スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

『怪傑えみちゃんねる』万歳!

2008-05-25 11:00:40 | 出来事

関西の主婦代表から、いまや全国主婦代表に格上げした上沼恵美子の『怪傑えみちゃんねる』という番組が面白い。
したい放題、言いたい放題、関西人のノリとツッコミを上手く画面に出した”関西らしい”番組で、毎週楽しみに観ている。

月曜日午後7時から1時間、関西TVで放映されていて、キムタクの「ゲッ9」ならぬエミチャンの「ゲッ7」なのだ。

上沼の亭主ボロクソ発言、姑イジメ、芸人ダメ出し発言、エコヒイキ態度など・・・毎回、キレのある毒舌と巧みな話術で・・・・わが家でもニヤニヤしながら観ているのだ。

毎週、ゲストを迎えての過激すぎる爆笑トークで、ついついホンネを喋っているゲストの顔が面白い。出演にはよほど覚悟が必要で、二度と来ない(呼ばれない)人もいるのだろう・・・と推察する。

いつもネタとなるのが、最近ウクレレを弾き始めたダンナのこと。ダンナもTV局のエライさん(だった)から、仕方あるまいし、姑も漫才師をヨメに貰ったときから諦めていたとは思うが・・・でもここまでイビラレルとは・・・思ってもいなかった事だろうし・・・(でも、これは計算づくかも・・・)。
日頃、思っていても口には出せないことを、画面から聞く事が出来るのだから・・・ついつい観てしまう。



私が、気に入っているのは、
①問題発言に、「ピーッ」という音消しが入るのが多い番組だ。嫌いなタレントの名前をピーッ無しで喋ることもあるから、恐いモノ無しの存在。

②好き嫌いがハッキリしていて、収録時、男女を問わず嫌いな出演者への言葉の投げかけが少なく、振りのかけ方が全く違う。(嫌いな場合は無視、またはゾンザイなのだ。)

③番組のオープニングで、太平サブローとの掛け合い漫才(ではないが、二人の息が・・・)が絶妙。これだけでもヘタな漫才の1本分の価値あり。この場面を寄せ集めて、DVD化もOKだ!

④息子の悪口は絶対言わない。(ここは、血筋を分けた母親の立場か? そういえば実家の父母の話題を聞いたことがないのはオレだけか?)

⑤息子の嫁候補になりそうな女性出演者には、他のタレントとは歴然とした態度・言葉づかいが見られる。(視聴者として、判定し易い。いままで3名ほど・・・。)

⑥中元・歳暮・貢物・楽屋見舞いの届く、出演者には優しい態度、それ以外の出演者には「貰ってない人やから」・・・とハッキリ言って暗に催促・・・・。言葉の恐喝・・・・。日頃のえみちゃんとの人間関係が分かるのだ。

⑦でも、他のヒトをボロクソにこき下ろしても、自分と同類のこともサラリと自虐的に・・・
『年をとると、鼻の脂は出てくるのに、カカトはかさかさになってくる。』
『歯ぐきは痩せるけど、腹は太ってくる。』と・・・見事に開き直り。
尤もだ・もっともだ! と拍手喝さいだ。

『怪傑えみちゃんねる』・・・怪傑ゾロ・・・怪傑黒頭巾・・・この流れからきているのか・・・強いモノに立ち向かう庶民の味方だ。
でも、決して政治の話題には持っていかないのだ・・・あくまで、庶民の立場(大阪のおばちゃんの立場)からの目線発言だ。

関西には「やしきたかじん」という、強力個性の歌手?というかトークの達人も居る。たかじんも、「ピーッ」が多い。
昨日の番組でも、これも「ピーッ」の多い「藤山直美」と共演していた。

これだけ関西に芸達者が出てくれば、テレビをつければいつも「ピーッ」ばかり・・・・。
出演者だけが楽しんでいる番組(?)になってしまいそうだ。

でも、やっぱり面白いから、観てしまう。
関西番組は面白い。

コメント (2)
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