早朝4時半頃、ツバメとウグイスの鳴き声に起こされます。
空がボーッと白みかけている頃です。
まだ、眠いのですが・・・でも寝付かれません。寝返りを打つたびに筋肉と関節が痛みます。
さて、この筋肉痛・関節痛の原因は、去る日曜日に行われた農業用水路の清掃・補修作業からきています。
水田の地主11名で行ったのですが、この傷み・疲れは2~3日あとからヒドクなってきます。やはり、年のせいなのでしょうね。
今朝も、傷みは少し残っています。
特に今回の作業は、水路の補修という重労働。土手が幅4m、高さ1mにわたって壊れており、150袋の土嚢袋を積みあげ、杭を打ち込み・・・まさに土木工事なのです。
業者に発注するまでには至らず・・・との長老の判断です。
昔から、用水路は自分達の力と知恵で守ってきたのです。
日頃体力を使うことの無いモノにとっては、過酷な重労働です。「過酷」と感じる兼業のサラリーマンも頑張っています。
今年は、昨年より2名ほど減ってます。水田からの撤退です。
一人当たりの「過酷さ」が増すことになっているのです。
私は、中学生の頃に田植えや稲刈りを手伝ったことはあるものの、今は全く農業オンチ。
水田を父親から受け継いだものの維持管理ができず、今更、体力も機械も持ていません。
かといって放置しておくことも出来ず、大規模農家の方に管理費を払って維持管理して貰っているのです。
わが家と同様、周りでも管理委託される地主も増えてきているようで・・・
でも、この方が止められれば・・・どうなるのか・・・・。
農業従事者の高齢化、米作りの採算の悪さ・・・わが国が抱える食料自給率改善を目指すためにも、農業の見直し・土地の有効活用・・・まだまだ取り組む課題がありそうです。
傷むのは関節・筋肉だけではありません。
これからのことを思うと心も痛みます。