blog ・( 朝まで生テレビ )
マスコミ批判に終わった、朝まで生テレビ ( テレビ朝日 )。
今に始まった事ではないが、マスコミ現状のひどさが、またまた明るみになった、朝まで生テレビであった。
My Spaceは今までマスコミ批判を数ページ書いていますが、今回の朝生テレビでもマスコミ批判がふきだした。
番組の趣旨は「政権選択選挙」を討論の主題に進める筈だったが、その多くの時間がマスコミ批判に使われた様に思います。
要するに、今のマスコミは国民に迎合し過ぎているし、政権政党の太鼓持ちばかりで、権力者である小泉内閣に批判すら出来ない。
首相、ぶら下がり記者の、なんとも間が抜けた質問の数々、全くもって記者魂である、権力者への毅然たる姿勢が全くもって感じられない、と言うものであった。
きょうの朝生テレビは、部分的には激しい討論となりましたが、聴いている側からは、的外れな意見を言っているとしか感じなかった。
例えば、年金問題、自由民主党、公明党は全く持って現在の国民年金制度が行き詰まっている事を認めようとしない、それは、四割を超える年金の、掛け金未納者である。
その事に付いて、全く触れない政権政党は、一体何なのかと言いたいです。
自衛隊のイラク撤退に付いても、これこそ、イエスかノーの問題だと思う、駐留延長なら、その様に国民に選挙で問えば良い事で、うやむやな答えしか言えない自由民主党・政権政党はそれすら説明出来ない、全く持って何の為の選挙なのか、情けない。
郵政民営化法案が通らなければ、改革が進まない等の小泉首相の言葉は全くナンセンスであり、虚しいだけである。
要するに、自由民主党内の権力闘争を選挙を利用して、反対派議員を党から追い出す為に、解散総選挙を小泉首相は断行しただけである、その他に何があると言えるでしょうか??
小泉首相のワンフレーズな口車に乗せられた有権者、何とも情けないとしか言えない、郵政民営化で何が変わりますか、何にも変わりません。
変わると言っているのは、郵貯、簡保を狙っている財界や投資会社の人達(グループ)だけじゃありませんか。
具体的に何が変わるか、ハッキリ言って、な~んにも変わらんでしょうね。
いかにも、郵政民営化で税金が軽減するか如く言われていますが、郵政関係者には税金は使われていません、公務員が減るといっても何ら関係ない事です。
郵政を四分割した処で何が便利になるのですか??、なる訳無いでしょう、単なる地方切捨てが結果として何年後かに表面化するか、税金を入れるかの問題になるでしょう。
また、国際間の取り決めである、ユニバーサル・サービス、日本だけの問題では無い、外国からの手紙を期日に配達する事も求められる。
郵政が民営化して何が変わるのか、また、何を国民は求めているのか、未だに解らないし聞こえて来ない。
そもそも、郵政民営化を誰が言い出したのでしょう、国民の為に便利になると言って???
*-*
追記(28日): tamon さん から >郵政民営化で何も変わらないという事は無いはずですよ。<のコメントを頂きましたので、皆さんもコメントを読んでください。
My blogで書いた郵政民営化で何も変わらないと言った事の内容は、一般的な郵便事業に対して書いたつもりでした。
今の金融市場は、金余りと言われています、そこに、郵貯、簡保の資金が、どの様に流れるかは、先の事でハッキリ言って解りません、郵政民営化の時に、経済や金融がどうなっているか、予測困難です。
考えられるのは株高です、しかし、本当の事は解りません。
2005年 8月27日 -景趣-