いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

暑中見舞いは

2005年07月17日 15時49分57秒 | Weblog
     暑中とは、24節気中の「大暑」にあたる期間のことで、

    7月20日頃から8月8日頃の立秋(今年は7日)の前日
 
    までをさすと言われています。

     ですから、暑中見舞はこの間に相手に出すのが礼儀とさ
  
    れています。
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昨日も今日も

2005年07月17日 15時31分35秒 | シルバー社交ダンス風景
 昨日は、家内の友達4人と夜のダンスホールへ出かけた。
今日は、出演する歌手の誕生日とかで、ダンスの合間に追っかけ女性達の華や

かな応援と掛け声。また、同行の女性の中にTVによく出演している男のおばあち
ゃんもジルバ、ルンバと元気に踊る。

 これはいい機会と、かの歌手とおばあちゃんとのツーショットをカメラに収めた。
昔は、かの有名な○○でよく踊ったものよと、生ビール一を飲みながら頬が徐々
に朱に染まっていった。

 ジルバでは、回転させると「おおー」と声をあげ、続けると「おおー」の連発に
テーブルからは温かい笑え声が耳元に届いた。気持ちがいいと彼女の一言。

 今日は例によって、体育館でのパーティーで57名参加。兎に角暑い。汗が玉に
になって落ちる。女性は、顔に汗の玉をいくつも付けての真珠顔。

 風呂に入ってから飲むビールうまいなー。横になると瞼が閉じるので、意を決し
て画面へ。これから、昨日のスナップの抽出作業……

女房、ごろ寝中にもう一本飲み干した。明日は、&孫が二度目の里帰り。
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見えない川 (第21編)

2005年07月17日 14時54分28秒 | 娘のエッセイ
 また、あの目だ。私服に着替えた途端、ジロリと上から下まで値踏ぶみする様な
C恵の目つき。いつものことながら決してなじめない。C恵に「疎まれている」と

感じ始めたのは、転職後まもない頃だった。嫉妬の内容も仕事・男性・服装など実
に豊富で、あきれるばかり。だからかえって気にはならなかった。それに、現実に

は疎まれる程よいことばかりではなく『下心付きフランス料理』を断り続けた結果、
一年間仕事をくれなかった男性管理職もいたくらいであった。が、私が知らない間
に、C恵のそれらの感情は大きく膨れあがっていたのである。

 今年の二月、ある事件が起きた。女子更衣室のロッカーにあった私のコートの裏
地、右脇付近の合計四ヵ所がハサミによって無残にも切り取られていた。

 悩んだ末、女性の先輩であるTさんに相談した。Tさんも、すぐにC恵の仕業と思
ったらしい。それほど彼女の私に対する嫌がらせは、最近ひどかったのである。

それ以後、会社にお洒落をしていくのはやめようかと思ったこともある。けれど、
お洒落大好き人間の私にとって、それは実行不可能なことだった。

 そして、あの疎ましげなC恵の目を見るたびに、負けを自覚している彼女を知る。
「あわれだ」ある日、ふとそんな感情が心を横切った。

 先日、社内のある男性に切られたコートの写真を見せた。事情を知った後で
「かわいそうだな」と彼が言った。

「どっちが?」と私が聞くと、

「うーん」と唸ったまま彼は黙ってしまった。

 思うに、人と人との間には必ず川がながれていて、川の大きさや形はその人同士
の関係によって、運河だったり小川だったり、橋があったりなかったりするのでは
ないだろうか?

 今、私とC恵の間には大きな川が流れている。その川は日毎に川幅を広げている
ようだ。目に見えないその大きな川に、C恵の岸へ向かって橋をかける気は、
私にはもうない。



 
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