スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

見つかった「一両?」の実

2008-11-18 12:20:15 | 出来事

昨日、庭にある「赤い実」を紹介しましたが、二つの実を洩らしておりました。
一つは「ハナミズキ」の実。赤くなった葉っぱに隠れていて・・・。
もう一つはアカネ科の「蔓蟻通し(ツルアリドウシ)」の実です。

この「ツルアリドウシ」は、今年の夏、吉野の山奥で採取してきたもので・・・・何とかまだ赤い実を付けておりました。
日陰となる棚の奥に置いていたため・・・忘れられた存在で・・・・。

本種に「蟻通し(アリドウシ)」、俗称「一両」と言われているものがあります。
本家の茎には、鋭いトゲがありますが、「ツルアリドウシ」にはトゲがありません。
花の形・実の形が似ており、ツル性であることからとか名付けられたようです。

十両・百両・千両・万両・・・・そして一両の「蟻通し」によく似た「蔓蟻通し」を加えて、お正月には、「千両も万両も有り通し」と・・・・めでたい縁起モノにしたいのですが・・。

でも、ニセモノではダメですね。ホンモノの一両の「蟻通し(アリドウシ)」を探しに行かなくっちゃ!


▲「蔓蟻通し(ツルアリドウシ)」の実。本家の「蟻通し(一両)」とよく似ていますが、ツル性で茎にはトゲがありません。

▲鉢に植え、日陰で育てています。まだ赤い実が3個ほどついています。春になれば、白い花が咲くそうですが・・・・楽しみです。




▲「一両(アリドウシ)」の実です。トゲがあります。

コメント (5)
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