酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

2010大田原マラソン完走記

2010-11-24 06:52:57 | マラソン大会
大田原マラソン 新旧コース高低差

ここ2年ほどの低迷を打破すべく、気合いを入れての参戦でしたが惨敗でした。

最近にしては練習は十分だし体調管理もうまくいきました。
天気は私にしては珍しく雨で、久々に傘を持っての参戦でした。
気温が11℃と寒さはなかったのと、現地では小雨になっていたこと、スタート直前に上がったことなどから、雨によるダメージは最小限でした。

今年から新コースになりました。
旧コースは40m程度の高低差が2回とほぼフラットな2周回コースで、スピードコースでした。
今年からは交通規制の関係らしく1周回コースになったのですが、24km手前までは下り基調、そこからゴールまでは上り基調と行ったV字型の高低差です。
24km付近から33kmまでは高低差60mの長い上りがあり、さらに35kmまでの2kmで30m以上の上り。
その他にも細かいアップダウンはありますが、コース全体での高低差は90mほどあるようです。

気温は終始11℃前後と寒さは感じない絶好の気温、曇天で時々雨がぱらつく中スタートしました。
スタート直後の混雑とペースがつかめなかったことで、5kmが25分を大幅に越えており慌てました。
5km25分を切って3時間半を切るのが今回のノルマです。
(実は、もっと上を狙っていたのですが。)

10km地点でペースを挽回し、そこからは後半の坂に備えて貯金するべく走りましたが、中間点すぎに3時間半のペースメーカー集団に抜かれるなど、スピードに乗れません。

23kmまでにも小刻みな高低差はあったのですが、それはアクセント程度。
23km過ぎからは長い上り、33kmからは傾斜がきつくなり35kmまで続きます。
しかもこの辺りから風が強めの向かい風になり、歩き出したり大幅ペースダウンする人が出始めました。
結局私もキロ5分ペースは25km地点までで、30kmまでは26分、35kmまでが26分半、この区間だけで2分半の借金。
中間点での貯金は1分に満たない程度だったので、もう30km地点で3時間半は無理だということがほぼ決定です。

今回の数少ない収穫は、それでも諦めずに最後まで気持ちを保てたことでしょうか。

35km以降は下りも手伝って25分10秒、それでも借金は10秒増えています。

銀杏の落ち葉を見ながらの終盤、数キロですが気持ちよく走れました。
(後で見たら38-40kmの平坦路らしい。平らだと楽だ。)
40kmからは最後の上り、スタミナが枯渇していましたが最後はしっかり走れました。

結果は3時間半どころか35分は切れたという程度、トホホ。
まあ、これが実力で、坂だの向かい風だのを言い訳にするつもりはありません。
自己ベストを更新できる人は、どんな条件でも更新できるのですから。

沿道の応援は少なめだけどとても暖かく、好きな大会です。
ただ、私にとってこの時期の大会は記録狙いですから、このコースだと来年も出るのはちょっと辛い。
勝田全国マラソンも坂がありますが長く続く坂ではないので(調子が良ければ)アクセント程度で済むのですが、大田原のこの坂はきついよ。

この時期の他大会といえばつくばですが、人が多すぎて…。
来年どこにするかはじっくり考えますが、少なくとも私の脚ではこのコースでの記録狙いは無理。
かといって完走目的で参加するのに高い交通費を払うのはちょっと。

まあ、このコースでもしっかり走れる脚を作るべきなんでしょうけど、正直この2年ほどのスランプを考えると、どこでもいいからいい記録を出さないと精神衛生上よろしくないんですよ。

マラソンは交通規制で多くの方に迷惑をかけるスポーツです。
地元の方々、ご迷惑おかけしました。
沿道からの声援ありがとうございました。
手を振ってくれた多くのお年寄りの笑顔は、本当に嬉しかったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする