昨日は、元会社のOB・OGが集う地域別の「関西エリア」設立に向けての準備会合に参加してきました。
西日本が09年度に、東日本は10年度に・・・8エリアが徐々に誕生することになります。
既に、役員・管理職だけの集う会があり、九州エリアも今年から誕生。全退職社員を対象に設けられるのです。
会合の後、懇親会が催され、ちょっと飲みすぎました。今朝まで、おチャケが残っておりました。
先日、大阪市立美術館で開催の「国宝・三井寺展」を訪ねたとき、会場で古書が販売されていた。
最近、「古書」に興味づいている私は、ついつい買ってしまった。
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いずれも昭和4年~10年の発行本である。
この中の一冊に、先日このブログでも・・・
『「小野道風」が書いた勅書(天皇の大命を布告する公文書)があった。「勅 慈雲秀嶺」にはじまる文・・・・さすが三蹟と言われる道風34歳の書・・・量感あふれる重厚な書体に・・・うっとり見入ってしまった。』 と記した「小野道風」の「勅書」の一部が載っていたのです。
ページをめくっていて発見したのです。
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▲道風の書『智証大師賜号勅書』(右側:勅慈雲秀嶺仰則弥)
他にも、弘法大師の書、嵯峨天皇の書、菅原道真公の書などなど。いずれの書にも解説が付いている。素人にはありがたい。読み物としても楽しめる。
先の「勅書」は、会場内では写真が撮れず・・・何とか書体が手に入らないものかと・・・思っていたところだったので・・・ラッキーです。
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▲「紀貫之高野切」(守山のほとりにてよめる 貫之 しらつゆも時雨もいたくもる山は下葉ののこらずいろづきにけり)
『紀貫之高野切・古今和歌集 卷五、八』も手に入れました。
『古今和歌集』は和歌の規範とされているとか。また、高野切の筆者は古来紀貫之(882-946)と伝承されてきているそうですが・・まあ、そんなことはどうでも良くて・・・書道の手本としていつか使えるかもしれないために(と、思っているが・・・)買ったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c5/de3f275774fc0be7743b414b1acb592b.jpg)
▲「昭和新選 碑法帖大観」 『智永真蹟千字文』です。隋時代第一番の書家の手本書ですが・・・
ついでに、『智永真蹟千字文』です。
内扉に「碑法帖大観」と書かれています。解説文も載っていますが・・・漢字が難しくて・・・。何とか文字を拾いながら進むと・・・・
「智永」とは人の名前で、隋の時代第一番の書家。書道入門の絶好模範して使われているという。
同じ文字を左右の行に書き分けている。これが千字あるのです。
まあ、これらの手本書は、本棚に積んでいるだけになると思われますが・・・・時々、眺めて・・和紙の手触りだけでも楽しもう・・・と思っております。