといってよいのでしょう、へぇー思わぬことがあるもんだ、などと妙に感心している場合ではないと思う。平均的な風速で運行の可否は決められているのだろうが、瞬間最大風速を予測した検討が甘かったのか・・・。

 まさかジェットコースターという流線型に近い乗り物の、しかも走行時に、高速で走っている最中で、ピンポイントで風が真正面から吹き当たるということなど計算されていなかったのではないか。あまりにも確率が低い、架空に近い話だと思っていたことはないか。
 さらには、GWでたくさんの客がいてかき入れ時だというのに、営業停止などしていられないといった事情もあったのではないか。

 大惨事なら、コースターどころか遊園地全体が営業停止だろう。各地の遊園地は今回の件を運が悪かったように軽く受け止めず、シュミレーションを繰り返して、改めて万全の体制をとってもらいたいと思う 

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