酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

電験三種、私から見た科目別の難易度

2012-09-05 08:15:26 | 資格試験
挑戦4年目、私が感じた難易度です。

理論と機械の難易度はほぼ同じだと思いますが、性格が違う感じがします。
深く完全に理解することを求められる理論に対して、機械は範囲がうんと広いけど、やや浅い感じがします。
浅いというか、変化球が少ないというか。
機械が楽とは言いません。範囲が広い分、大変です。
でも、理論ほどひねられた問題は少ない気がします。

電験三種の場合、60%取ればほぼ合格です。
昨年(平成23年度)は各科目とも55点取れば合格でした。
機械の場合、変圧器や電動機などの基本を押さえておけば、40%位は取れます。
ここから15%増やすのがまた大変なのですが、押さえるべき40%が35%になったらもっと大変です。
まずは基本となるところをしっかり押さえておく方がいいと思います。
2年以上の計画でしたら、思い切って初年度は基本以外の苦手な分野は捨ててしまうのも手です。
まずは確実に出題されるであろうものを押さえましょう。

もし理論が簡単だと感じたなら、それは脳が電気向きだということです。
仮に機械が超苦手だとしても頑張れば絶対に克服できる人です。
そういった脳を持っている人が羨ましい。
理論が苦にならない頭脳であれば、他の科目だって時間をかければ大丈夫です。
私は最初から理論を学んでいたのに科目合格できたのは3年目でした。
その前にも半年ほど勉強したこともあるので、それを考えたらもの凄く苦戦したわけです。
これに対して機械は2年で科目合格、しかも理論と平行しての2年間ですから、いかに理論に苦労したかが分かります。

法規と電力は、理論や機械に比べて半分以下の難易度だと思います。
特に電力は理論と機械で得た知識をかなり生かせますから、理論と機械を取ってから学ぶと楽だと思います(今の私がそう)。


最初に勉強するのが法規や電力だと科目合格はしやすいでしょうけど、難関の理論と機械で苦労すると思います。
理論、機械の順で学んで、余裕があるならこの2つあるいは法規を平行して学び、電力は一番最後にするのが効率的です。
もし余裕がありすぎるなら、電力以外の3つを平行して学び、電力は試験直前に勉強しても間に合うかもしれません。
とにかく理論、次に機械、この2つを後回しにするのはお勧めできません。

私の主観では、理論の難易度を100としたら、機械90、法規40、電力35。
勉強に費やす時間もこれに比例するはずです。
最初に電力を取って喜んでも、その倍以上に難しい科目が2つも残ります。
どうせ4科目全て取らなければ合格できないのだから、それなら理論と機械を先にした方がいいです。

そして、3年経っても手ぶらだったら諦めることも必要です。
まじめに3年勉強して理論も機械も受からないようなら、それは勉強方法が悪いか適正がないか、いずれにしろ同じことを続けるのは無駄です。

・・・いまだ受かっていない私からのアドバイスですので、説得力はイマイチかしら。

試験まで残り数日、頑張りましょう。
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