スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

木に雪が・・・・「なんじゃもんじゃ」の花

2008-05-22 09:04:38 | 奈良県の「巨樹・奇木」シリーズ



5月12日には、まだ咲いていなかった「なんじゃもんじゃの木」の花。
やっと、咲いている花を見ることができました。

この木の存在を知ってから待ちに待った花です。

正式名は、「ヒトツバタゴ」。モクセイ科東アジア原産です。
「タゴ」とは、トネリコの別名で複葉ですが、この木は単葉なので一つ葉のタゴなのです。

<昨年2月の木の様子です。>

<今年5月の木の様子です。>

枝先に、雪が降り積もったように見えます。

モクセイ科の落葉樹ですから、甘い香りがするのでは・・・ということで、ご近所の方に、その香りを聞いたのですが・・・『さあ、匂ってないなぁ。』とのこと。

また、「木の辞典」では、実も成るということが書かれていたので、秋にはどんな実が成るのでしょう? とも聞いたのだが・・・『イヤ、見たこと無いナァ。』とのこと。

なんじゃ、本当にこの木が「なんじゃもんじゃ」なの?

本によると、実は長さ1cmのタマゴ形。はじめは緑色だが9月頃に黒紫色に熟し、表面は粉白色を帯びるとか・・・・。
でも、昨年の2月に訪ねたときは、実は無かったのだが・・・。
また、秋に確認に来なければ・・・・。


▲ちょうど、満開でした。見頃は1週間位しかないとのこと。

▲7~10cmほどの花房が枝先についています。

▲個人宅の庭にありました。自宅を建替えるため、かなり木を剪定され小さくなったとか。

▲樹高は30mにもなるそうですが・・・。この木は20m以上かな?

コメント (7)
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