酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

いまだに慣れない家族葬というお別れ

2023-06-21 11:50:20 | Weblog
前職でお世話になった業者の元社長さんがお亡くなりになりました。
20年ほど前に第一線は退いていましたが、時々現場に顔を出していました。
数年前からは体調を崩すことも増えたと聞いていましたが、それでも杖をついて散歩を楽しんでいたそうです。
90歳を超えるご長寿、あやかりたい晩年でした。

ご家族だけで送られ、数ヶ月経ってから公表されました。
小さい会社とはいえ創業者ですから、社葬でもおかしくない方でした。
そうだったら私にも元仕事関係者から連絡が来たはずです。

静かなご葬儀は、ご本人の強い希望だったようです。
大々的な葬儀になれば自分の会社にも関係各所にも負担がかかります。
それを気遣ったのでしょう。

私も経験ありますが、葬儀を行うのは実に大変です。
最近ではだいぶ合理化・簡略化されてきましたが、それでも大変です。
ですので家族葬にする気持ちはよくわかるのですが、それでも最後のお別れができないのは寂しいものです。

昨年亡くなった私の親戚は、仕事の関係もあって大規模な葬儀でした。
関係者も高齢化しており参列者も大変だったでしょうけど、それでもお別れできて気持ちの整理がついたという話をよく聞きました。
私自身、棺を持ちお骨を拾うことで少しだけ気持ちに整理がつきました。

こういったことがあるたびに葬儀は誰のためのものなのかを考えさせられます。
答えはないのでしょうけど、やはり優先すべきは故人とご家族の意向なんだろうと思います。
お別れに行きたかったと言うのはわがままなのでしょう。
しかし、それでも・・・という気持ちは残ります。

難しいですね。
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